用語・地名・精霊一覧
『翠の子』の世界観に関する用語一覧を書いてみました。ほぼ備忘録です。とっても細かいので、読まれなくても大丈夫。
人物一覧は……要りようですか?
もし矛盾点や疑問点等ございましたら、お気軽にお知らせくださいませ。作者、ゆるっとしておりますので……
(どきどきどきどき)
1 用語一覧
【魔法】
精霊が行使するもの
【魔術】
精霊の力を借りて、人間が用いるもの
【失われし言語】※
今ある世界が「人の世」となる以前、世界を魔法で満たした精霊達が用いたとされる不思議な歌のような言葉。音や韻律に周囲の精霊が反応するため、練習など発音の際は注意が必要。
ただし、精霊への拘束力は全くない。あくまで「請願」の形をとる。(旧式魔術)
※ルーン文字は魔術師や一部の王候貴族、学者層によって学び習わされている。
いっぽう、精霊付きの宝石の核を用いた方法も約五十年前から提唱されており、使うのは文字のみで言語の発音は必要としない。現在はそちらが主流。(新式魔術)
【人の世】
人間が暮らす「目に見える」世界。
【異界】
人の世以外の空間全般を指す。重なっていても「目に見えない」世界。
2 地名一覧
【ケネフェル】
深い山岳地帯に囲まれた職工の国。
大陸経済の一端を担う「職工の大ギルド連合」の本拠地が副都をなし、王都よりも賑わっている。
【安寧の都】
始まりの精霊らが世界をあまねく魔法で満たしたあと、異界の一つをひらいて創ったとされる。自分達のための安住の地。
【宝玉の都】
始まりの精霊らの気紛れで招かれた、わずかな人間達によって広められた「安寧の都」の別称(推定、有史より数百年は遡る)。
ほぼ、伝説やおとぎ話の扱い。
【学術都市】
およそ五十年ほど前から各国に存在を認められ始めた謎の自治都市。
名のとおり学問を極めた人物が、世のあらゆる利権や迫害から逃れるため「どこか」に造り出したとされる。
住人の知識や技術は正式な手順(旧式魔術による)を踏めば、安価に提供を受けられる。
権威としての知名度は高いが、所在地不明のため生ける伝説に近い。
攻略を試みた国家もあるが、すべて徒労に終わっている。
安寧の都の空間に、学術都市の長の名義で門の精霊と契約を結び、三ヶ所の門を設置。それぞれ人の世の異なる場所に通じている。(人の世からの帰りは《転移》の魔術を行うしかない。転送先がどの門になるかは、門の精霊によってランダムに選ばれる)
【上層都市】
安寧の都の地表部分に造られた、人の世から逃れた人間のための街。長閑で整った街並みで、住人の大半が実は宝石の精霊。
かれらを生み出したのは、スイの精霊時代の持ち主だった宝飾細工師。
現在は水蛋白石の精ウォーラが長をつとめる。
昔は、紫水晶の精だったスイが初代の長として都市の建造や始まりの精霊らとの折衝にあたった。
【下層都市】
始まりの精霊とそれに付き従う眷属の住まう地下空間。巨大な迷路となっており、一層は炎。二層は水。三層は地の領域。
なお、洞窟の壁すべてに宝石の原石や貴金属の鉱脈が含まれている。壁が光っているのは、そのすべてに大小の精霊が宿っているから。
3 精霊一覧
【光の精(子)】
熱を伴わない。火とは別系統で、小さくも純粋な光そのもの。
【門の精霊(子)】
異界や人の世など、重ねられた空間の層、その境目を司る精霊。空間をひらいたり、閉じたり、出入りするものを選別すべく、約定と呼ばれる「鍵」を設置することもできる。
気質は妖精と似たところがあり、気紛れだが言語によって結んだ契約は必ず守る。
実体化することはないが、力の発現は蒼い光によって表れる。「始まりの精霊」のさらに上位、概念霊。
(「時」の概念とは相容れない)
【始まりの精霊】
力の司と称される。
魔法の素粒子である元素霊の大元。四代元素そのものが霊格を備えたもの。
以下、その名称と眷属となる自然霊の一例。
炎の司 火の精
水の司 水の乙女
風の司 風の精、風の乙女
地の司 地の小人、樹の乙女、森の守り手など
【元素霊】
目に見えない、世に満ちた魔法そのものを構成する素粒子の精霊。機嫌の良し悪しや漠然とした好みなどはあるが、霊格と呼べるものはない。「力」を発言した際は、それぞれの色をまとった光を残して消えて行く。(基本的には、消費ではなく還元に該当)
【妖精】
元素霊が幾つか凝り、微弱な霊格を備えたもの。羽の生えた乙女の形をとる。大抵はひどくいたずら好き。自分達を「視る」人間に対しては、好意を抱いた場合積極的に関わろうとする。力の強すぎる精霊や、邪なものは忌避する傾向にある。個体によって稀に、自然霊に昇格する。
【自然霊】
目に見える、自然そのものを依り代とする精霊。善悪の観念はない。位階が下のものほど人間の道理は通用せず、自分本位で「力」が判断基準。ごく稀に、気に入った人間を一代限りで守護することがある。異界や、人の世の一部の辺境にのみ暮らす。




