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プロローグ13 【9月21日/部活見学4日目】1/残りの【部活見学】

 今日は、9月21日、【日曜日】だ。

 【アルバイト】は2日目のお休みとなる。

 朝起きて、まず、今夜の【部活見学】を【何部】にしようか決めようと思った。

 昨日見た【部活リスト】の中から何か探そうと思う。

 【第2夜】で見学した【異世界チート部】も相変わらずあったが【第4夜】も同じ【部活】では芸がない。

 別に、同じ【部活】を繰り返し見学してはならないと言う事でも無いだろうが、出来れば、違う部活を見学したいと思う。

 順番としては、【現実には無い部活】の番なのだが、昨日、気になる【部活】が【リスト】の中にあったのを思い出した。

 これも【現実には無い】と言えば無いのだろうが、【ファンタジック】な感じでも【SFチック】な感じでも無い。

 だから、部類としては【現実でありそう】な【部活】として考えられる様な気がする。

 その曖昧な【部活】の名前は、【グッズ創作部】である。

 【部活】としては無い様な気もするが、もしかしたら変わった校風な学校などでは、そう言った【部活】も存在するかも知れない。

 だからどっちで考えるか判断に迷う所だが、【第6夜】は、【ファンタジック】か【SFチック】な【部活】を選択すると言う事で納得する事にした。

 どうせなので、この機会に残りの【第4夜】から【第7夜】までの【部活】を何処にするか決めておこうと言うことにした。

 まず、【第4夜】は、昨日からちょっと気になっていた【グッズ創作部】と言う事にしようと決めた。

 ちょっと【雑談部】では無く、【グッズ創作部】にすれば良かったと言う後悔もあったが、見学してみると【雑談部】も参考になったので、それはそれで良しとしようと思ったおだった。

 こうして考えると【7夜】と言うのは意外に少ないのかも知れない。

 つまり、7種類までしか【部活見学】をさせて貰えないと言う事だからだ。

 この7種類だけを参考に、その後の【初等部4年生】で1年間、どういう【部活】にするか決めなくてはならない。

 いや、違うな。正確には決まっている。

 1年目はそれにしようと、心に決めている【部活】がある。

 だけど、【部活見学】の【7夜】はそれとは違う【部活】を見学しようと思っていた。

 面白かったり興味があったら、2年目となる【初等部5年生】になった時に、その【部活】に【転部】する事もあり得ると考えていた。

 【初等部】だけは一年ごとに【転部】が認められている。

 だから、一年を通して、面白く無かったら、【転部】して、違う【部活】を体験する事も有りなのだ。

 流石に、一年経たずして、【転部】を選択したら、ペナルティーの対象になるので、そうなった場合、【院等部】に行けなくなる。

 【芳一】には叶えたい願いがあるので、例え、卒業までに20年かかったとしても【部活】を続けたいと言う思いがある。

 だからこそ、一年目の【初等部4年】で(つまず)く訳には行かない。

 なので、堅実に自分が一年間は続けられそうな【部活】をと決めていた。

 その前に【第4夜】から【第7夜】は【別の部活】を見学しようと思っているのだ。

 【第5夜】については【アニメ制作部】にしようと思った。

 彼自身も【アニメーション作成ソフト】を使って簡単な【ループアニメーション】は作れるが、本格的な【アニメーション】と言うものをどうやって作るのか見てみたいと思っている。

 もちろん、【夢の異世界】での【制作】なので、【現実の制作】とは異なる【作業】になるとは思うが、それでも、この【部活】で活動している【部員】達が、どんな【アニメーション】を作るのか参考までに見てみたいと思ったのだ。

 【第6夜】は、【異世界交流部】と言う【部活】にしてみようと思っているが、これはあくまでも一応キープしたと言う事になる。

 なぜならば、【参加人数】が【1】だったので、この【夜】にタイミング良く、【部活】をしてくれるか未定だからだ。

 それだけ、【マイナー】な【部活】と言えるかも知れない。

 ここが駄目なら、【ファンタジックな部活】か【SFチックな部活】をその時にチョイスして選択しようと思っていた。

 最後の【第7夜】だが、この日が最後なのでどんな【部活】にしようか迷うところである。

 【コスプレ部】、【オカルト部】、【Vチューバー部】、【落語部】、【俳優部】、【アクション部】、【散歩部】、【登山部】、【水泳部】、【マラソン部】、【漫才部】、【コント部】、【手芸部】、【仏像部】、【彫刻部】、【ライブ部】、【軽音部】、【脱出部】、【クイズ部】、【謎解き部】、【探偵部】、【Eスポーツ部】等々色々あった。

 どれも1回は見てみたいと思うが、どれか一つにしなくてはならない。

 そこで一番最初に名前の出た、【コスプレ部】にしようと思っていた。

 そして、一年目となる【初等部4年生】での【部活選択】だが、【ゲーム制作部】にしようと思っていた。

 プログラミングは習っていないし出来ないが、【ボードゲーム】や【カードゲーム】などは、【パソコン】などを使ったら、何とか作れそうな感じもするし、それで一年間、やってみようと思っていた。

 一年間やってみて、二年目からは違う【部活】を選択しようと思っている。

 最終的に【小説家】として大成するという【夢】を叶えるために、まずは、色んな事を体験して行こうと彼は決めていた。

 彼が色々と寄り道するのは彼のライフスタイルそのものである。

 だから、いきなり【文芸部】などで【小説】を書くよりも、色んな事をして経験を増やし、更に大きな表現が出来る様になりたい。

 彼はそう思っていたのである。

 ここで整理しよう。

 【部活見学1夜目】は【文芸部】(見学済み)、

 【部活見学2夜目】は【異世界チート部】(見学済み)、

 【部活見学3夜目】は【雑談部】(見学済み)、

 【部活見学4夜目】は【グッズ創作部】(今夜選択予定)、

 【部活見学5夜目】は【アニメ制作部】(予定)、

 【部活見学6夜目】は【異世界交流部】(予定)、

 【部活見学7夜目】は【コスプレ部】(予定)、

 【初等部4年生】は【ゲーム制作部】(ほぼ確定)、

 と言う事にした。

 ついでに言えば、

 【初等部5年生】は【コレクター部】か【カプセルトイ部】、

 【初等部6年生】は【アート創作部】か【仕掛け絵本部】にしようかな?と考えている。

 1年ずつ体験するのが今からちょっと楽しみになって来ている。

 これで大体、【部活見学】も決まったので、【日中】に【夜】どうするか?で考える時間は省くことが出来、本来の作業が出来る様になる。

 【芳一】は一端こうだと決めたら必ず実行に移す行動力もある。

 彼がこうだと決めたなら、【部活】が無いなどのイレギュラーが無い限り、この通りに行動するのだろう。

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