The later story22
飛行機内
「何だったんだ…」
「知らないの?秋雨」
「僕は知らないよ…」
「GLは?」
「さぁ?」
「でも、敵って感じじゃ…」
「無かったよね…」
「誰かしら?」
「さぁ…」
「…GL?」
(…私は)
(どうすれば良いのよ…)
「GL?どうかしたの?」
(本当の気持ちは秋雨が伝えてくれたじゃない…)
(だったら、これ以上の何を望むの?私は)
「GL!」
(そうだ…、私は伝えてない…)
(私の気持ちは…)
(「人生は長い」)
(「だけど、長いと無限は別だ」)
(「それを考えておくんだよ」)
(「気持ちを伝えられずに終わるのは辛いのだから」)
(…そんなの、解ってるわよ)
(誰よりも…、解ってる)
「GL!!」
「な、何!?」
「どうしたの?ボウッとして」
「気分でも悪いの?」
「ち、違うわよ!」
「アンタこそ、着陸の瞬間に備えてなさいよね!!」
「う…、そうでした」
「私の気も知らないで…」
「え?何か言った?」
「知らないわよ!!」
「?」
日本
空港
「うぷっ…」
「結局ね」
「能力で適用しようかな…」
「命を削ってまでする事じゃないでしょ…」
「お-い!秋雨-!!」
「竜山ぁ…」
「遅かったな」
「大丈夫か?」
「無理…」
「メイスさんに治して貰おうぜ」
「俺もスッカリ元通りだ」
「お願い…」
「マジで…、吐きそうだし…」
「止めてよね!?」
WG学園
保健室
「…こんな物ね」
「ありがとうございました…」
「どう?大丈夫?」
「少しフラつきますけど…」
「大丈夫です」
「それにしても、情けないわね」
「生徒会のトップと副トップが飛行機の酔いに負けるなんて」
「私も思いましたよ…」
「もっと、しっかりしなさいよね!!」
「僕だって、好きで酔ってるっワケじゃないよ…」
「だから、って…」
「話は終わりにしようぜ」
「また逃げられるぞ?」
「あ!そうだった!!」
「行こう!GL!!」
「解ってるわよ!!」
ダダダダダダダ!
「…行っちゃったわね」
「忙しいな、あの2人は」
「本当よね-」
「夫婦みたい」
「キュプ-」
「モッチ-も、そう思うって」
「言葉、解るんですね…」
「火衣良ちゃんは?」
「寮で寝てます」
「今回の長旅で疲れてしまった様で…」
「そうなの」
「…で、アナタはどうするのかしら?」
「何がですか?」
「…火衣良ちゃんの気持ちよ」
「気付いてるんでしょ?」
「…」
「女性として、1人の女として悲しい物よ?」
「大好きな人に妹の様にしか見られない、ってのは」
「…好きですよ」
「俺は火衣良ちゃんの事」
「それは妹の様な存在として、かしら?」
「それとも女性として、かしら?」
「そんなの、決まってますよ」
「俺は…」
WG学園
広場
「今年も桜が綺麗だなぁ…」
「…桜が咲く季節ね」
「そして、君達が卒業する季節でも有る」
「そうだろう?」
「!!」
「!!」
「いや-、手間を掛けたね」
「…探しましたよ」
「柳舞さん」
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