人生の第一歩
初登校で拙く、粗末な文章ですがよろいくおねがいします。
「あー、友達できねぇ…」
ある天気の良い校舎裏での俺の独り言だ…
友達とは友、友人のこと。ちなみにwikipedia参照。突然何故こんなことを説明したかなんてのは俺の生い立ち、はたまた今の状況にあるのは明白であり疑う余地もない。つまり今現在の現実に起因している。
「はぁ……まったく君は私を暇にさせないよ。今回も私は君が起こした問題の後かたずけをしてきた…」
「いや貴峰先生俺は別に何もしてないですよ。ホントホント、神にだって誓えます。アーメン!ほらね?」
「軽いし!アーメンは違うだろアーメンは!というより話をそらすな!!」
「あの子も泣いていた。まったくだからあれほど注意したんだ。他の生徒を泣かすなと…」
あぁそうだよ。泣かせました。でもこれ俺が泣いてもいいよね?だって、あの子俺の名字見ただけで恐怖に染まった眼をして謝るんだよ。だからべつにいいと言ったのにな!
「今回も泣かれたんですよ。どんなに努力をしてもこの家系のせいで俺の青春は真っ暗です。」
もうこれ悲劇だよな。誓ってやってるのにいつまでたっても現実はかわらない。もう神様シャイっすね♡
「分かっている。だからお前にはきてほしいとこがある」
もしかして、このあと保健室でアレな展開になるんですかね。マジすか俺心の準備出来てない緊張してきちゃったよ。って先生に限ってそんなことはないよな…
「え、あ…はい。」
思わず、マヌケな返事しちゃったよ…
廊下を二人で歩く。先生はなにやら言いたいことがあるらしい。
「三鷹。君は今日から相談室で雑務をやるんだ!そこでこの学校に少しでも貢献し印象を変える努力をしなさい!!」
え、今相談卒で雑務とか言った?少し意味がわからないんだけど…
「いや、先生俺こう見ても結構忙しいというか、あれです!家の手伝い…とか?」
「やれ?…いいな?」
うわっ…先生顔怖い怖いよ…まぁやることないし一時はしてやってもいいか。
「分かりました…雑務でもなんでもしますよ!」
これが俺の人生の第一歩だと…思う…まったくやってらんないな!!