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上見ぬ鷲  作者: Financier
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11月5日

2055年東京。11月5日。午後2時28分。


港区にある私立國立中学校の2年B組で生徒と教師が教室から消える事件が発生した。

通報を受けた警察が駆け付けると教室は授業をやっていた痕跡があるのに生徒と教師はいなかった。

ただ1人を除いて。


教室後ろの隅に男子生徒、羽場創が1人両手で顔を覆い、激しく震えながら座っていた。

警察官の呼びかけには一切応じず、ただひたすら「あいつらのせいだ」と繰り返していた。

事件の重要参考人および被疑者として警察官は創をパトカーに乗せ、警察署まで連れて行った。


後日、警察からの指示により学校は創に関する情報を全て削除し、全生徒と教師には創に関することの口外禁止が告げられた。







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