【イラスト】 グラッキオ(岩蟹)の解説【モンスター図鑑】
名称:グラッキオ(岩蟹)
高さ:120m
全長:320m
重さ:30万t
初登場話:19話『崩壊する商隊』
【生態】
第一層を征く商隊の前に現れた巨大モンスター。本来であればダンジョン深部、第四層の奥地にのみ生息し、人が立ち入れるような場所に姿を見せることもないため、滅多なことでは遭遇することすらできない。
その巨大な身体が動くだけで災害にも匹敵する被害が起こり、一度戦うと後には何も残らないほど全てが破壊されてしまう。
【性格】
極めて凶暴。外敵とみなした大型生物のみならず、小型の生物でも縄張りに入れば襲うほど食欲旺盛
【食性】
肉食。大型のドラゴンから小型の人間まで、容赦なく食料にする。かなりの大食らいであるので、基本的に岩蟹の住処が近いところに巣や拠点は
【戦闘能力】
非常に高い。鋼鉄の塊を藁のように容易く叩き潰し、大砲の連射でも傷一つ付かないほどに頑強な甲殻を持つ。
長く生きた個体ほど身体は大きくなり、背中に生えた岩も大きくなる。甲殻からは粘度のある体液がにじみ出し、それが砂利や泥などを絡め捕り、時間を掛けて硬度の高い岩へと変えていくのだ。
この岩は非常に頑強であり、竜の爪や牙さえ通さないほどである。
【余談】
肉は通常のカニのように繊維質の筋肉が束になった状態で、非常に淡白な味わいだが、プチプチとした独特の食感がクセになる。辛めの酒が非常に合う。
蟹味噌は残念ながら食用には向かないが薬として非常に強い効果を持ち、様々なる用途で使用できる。特にカニミソを溶かした湯はそれだけで薬湯にもなるのでお手軽に使えるのも良い。
同じ重さの金の30倍以上の価値で取引されることが多く、もし手のひらほども手に入れられたら数十年は働く必要はないだろう。
【危険度 E -〜S+評価】
A+
遭遇した時点である程度の犠牲はやむを得ないと割り切るべし。蘇生術を使えるものを生かすことを最優先にすることが大事。
そもそも第四層の人が寄り付かないような奥地にいるので遭遇自体は低いが、稀に空腹の個体が遠出して人が拠点を構えるところにまで訪れることがあるので油断してはいけない。
【総評】
倒せば大儲け、負ければ肉体も残らない。
⭐︎一言メモ
タヌライ
すっごく頑丈なモンスターだけど、身は食べ応えがあるよ!
エルメル皇国には蟹の食べ方が豊富にあるから、色んな味わい方が出来て最高!!殻を壊すのだけは面倒だけどね。
クレバシ
焼いて良し、揚げて良し、蒸して良し。どんな調理法でも最高の肴になるからお酒が進むわ!
体に生えた鉱石、殻、肉、味噌。全てに高い価値があるから売り物としても錬金術の材料としても極上ね。
パメラ
高すぎる戦闘能力、目も当てられないほどの被害の大きさ、そして知能の高さ。どれをとっても恐ろしい敵でした……。タヌライたちがいなければ間違いなく全滅していたでしょう。
そんな強敵を食べ物にしたり、甲羅を地面に埋めて、カニミソを溶かしたお風呂にしたり……世界はとても広いです。多くの学びを得ました。




