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200字小説・300字小説

何分の一

作者: 柿原 凛

 彼女にとって俺はどんな存在なのだろう。

 世界中の60億分の1なのか。

 中国にいる15億分の1なのか。

 学校にいる5000分の1なのか。

 連絡先を知っている50分の1なのか。

 友達である20分の1なのか。

 よく一緒にいる5分の1なのか。

 世界で唯一の存在なのだろうか。

 それを知る方法は分かっている。

 でも知ってしまうのが怖すぎる。

 自分にとっては彼女は唯一の存在なのに。

 日に日に増えていく友達。

 反比例していく。何もかも。

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