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ゼロの支配者  作者: 雲黒斎草菜
九州編
99/109

 自己消滅(Self Delete)

  

  

「あかん! ショットガンでは無理や」

 威力はあっても散弾の拡散範囲よりも広く飛び交うスズメバチの群れにはほとんど効果が無い。しかも、連中の猛攻はあり得ないほどにしつこく、かつ壮絶だった。

 幸いガウロパが機転を利かせて、葉むらの茂った木の枝をすぐさま折り、それを振り回して一網打尽にするが、何せ数が多い。次から次へと舞い襲ってくる。


「修一くん、ガウさんが背負ってるリュックからアイスエアーを出して蜂の群れに吹きかけて!」

 戦場に舞い降りた天使みたいな声でガウロパの背中を指さした。


 ガウロパは攻撃してくる蜂の隙を見て、リュックを下ろそうとするがこれが一筋縄ではいかない。手こずっていた。

「手が回らぬ。イウ! 頼む」

「よし。まかせろ!」

 ガウロパは枝を振り続け、イウが背中のリュックからボンベを抜き出す。

 二人が犯罪者と警察官だとはとても思えない光景だった。同じ境遇がもたらす絆みたいなものが生まれてきているとしか思えない。


「よし。襲ってくるハチは拙者が叩き落してやる。修一どのはボンベを。イウ早く渡せ!」

 俺はイウから投げてよこしてきたボンベを受け取るとアイスエアーの栓を開け、攻撃態勢で飛び回る蜂の群れに向かって冷凍空気をぶっ掛けてやった。途端、白く凍りついた蜂が大量にバラバラと地面へ落ちる。


「おぉ。ナイスな作戦でござるな」

「この折衷(せっちゅう)オヤジ! 武士言葉と現代言葉を混ぜるなっ!」

 イウは半笑いで怒鳴り、ガウロパも楽しげに破顔する。


「蜂は低温に弱いから、凍らすことまでしなくてもいいわよ」

 柏木さんの忠告どおり、冷気に触れるだけで飛ぶ意欲を失うようで、フラフラと地面に軟着陸するヤツらもいる。それをイウが踏みつける。確かに効率的だ。さすが科学者だと思った。


