第55話 絶望的なアンケート結果
ようやくやってきたアンケート調査の結果の日。
今、ぼくは昼食を食べ終わったところで、スマホでメールボックスを見ていた。
カップルあみだから3件来ていたのだが、まったく気づかなかった。
えーっと、件名がアンケート調査になっているやつは、と。
お、見つけた。
ぼくは『今回の選挙のアンケート調査の結果①』の欄をタップして、内容を確認した。
カップルがお互いの同意があれば別れられるに賛成か反対かという、アンケート調査の結果は81%と驚異的な数字を反対が集まっていた。500票中405票も集まってるのである。
12%は賛成。残りは無回答。
この結果にぼくは、驚愕した。
「ええ、まじか⁉」
こんなにも反対されてるの?
なんでこんなにも反対票が……
「さとしちん、なにかあったの?」
「え、いや……なにも」
カップルあみだの参加者ではないだろうから、こんなこと言えないし。何もない、と答えるのがベストだろう。
「それならよかったんだよ」
はぁ、なんでこんな結果なんだ?
だって、みんな別れたいと思わないの?
カップルあみだの参加者の女生徒は別れたいと思っていたはず。
少なくとも嫌そうにしていたのを何人か見たことがある。
賛成票が12%っていうことは60票しか集まらなかったってこと?
そのうちは、ぼくと副会長で何票分だ?
生徒会役員はたしか1人につき11票分だから、ぼくと副会長で12票か……
60票 ― 12票 = 48票。
生徒会役員の人が11票分の賛成票に入れなかったとしたら、ぼくと副会長を除けば48人が賛成してくれたことになる。
え、少なくない?
んー、んー、と言って今回のアンケート調査の結果を考える。
どんなに考えても、何度考えても票が少ない……
絶対におかしい。
カップルあみだの参加者に聞けば、なんで反対票に入れたのかわかるだろう。
よし、参加者に聞きまわるか……
え、てか……カップルあみだに参加している人って誰なの?
生徒会役員の人たちは全員、カップルあみだに参加しているの?
前に、副会長に作戦を一緒に考えようよって言ったら、『参加者に頭を下げてお願いして回る、以上』って言われたんだけど。
参加者が分からなければ、お願いなんてできないじゃん……
副会長に聞かないと、ちゃんとした情報が分からない。
誰が、賛成した人なのか分かるのかな副会長には……?
とりあえず、副会長に話してみないことには何も分からないから、副会長のクラスに行くか。




