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鉄腕オーク   作者: 利
オークと魔女と異世界人
42/71

フルドの手帳

アマゾネスの森


勇都ガノリアのあるベガルタ大陸、その南部にある。

まるで大陸を北と南で分断したように高い標高の山脈が何層も重なり、冬には登頂が不可能になる。

冬でなくともかなり険しいが・・・・・


海からのルートもあるが、この世界の海は死の海だ。陸に近い海は海流は激しく嵐もおおい、沖はバカみたいに巨大な魔物がわんさかいる。サーペント、クラーケン、伝説ではヨルムンガンド、はっきり言っていい、これから100年、船が進化したとしてもまあ俺はは無理だと思う。


島との距離が少なく、比較的浅い海が交易のルートがあるが、いまだ安定した南の交易ルートはできていない。


諸国も南との関係には苦労している。

ウランダの奴隷商が登山家が残したルートを使い、アマゾネスを数人誘拐、、アマゾネスが山を越えその報復に奴隷商一派を虐殺、ウランダの土地に生首を飾った。

奴隷撤廃を拒絶するウランダはこう言ういざこざがたまにある。


話にあった登山家だが、話によればそのままアマゾネスの森で一生を遂げたらしい、

種にされながら山脈を超えるルートをいくつか開拓したという話だ。ちなみにそのルートはこちら側はほとんど知らない。ウランダルート、セトルート、ごくたまにこちらに戻ってくるその登山家が酒の勢いで話したのを聞いた程度の確証のない情報。アマゾネスに貢献したその登山家はもう死んでいないが、幸せだったのだろう。アマゾネスにとらわれず、何度かこちらに戻ってきたということはアマゾネスに信頼されていたということ。アマゾネスの元に戻ったということはそっちが彼にとっての故郷になったということ。男からしたらなんて幸せな話だ。


アマゾネスとの交流が少ない、今回のクリフォードの件はそれが原因に近い。


南の情報が少なすぎる。クリフォードが群れ、いや軍を何十年と大きくする暇を与えたのだ。

内乱、アルテリアとガノリアの戦争、奴隷撤廃、忙しかったにしろ、ここ何十年と築けなかったというのは間抜けな話だ。

もしくはクリフォードにもしくは部下に情報統制が秀でた者がいるのかもな、


片性種、性別が片方しかない異質な種族、たくさんの国が交わるのを躊躇って交流を遠ざけた。

国の出入りが増えれば国の男女率が激変することだろう。

男としては願ってもないだろうが、国からすれば頭が痛いことだろう。

アマゾネスと交易をする国でも、互いに領地に入ることは厳しく制限しているほどだ。


オークとアマゾネス、片性種の二つが統合した。

各国の警戒は薄いようだ。

冬の終わりを待ち、調査隊が南にいく、何事もなければいいが・・・・・・





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