 だが蜂の数は俺たちの想像をはるかに越えていた。俺たちの防御を掻い潜って一匹が襲ってきた。


「あ、ぅぅ!」

 麻衣が首の後ろを押さえてうずくまった。

「刺されたの?」

 飛びつく麻由に、うなずく麻衣。


「んまにっ!」

 麻衣に払い落とされた蜂が地面の上でもがいていた。空中へ飛び立とうとするところを麻由にブッシュナイフで一突きにされる。


「こいつ、きっちり耐熱スーツに覆われてない部分を刺してきたで。腹立つなぁ。麻由、ミグのお土産(みあげ)や。持って帰ろ」

 麻衣は毒蜂に刺されたにもかかわらず、気丈にカニの餌にするんだと、地面に落ちた蜂を拾いだした。


「麻衣! そんなこと後にしなさい。麻由、刺された患部を摘み上げて毒を絞り出すの。それと毒針が残っていたら抜くのよ」

 こういうときの柏木さんはとても落ち着いており、頼もしいかぎりだ。

「オラーっ! くそ蜂ども、オレが相手だ!」

 イウがヤケッパチに近い態度で枝を振り回した。その間にガウロパが麻衣を引き摺って蜂のいない場所まで避難し、オレと柏木さんも後を追う。


「よーし。ここまで来たらもう心配ない」

 イウも駆けて来ると、持っていた枝をまだ飛び交う蜂の集団の中へ投げ捨てた。


「痛たたたた」

「だいじょうぶか。麻衣?」

 首スジが赤くはれていた。


「俺が毒を吸い出そうか?」

 どことなく気遣ってしまうのは白いうなじが眩しいからで、でも緊急時だし……てな感じで逡巡していたら、肩越しに柏木さんが厳しい声を出した。

「だめよ、蜂の毒は唾液に溶けるから、歯肉から全身に回って危険なの」

 そういう理由ならひとまず中止だ。


 このとき誰も慌てていなかった。一匹の蜂に刺されて死ぬようなことは無いだろう。これが本音だった。


「麻衣、大丈夫?」

 俺に代わって麻由が首筋を摘まんで消毒されたガーゼで拭き取っていた。

 ある程度の応急処置はできるものの、蜂の毒ってどう処置したらいいのかな。


「まぁ。一匹だけでよかったぜ。大群で襲われたら熊でも死ぬって言うしな」とはイウ。

「そんなに毒が強いのか?」

「いや。ほとんどはショック死だと言うけどな」

 麻衣がのんびりとガーゼを首に当てる姿を見ながら、俺たちは軽い会話をこなしていた。


「痛い? 麻衣?」

 首を傾けて患部を見る麻由に、

「うん。ジンジンしびれる感じで、めちゃくちゃ痛い」


「痛そうぉぉ」

 俺はその会話を聞いて、同じように顔をしかめていた。

「アホかあんた。痛いのはウチや」

「いや。ほんとに痛みが伝わってくるって」

 と冗談を言い合うぐらい俺たちは軟化していた。


「とにかく急いで戻るわよ。ガウさん麻衣を運んでちょうだい」

「大丈夫やって。ウチひとりで歩けるって」

「安静のほうが毒の回りが遅いでしょ。念のためよ」

「承知したでござる。さっ早く拙者の背に」

「ほんまに大袈裟やな……」

 蜂一匹ぐらいで、と俺も思っていた。


「麻衣、あなた過去に刺されたことないでしょうね? だったら大変なことになるのよ」

 真剣に訊いてくる柏木さんが異様に感じた。


「ええっ!?」麻衣は絶句。そして。

「あんた4年前にも刺されたじゃない」と代わりに答える麻由。

「そやな。お父さんたちと琵琶湖へ行ったとき刺されたよな」

「だ、ダメじゃない黙っていたら。急ぐわよ。ガウさん全力疾走で戻って! 10分が勝負よ」


 柏木さんの慌て振りを見て、急激に胸が騒ぎだした。

「ど、どうしたんです? 何を慌ててるんすか」

「アナフィラキシーショックよ!」

「アナ? フィラ?」

「そうや忘れてた。アレルギー抗体や」

「やばいで、麻衣」

 麻衣と麻由も慌てだした。それなりに緊迫して二人の口調がおかしくなっている。


「そんなに、その『アナフィラ』何とかってやばいのかよ」

「ショック症状が激しかったら、死ぬぞ」とはイウで。


「えっえっ! 蜂だろ、たかが一匹だろ?」


「蜂の毒はたいしたことないねんけど。それよりもアレルギーショックのほうが怖いんや!」

 麻衣が喋ってるみたいに聞こえるが、今喋っているのは麻由だからな。俺の頭の中はぐっちゃぐちゃで、背筋に妙な汗を滴らせていた。


 黙りこんでガウロパの背におぶさり、首筋を押さえた麻衣の顔色が、みるみる蒼白になっていった。

「ちょ、ちょっと気分悪なってきた」

「お……おい」

 落ち着かずおろおろする。何の役にも立たないどうしようもないヤツだ、俺って。


「あぁん、だめ!」

 いきなり俺の前で麻由が倒れた。


「何だ? お前も刺されたのか!?」


 麻由は刺されてないと頭を振りつつ立ち上がろうとするが、再びがくりと膝を落とした。

 麻衣を背負ったガウロパが立ち止まり半身をひねる。

「だいじょうぶでござるか?」

「ガウさんは止まらないで、そのまま走ってアストライアーへ戻りなさい。こっちは刺されてないようだから。たぶん双子の性質よ。片方が怪我すると同じ部分が痛み出すって言うやつかもしれないわ」


「そうでござるか。では拙者、ひとっ走りいたす。イウ、ついて参れ!」

「お、おう!」

 ガウロパは大きな身体を翻し、イウもその後を追ってもと来た道をたどって行った。


 茂みを掻き分けて走り去る音を耳にしながら、俺は立ち上がろうとした麻由の腕を取って、ゆっくりと引き寄せる。

「おい、どうしたんだよ?」

 苦しげな顔をもたげる麻由の足元で、とんでもない異変が起きていた。


「あ……足が消えていく!」

 無意識に飛び出た自分の言葉に、よろけそうになった。


 な、何を言ってるんだ、俺は!

