フルドの手帳
クリフォードとアルテミシア
白いオーク
オークとアマゾネスが徒党を組んだのはこのクリフォードの手によるものらしい。
アルテミシア、2.3年程前までは彼女が長だった。
ここ最近になってクリフォードというオークがアルテミシアに代わり長となったということだ。
ベガルタ大陸の南部、高い山や海に間れて未だほぼ未開拓の土地、そこにとある森がある。
アマゾネスの森
磁場や魔の乱れで何度も国の調査は失敗したらしい。
その迷いの森の中でひっそりと暮らしていた戦闘部族アマゾネス。女性しか生まれない片性種だ。
まずカタリナ達の情報だが、確信を得られるものはなかった。部族が違うらしい。
クリフォードに管理されているらしいのだが、本人を見たことはないとのことだ。
まあ要するにクリフォードがオークということだけはわかったが、それ以上はまだわからないということだ。
階級が上で本拠地出のブジマはクリフォードについて何か情報は持っていたんだろうが。死んだ今聞き出すことは不可能だ。
カタリナ達のは理性的で物静かなオークという噂程度の情報だった。
別部族のアマゾネスを落としながら拡大しているとのこと
コランはその中で中階級のオークだった。
コランはその巨体から数々のアマゾネスの下級のミルを決闘の品として受け取った。
アマゾネスにも階級があり、ミルは下の方だ
まあそしてコランの優しさにミルから心惹かれそのままゴールインすれば良かったのだが、
ミルに目をつけたオークがいた、コランよりも強いオーク、
そしてミルをかけた決闘、そしてコランは負けた。
ミルを奪われたわけだが、その夜、コランはミルを犯そうとするオークを不意打ち、そして殺した。
後はテントを燃やして、ボヤ騒ぎの末、森超え、山越え谷越え、愛を育みながら北へ北へと逃げてきて今に来るらしい。
あのブジマと言ったオークやこのカタリナ達のアマゾネスは、その追手らしい、見逃せばいいもののどうやってこんな北まで追ってこれたのか。
追ってこれたのはカタリナの力が大きいだろう。追跡者としては右に出るような奴は早々にはいないだろう。
クリフォードの作ったルールは裏切り者は許さないぞ精神みたいで
オタル達が出会ったクリフォードを名をしたオーク、グルガ
クリフォードの部下でオークの群れを大きくするのが目的だったとう話だ。
オタルに葬られてきたオーク達はオタルをクリフォードかグルガ使いに思ったに違いない。
今回のブジマやピオ達は何度か裏切り者を、追って捕らえたり殺してきたと言う。
今回森の外まで追ってとして出されたのも、その今までも信頼からだろうが。
今こうしてカタリナ達は任務を諦めている。
拘束を解いた後3人が暴れることはなかった。
「オレは戦士だ。裏切り者と敵には容赦はしない。そこらの一般人を襲うわけねーだろ。人質なんて卑怯なこともしねえ」
とピオは言っていた。
信用していいのか、、、、
カタリナの話では
クリフォードの目的は
オークの国を起こす
と言うことだ。