表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
らぶ・ぱら☆  作者: 黒猫
28/50

第27話:子供の国。

 「出来ちゃった♪」


 織姫に部屋に呼ばれ出会い頭の一言。


 「は?」


 何が?困惑する俺に顔を赤らめやがら追撃の台詞。


 「薫くんの赤ちゃん」


 「出来るかぁーっ!!」


 いきなり何を言うんだ。このバカッ娘はっ!


 「もう忘れたの?あの暑い夜を…」


 「最初からない事は忘れようもないわっ!」


 「そんなっヒドイっ!織姫とは遊びだったの!?」


 「メヲサマセイモウトヨ」


 「離婚なんかしないんだからーっ!」


 「やかましぃわボケェーーっ!!」


 兄妹じゃ結婚できんしお互い年齢満たしてないわっ。


 「…もうっ洒落のわからない男はモテないよ?」


 「モテないで結構です。」


 「ちょっとした予行演習なのに」


 プクッと可愛いらしく頬を膨らませる織姫。むう、そんなのは俺相手にしてはいけません。てか早過ぎだろ?


 「近いうちに本当になるんだから、薫くんもきちんと心構えを…」


 「必要ありません」


 「…今が良いの?」


 「話がつながっとらんやろっ!」


 上目ずかいで俺を見るなよ。…可愛いじゃないかっ。チクショー!!


 「はぁ。照れ屋さんなんだから」


 「おい」


 「痛くしないからおいで?」


 「こら」


 「たっぷり可愛いがってあ・げ・る♪」


 「いい加減に目醒ませーーーっ!!」


 「うふふ…ジュル」


 ひぃっ!とんでらっしゃる!ヨダレ垂らしてるよっ!


 「いいいいかんぞぉっ!」


 「今日こそは逃がさないんだから…ハァハァ」


 「いい息遣い荒いんですけど!?」


 「薫タン、ハァハァ」


 ギャーっ!どこぞの馬鹿みたいな台詞をっ!


 「おお俺に興奮するなんておかしいぞっ」


 「ハァハァ…ジュル」


 キャーっ!!もう駄目だぁーっ!!


 瘴気とヨダレを撒き散らせながら近寄る織姫。無理矢理大人の階段をのぼらされそうな雰囲気に、真剣にネバーランド辺りに一人暮しがしたいと考えながら、とりあえずお約束の如く叫んでみた。



 「大人になんかなりたくないよーーっ!」

激短いですな。こんなんで良いんやろか?ハァ。それにしても織姫壊れすぎ(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