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[序章]光への導き

[注意]

この小説には以下の内容が含まれています。

※最初だけしかありません。

・軽度のいじめ描写(発言等)

・軽度の自虐行為










彼女の名は時乃ヒカリ。明るくて元気そうで笑顔を絶やさないという性格だった。しかし彼女にはある悩みがあった…。


「ヒカリ、ど_して_こまでできないの?」

「ヒカリっていつも__だよね。」

「ヒカリは全く協力していないもんね。」

「ソイツ、ほっとけばいいんじゃね?」


彼女の頭の中はいつも耳障りだった。

「あぁ…いつも私ってこんな感じなんだ。」

家に帰った途端についクラスメイトの陰口や悪口が頭の中にこびりつき、フラッシュバックしてしまう。

「こんな生活なんて嫌だ。自分なんか逝ってしまえ」

そんな中ある日、彼女は生きることも苦しくなり一粒の涙が頬を伝った。



ポツン。



その時ー。彼女の家から遠くにある古い倉庫のような暗い灰から1人の人型がうっすらと姿を現した。


テレポートしたような冷気が倉庫に行き渡る。

????「…こ_はど_?」


でも彼はなぜかシャツと鎖のついたズボンを着ていてて、靴は履いている。しかし言葉も全く上手いことも言えず、謎の影で目元が隠れていて体もまだ間もない状態である。そして彼はうろうろと彷徨っていた。



古びた扉を見つけた。彼はそっと扉を開けると埃かぶった鏡があった。何の変哲もないただの鏡。しかし彼は右手を静かにその鏡に当てると。魔法のように黒い影のような霧が消え、姿を現した。


「これが…私?」

彼が最初に見た姿。

影のような淡い紫の髪、

どこか鋭いようで暗い青い瞳。

そこには真っ直ぐとした視線を向いている自分がいた。


「何か変だな…まぁ仕方が無いか。」

彼は一瞬だけ口を緩めた。ぎこちなさそうな笑顔だったが彼は自分の姿に入ったようだ。


彼はその後、さっき開けた扉の後ろ側に「何か」がフックにかけてあった。彼はじっと見つめ、試しにその「何か」を取り自分の頭に被ってみた。


「これは顔を隠すために丁度よさそうだ。」

茶色の帽子だった。オシャレをしたいのかは分からないが角度を傾けてみたり色々と試してみた。


「いいね。でもこれじゃあ隠しきれないな。」と思ったので何かあるのか彼は振り返ってみた。するとその壁に茶色の古びた布がかけてあった。布とかよりも長い襟もあるし留め具もあるからマントなのかもしれない。いやこんな偶然はあり得るのだろうか、周りの都合が良すぎるだろうか…と彼は感じながらも羽織った。


「これだったら身を隠すこともできそうだ。」

と彼はボソッと呟いた。

「まぁ一人称が私だと弱い人だな頼りない人だと思われるし…ここは『僕』でいこう。」

どうやら一人称も変えてみたようだ。



そしたら彼はふと疑問に思った。「そういえば自然には話せるようになったが、一体誰が僕を蘇らせたのだろう。」彼の蘇らせた者が誰なのかということだ。


「うん…。こんな古い倉庫の中なんて…。」

彼は倉庫の出口の扉を開き。


「置いていけばいい!」

そして優雅な足取りで彼は自信を充ちた表情を出し、彼女が住んでいる「あの町」へ真っ直ぐへと駆けていった。辺りは暗くて星空がキラキラと輝いていた。


果たして、彼はあの甦らせし者に出会えるのだろうか…。

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