 気を張り詰めて、再度、麻由の足元を睨みつける。

「き……消えていく!」

 とてもじゃないが静観できない光景に凍りつき、助けを求めた。

「か、か、柏木さん」

「なに?」

 全身の力が抜けて、俺の腕からずり落ちた麻由の足元を指さす。半透明になった耐熱ブーツの向こうが見える異様な光景。


「ま、麻由ってば!」

 柏木さんが肩を激しく揺する。その瞬間、薄く消えかけていた足がまるで電灯でも灯らしたように、現実味を帯びて俺の目の前に甦った。と同時に意識を薄っすら戻す。


「大丈夫か!?」


 俺の声に反応して、麻由は小さな声を出した。

「麻衣は……。麻衣は?」

「ああぁ。ガウロパが走って帰ってるから大丈夫だ。それよりお前どうしたんだ」

「わかんないよ。ち、力が入らないの」

「よし俺がおぶってやる。急いでアストライアーへ戻るからな」


 背中を向けると麻由は素直におぶさってきた。瞬間、俺の首筋に寒気が走った。

 軽い……。

 麻由の体重が無いみたいだ。

「か、柏木さん。これってどういうことですか?」

「解からないわ。でも確かに麻由は消えかけ……あぁぁっ!」

 柏木さんの呻き声の理由はすぐにわかった。俺の肩口から前に回された麻由の腕が、すぅっと透明になっていく。

「ま、麻由が消えていく」

「とにかく急ぐわよ!」

 俺は茂みの中を走った。しかしその異様なほどの軽さに背筋が凍えた。


 麻由を背負って走るのに何の負担も感じない。存在感がまるで無いのだ。でも俺の肩越しから麻由の息づかいが伝わって来る。確かに俺の背中には麻由がいる――にもかかわらず、彼女の存在が薄れて行く。冷や汗がコメカミをつたって顎から耐熱スーツに落ちた。


「双子の片方が変異体の蜂に刺されたら、残ったひとりが消えるんですか?」

 俺は堪らず、後ろを駆けてくる柏木さんに訊いた。

「ば、バカな。そんなこと宇宙がひっくり返ったってあるわけないでしょ!」

 いつもとは違う苛立ちを見せた柏木さんは、真剣に怒っていた。俺に向かってではなく自分にだ。今起きている現象があまりに奇怪なことで、説明のしようがないのだ。




 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆




 ガウロパに遅れること、数分で俺も到着。乗降口を駆け上がって後部格納庫に飛び込んだ。すぐに柏木さんも飛び込んで来ると、肩で激しく息をしながらも、はっきりとした声で天井へ命じた。

「ランちゃん、はぁはぁ……。二人のバイタルモニターを開始して……はぁはぁ。急いでバイオロギング(生体記録)しなさい!」

 膝に手をついて、何度も大きな呼吸を繰り返す柏木さんに、ランちゃんは平然と報告する。


『麻衣はアナフィラキシーショック症状を起こしています。エピネフリン、及びステロイド剤の投与を要請します』


「くっ!」

 胸を引き裂く衝撃のメッセージを受けとめつつ、俺は空気と化してしまった麻由を背中から抱き下ろした。

 ベッドへ寝かした麻由は腹部から下が透けていて、敷布が素通しで見えた。恐怖で怯えた俺の胃袋は鉛を飲んだみたいに重く沈み。意味不明なものが込み上げてきて喉の奥を刺激した。


「麻由。どうしちまったんだよ……」

 見てはいけないものを隠すように、急いで毛布で覆った。


「修一さん、どうしたのですか?」

 麻衣のベッドにしがみ付いていたミウが、悲痛な表情を浮かべてこっちへ飛んで来た。こんなに感情をむき出しにした姿は初めて見る。いつもの冷然としたミウではなかった。


「麻由さんも刺されたのですか?」

 強く首を振る。言葉で説明できる症状ではない。でも未来組なら何か解かる気がして、祈る気持ちで毛布をめくって見せた。


「あ――っ!」

 驚愕よりも戦慄に近い強張った顔になり、ミウは悲鳴にも似た声を上げる。

「自己消滅(self delete)現象!」

 聞いたことの無い言葉を吐き、その小柄な身体を震わせた。


 だが俺はわずかに弛緩した。症状を知っているのなら対処方法もあるはずだ。それが例えどんなに困難なことであろうとも、やり切ってやる。


「よかった。心当たりがあるんだな? ミウ、何なんだこれは! 教えてくれ」


 救いを請う俺の前でミウは凍りつく。

「ぱ、パスが通じてる。どうして? 姉妹では有り得ない」

 血の気の引いた真っ白な顔を強張らせ、西洋人形のような白い指をぶるぶると震わせていた。


「おい、どうしたんだよ。ミウ?」

 怪訝に顔を寄せる俺の姿が見えていないのか、切り揃えた前髪を震わせて押し黙ってしまった。

 一言も語らなくなったミウに代わって、イウが真剣な表情で言い切る。

「その子の過去が侵されてるんだ」

「過去が侵される?」

「そうだ。過去の流れが異なる方向に行こうとするので、その先に存在するその子が消えていくんだ」


 突拍子もない説明だったが、思い当たる節はある。


「じゃあ。例の超未来人の仕業だな!」

「違う……」

 ポーズが解けたみたいに顔を上げたミウは蚊の鳴くような小さな声で否定したが、呼気を整えるといつもの平たい口調に戻した。

「時空震はカロンに関係しています。麻由さんの存在を削除したぐらいで、影響は出ないでしょう。それなら良子さんを狙うはずです」


『麻衣の血圧が危険値まで下がりました。さらに呼吸困難になっています。高濃度の酸素吸入が必要です。麻由は意識が無いだけで、生命活動そのものに変化はありません』

 ランちゃんの報告がミウの言葉を遮った。


 天井から降りてきていたバイタルモニターには、色とりどりの光の粒が点滅していたが、そのほとんどが赤色に塗りつぶされている。誰が見てもやばい状況だと判断できる。その光景を眼前にして、俺の心臓が絞め付けられた。


