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enerukuのホラー小説

どうして貴方は進んだの?

作者: eneruku

悪気なんてなかった

何も考えてなかった


ちょっと前に進んだだけ

少し雰囲気に流されただけ


ただ、少し気になっただけ

ほんの一歩進んだだけ


駅前の交差点

なんてことない昼下がり


イヤホンしていた女の子

携帯見ていた女の子


周りにいるのは私だけ

何も見えてないのは私だけ


クラクラ点滅する赤信号

コツコツ聞こえた足音


ぽたぽた垂れてるショーケース

ガリガリ削られた視界の色


きっとあの子はイジメにあっていたんだろう

きっとあの子はとても悩んでいたのだろう


だってそうじゃないとおかしいよ

だってそうじゃないと...


なんで足元の貴方と目が合うの?

なんで貴方は前に進んだの?


私は何もしていない

貴方は一歩進んだわ


走って逃げる女の子

それを見つめる女の子






彼女たちは交互に話しています

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