無印編 第六話 取り残された須磨野の決意
四国の沈没とともに、8人の地震ハンターも海の藻屑に消えた。
須磨野は8人の死を確認した後、決意していた。
「地震の声を殺す。人間が神に復讐するなんておかしな話だが、これはやり過ぎだ!」
須磨野は東京から父島にやってきた。
「此処で決着をつけてやる!」
地震の声もそこにやってきた。
「此の私と真っ向勝負する気なの?」
「ああ、この銃でお前を撃つ。神の失格者が!」
「そなたは私に勝てないのに、何度言えば分かるのかしらね。」
「もう五千万回も聞いた!だが、これで最後にしてもらうぞ地震の声!」
地震の声は、空から大量の刃物を落とした。
須磨野は瞬時に避けた。
銃で地震の声を撃った。
地震の声の右腕から血が垂れ始めていた。
「ふぅ、やっと攻撃できましたね。しかし、この父島は火山です。」
「だからどうしたんだよ。」
「噴火させることで貴方は火山灰で窒息死するのですよ。戦いの場を此処にして正解でしたね。」
その時、父島の火山が噴火した。
「そなたは、運命を抗うことはできない。」
須磨野に火山灰が襲いかかった。
「ふふふ、ゲームオーバーです。」
ゲームのように扱われた日本の大地がまた一つ終わった。
次回 リテイク編 第一話 浄化されない謎。お楽しみに!