「ここでじっとしていてもダメよ! まず呼吸を促さないと」

 張り詰めた声を放って柏木さんが動き出した。ガウロパに手伝わせて、アイスエアーのボンベに長いビニールホースを接続。室内をグルグル這わせて、冷却空気を暖める装置を作った。これで即興の酸素吸入器になるらしい。


「肺へはどうやって酸素を送るでござる?」

「カビ毒マスクを通して麻衣の口へ送り込むのよ」

「なるほど。よしオレがマスクを取って来てやる」

 イウがギャレーの棚へと走った。


 麻衣と麻由が正気を失い、青白い顔色で横たわる姿を目の当たりにして俺はますます苛立ちを(つの)る。胸が張り裂けそうに軋み、両腕がブルブルと震えた。

 何から手を出したらいいのか、舞いあがった脳ミソは正しい答えを導き出すことを拒否するし、足は床に張り付いたまま動こうともしない。


 とにかく落ち着け、俺――。

 自分に言い聞かせる。冷静になって判断するんだ。

 まず、切迫しているのは麻衣だとランちゃんがそう告げた。見たかぎりとんでもない状態なのは麻由なのだが、ここはランちゃんの言うことを信じよう。


「緊急時の薬はどこだ?」

「救急セットです。その中にあるはずです」

 ミウが食堂の向こうを指さす。


 急いでギャレーへ飛び込むと、棚にあった白いケースを引っ掴み、きびすを返すとコンマ何秒で飛び帰って麻衣の枕元でフタを開けた。

 どれがその薬だ? 俺にはさっぱり分からない。


「何してるの?」

 柏木さんが、俺の不審な行動に気付いて尋ねてきた。

「薬です」

「何の?」

「何とかという、アレルギーショックを抑える薬を電話で用意させたじゃないですか。服部さんに!」

「えっ? 知らないよ。いや。電話はしたわよ。でもそんな指示を出した記憶が無いもん」

 柏木さんは意外な返事をした。


 カビ毒マスクの空気挿入口にホースを突っ込んでいたイウが、ついと顔を上げる。

「……指示を出した記憶が無い? そんなはずはねえぜ」

 イウは前髪を弾きながら柏木さんの顔を覗き込む。

「し……知らないわ」


 そんなはずはない。俺も同じ思いだ。

「服部さんが入れ忘れたのですわ」

 と言うミウに、

「いや、指示を出した記憶が無いものに、入れ忘れはないわよ」

 と首をかしげる柏木さん。いつの間にか不可思議な空気が充満してきた。


「俺はちゃんと電話を聞いてましたよ。服部さんに向かって柏木さんが薬を準備させてました。手術用具も入れておいて、って指示していたし、あのときこの耳で聞きました」

 麻衣の酸素吸入を始めた柏木さんが、歯切れの悪い表情を浮かべて、折り曲げた白い指を朱唇に当てた。

 そこへ――。

『呼吸困難な状況は改善されました』

 少しいい方向へ進んだことをランちゃんが報告するが、部屋に充満した懐疑な気配は消えることがない。


「私が指示を出した? えー? まったく記憶に無いわ」

 こちらを凝視するミウにも訊く。

「お前も聞いてただろ、電話?」

「ええ……聞いてました」

 ミウは不穏な視線を柏木さんへ向け、ガウロパもうなずく。

「拙者も聞いておりました」

「うっそぉぉ。まったく身に覚えがないって」

 手のひらを顔の前で振る、その面持ちは真剣だ。

 でもこっちだって反論できる。全員が記憶しているからには事実だろう。


 ミウは首をかしげる。

「指示した事を良子さんが忘れた、とも考えにくいですわね」

「もちろんよ。そんな重要なこと私が忘れるはずないわよ」

 もちろん、科学者柏木女史を疑う気はサラサラないが、

「どういうこと?」

「…………?」

 沈黙の海に沈んだ全員を呼び戻したのはイウの言葉だった。


「きっとラッチ(latch)されてないんだ!」


 またもや意味不明な言葉が俺の頭の中で渦を巻いた。

  

  


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