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古着屋アップル 第5話 短編版

作者: 岩田 ヒロ
掲載日:2026/05/20

金曜日、詩は原宿の古着屋アップルで買ったコートを着て登校する。凛に「ママは大丈夫?」と聞かれ、詩は「カレーで治った」と答えると、凛は「今度食べたい」と興味津々。詩は心の中で“激辛を食べさせよう”と密かに思う。


塾では、蓮が詩のコートに気づき「どこで買ったの?」と尋ねる。詩が原宿の古着屋だと答えると、湊が「日曜にみんなで行こう」と提案。凛も乗り気で、詩は驚きつつも嬉しさがこみ上げる。授業が始まり、詩は勉強どころではなく、急展開に心が追いつかない。


帰り道、4人でLINE交換をし、日曜の集合場所を決める。彩葉は「親が厳しい」と言って不参加。詩は少し寂しさを感じつつも、湊と自然に二人で帰れたことに胸が高鳴る。日曜はピンクのリップをつけて行こうと決め、湊がどんなコートを選ぶのか楽しみにする。


一方、登場人物それぞれの心の中では、複雑な感情が動いていた。


• 凛は、蓮が詩に気があると確信している。自分も蓮が好きで、日曜はもっと話しかけて距離を縮めようと決意。詩には気づかれていないが、凛はずっと蓮に想いを寄せている。

• 蓮は、詩に惹かれているが、詩が湊を気にしているように見えて不安。凛に探りを入れても核心に触れられず、もどかしさを抱えている。日曜に一緒に出かけられることを密かに喜んでいる。

• 彩葉は、湊と詩の距離が近づくのを警戒。湊とは秘密の関係だと思っており、木曜の夜には自分からキスをして気持ちを確かめたつもりでいる。だからこそ、日曜の外出に湊が詩を誘ったことに不満を抱き、不参加を選んだ。

• 湊は、彩葉とのキスに戸惑いながらも、後からその意味を理解して胸がざわつく。彩葉が来ない日曜の外出に気乗りしないが、言い出した手前、行かないわけにもいかない。詩のことを話すと彩葉が不機嫌になる理由が分からず、混乱している。



そして、古着屋アップルの店長は、詩が湊に触れた“奇跡”を感じ取り、日曜に向けてコートを準備しようとしていた。ただし、子どもたちの恋模様を少し誤解しており、詩×湊、凛×蓮がうまくいくようにと、千鳥格子やグレンチェックのコートを店頭に並べる計画を立てていた。

本編はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n0234lr/5


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