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リテイク編 第一話 浄化されない謎

東宮は一人で紅茶を飲んでいた。


「ふぅー、退屈だ。」


地震の声は東宮の所に来た。


「貴方はいったい何者?」


「私とパズル勝負しませんか?」


「パズル勝負?」


「楽しくいえば戦略ゲームみたいな感じ。」


「どんなゲームなの?」


「どちらかが先に真ん中につけば勝利というパズルよ。」


「面白そうじゃない受けて立つわ。」


「ふふ、さぁ始めましょうか。」


東宮と地震の声は、そのパズルの勝負を楽しんでいた。


数時間後・・・


「私の勝ちのようですね。」


地震の声が勝利宣言をした。


「参ったわ。このゲームを持ち込んだあなたってどれだけやっているの?」


「私はそんなにしていませんよ。でもパズルはやがてこの大地の運命を決める地獄のゲームと化すでしょう。さて、どこの町が滅びるか。フフフフフ。」


「ちょっと待ってあなたは・・・」


東宮が声をかけた時、地震の声はどこにもいなかった。


「あれ?」

次回リテイク編第二話ふざけた思惑。お楽しみに!

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