フルドの手帳 勇王アルフレド
勇王アルフレド・ディンクス1世、まさに英雄だ。
勇王アルフレドは農民の家で生まれた。
両親は疫病で死亡、祖母と姉に育てられた。姉の名前はアスフィア、後にフレイヤの母となる人物だ。
二人はすぐに雷の特色魔力を開花する。二人の両親、その前の世代もその前も雷の特色、を持ったものはいなかった。遠く昔の先祖に勇者がいたという説が濃厚だ。隔世遺伝、雷の特色魔力を持つ者は200年以上現れなかった。
これが戦争の始まりだった。
勇者の出現は、魔族に対して戦争の理由を与えてしまった。わけのわからないバカな理由。
しかし勇者宗教の強い王国アルテリアの王にとっては、勇者の出現が戦争を始める理由には十分だったらしい。
戦争開始から数年
この世界でほとんど行われなかった、海を介した戦争、ガノリアへの上陸、勇者二人の力の功績で侵略に成功。ガノリアの港の確保に成功した。
そこで事件が起きた。勇者アルフレドの姉、勇者アスフィアがアルテリア王国を裏切り、魔国ガノリアへ亡命した。弟のアルフレドを残して
当時は戦士と広まったらしい。まあそうだ、勇者が裏切ってとあれば士気が落ちる。
その影響で戦争はは一次停滞した。
そして精鋭の軍が作られた。勇者アルフレドを長とした魔女エルダ・クロニクル、剣士ジーク、聖女フリージアこの四英雄を筆頭に千名程度の勇者軍が作られ。徐々に魔国を疲弊させた。
姉の裏切った理由、確証といえるものはない。
フレイヤなら知っているだろうか、聞きたい気持ちはあるが聞くのは野暮だろうか?
最終的に、たくさんの犠牲の中、勇者軍を筆頭としたアルテリア王国が勝利を収めた。
しかしこれで安泰ということにはならなかった。
アルテリアの王が急死、娘が王位を継ぐことになる。これを機にアルテリア王国、ガノリア領が独立戦争を開始、先の戦争ほどの血は流れなかった。
勇者軍すべてが独立に参加したからだ。たくさんの諸国がその力に恐れ協力を申し出た。
こうして勇者アルフレドを王とした勇国ガノリアが誕生した。
こうも簡単に独立、建国ができたのは戦争によってアルテリアが消耗、国力が落ちたからという理由が多いい、そして彼についていこうと思わせたアルフレドのカリスマ性か、いまだ差別の多かったサブス、エルフ、ドワーフ、ホビット、沢山の種族の支持を受けたことは大きい、
後に魔族との共存も臨んだ、それが実現できたのも今までの功績が大きいのかもしれない。
20年ほどかかった魔族奴隷の撤廃、その20年、アルフレドはできる限り魔族たちの待遇をよくしようと善処した、働きに見合う食料、最低限の薬の配給、その姿を見ていた一部の魔族はアルフレドを慕う者も多いと聞く。
種族の共存、ホルムの貴族、小国に否定されながらも彼はそれをなそうとした。
反乱もなかったわけではないが、それでも彼を英雄と呼ぶ魔族も多いい。
魔王の意思を継ぐもの
細い釣り目の情報オタクはアルフレド勇王のことをそう言っていた。




