主人公・用語説明
市葉崎 夏帆
現世では珍しい『祓者族』の末裔の女の子。
代々、祓者族が行っている『亡霊ノ道導』の見習い師。
にちかからは、『なつ』と呼ばれる。
松葉市立 松葉東高校 二年一組。
平阪 にちか
小さな神社『平阪神社』の娘。
夏帆の友達で、理解者兼相棒。
夏帆からは、『にっちゃん』・『にちか』と呼ばれる。
松葉市立 松葉東高校 二年五組。
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市葉崎 護郎
夏帆の父で、『亡霊ノ道導』の師匠。
普段は、小学校の養護教諭として働いている。
市葉崎 弥智与
夏帆の母。
『亡霊ノ道導』の見習い師として活躍する、夏帆を心配している。
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平阪 知三
『平阪神社』の神主。
護郎の一つ上の先輩で、数少ない理解者の一人。
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亡霊
この物語に於いて、冥界から逃げ出した霊の事を指す。
怨念が通常の霊よりも強いとされ、現世で悪さを働く事がある。
逃亡霊だけではなく、浮遊霊や地縛霊も亡霊になる可能性もある。
その為、 (後述であるが) 祓者族が念を絶ち切っている。
弱霊、中霊、強霊の三つに分けられており
その亡霊の霊力 (波長) の強さで決まる。
祓者族
亡霊や悪霊を祓う能力である、『亡霊ノ道導』を行う事が出来る人種。
家系遺伝であるが、廃家 (族縁を切ること) が相次いでいるため年々減っており、『市葉崎家』を含め都道府県毎、1~2家しか残って居ない。
亡霊ノ刀
祓いの念が込められている、短剣。
弱霊~中霊に効く。
夏帆自身、普段はバックの中に入れて持ち歩いている。
亡霊ノ御札
強霊用の強力な念が込められている、御札。
刀と合わせて使う事が多い。
5枚程、身に付けて持っている。
結界ノ御札
『亡霊ノ御札』とは別に持つ御札。
身の危険を感じた時に、使う御札。
亡霊の力によって、持続力は違ってくる。
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