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復讐者  作者: 安慶
神への抵抗
367/421

20、戦力分析

「戦争だ。」

タリカの一言に皆の顔が引きつる。

「それしか無い。」

「正面からぶつかってマイロを奪還するのか。」

「ああ。今のままだと2カ月半後にアッカディー王国騎士団と戦うことになる。帝国とどっちが良いか。ジャイルと戦うのか。」

「それは避けたいな。」

「だったら帝国と戦うしかない。」

再びタリカが言った。

レイたちが戸惑う中、ロックは力強く頷く。

「やってやる。俺は行くぞ。」

ライバはプカプカ浮きながら現実的なことを言う。

「で戦力的には相手はどのくらいですか。」

「帝国軍は20万以上だ。」

「ぶっ。」

 兵士だけでシュミム王国の人口の約2倍だ。

帝国がどのくらい大きいのかが分かる。

「国境の警備や町の警備で実際に戦うのは半数の10万くらいだろう。」

「こちらの戦力は。」

「アッカディー王国側は出せない。」

タリカはキッパリと言う。

「俺やカウミたちは人質に取られてることになってるからな。」

「レイたちとロックウッド、レイの奴隷たちか。」

「俺の奴隷は5,000人くらいか。」

タリカは5,000という数字を訂正する。

「スミスが頑張ってな。あと1,000人くらいは戦えるはずだ。」

「20万対6,000か。」

「圧倒的な差だな。」

レイとロックは顔を見合わせて思わず苦笑する。

 ライバが難しい顔をしながら話を続ける。

「装備に優劣は無さそうです。相手もアダマンタイト製の装備でした。」

「レイ、厳しいぞ。マイロがこちら側につくとも限らん。」

「ああ。だがそれしか無いんだったらやるしかない。」

「あっあの…。」

ライルが遠慮がちに聞いてきた。

「タックちゃんたちどうしますか?」

 レイは側でくつろいでいる3匹を見る。

「付いてくにゃあ。」

「なあん。」

「ワッフ。」

3匹とも付いてくるようだ。

「すぐに行くか。俺らはいつでも良いぞ。」

ロックとレシーア、ゴザが力強く頷いた。

「いつ行くのか。」

「すぐが良いだろう。相手が体制を整える前に。」

タリカはすぐにでも行けと言う。

 レイたちの議論が白熱する中、いつの間にかレイたちとの会話から外れたスミスが、エラを引き連れて入ってきた。


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