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異世界に行くなら自由に生きたい!!  作者: 岩城
 異世界に行くなら自由に生きたい!!
6/69

ロク


朝からちょっとバタついたが村に行くことになった。

ぺんスラとぱんスラが留守番して薬草採取をして残ることになった。

サブバの中の物を全部置いてリンゴと薬草を入るだけ持って行くので荷物番でもある。

ぴょんスラの道案内で村に行ってにゃんスラと一緒にこの世界の事を学んでくることにした。

ぱんスラがパン欲しさに薬草採取が終わらないからというか従魔の証がないから交換する荷物持ちをしてもらう為の最小限のメンバーになっている。

にゃんスラにもジャージの上着を使って風呂敷包みのようにリンゴを運んでもらい、ぴょんスラと一緒に私はサブバを運んでいる。

重い荷物を運び村に行くと日差しが上の方から当たり少し暑くなってきた。

村の門にいる門番さんは同じ人だった。

「こんにちは。」

こちらから挨拶した。門番さんは大きな声で

「こんにちは。薬草は取れたか。家にこれがあったから貸してやる。今日は2匹か。ならちょうどよかった。」

と言って従魔の証を2つポケットから取り出して私の手に渡してくれた。

「この赤い布の丸い所がギルドの印だから見えるように巻いたら村も町にも入れるから貸してやる。ギルドに変な奴が出たらスライムに体当たりさせて自分は逃げてくるんだよ。」

と門番さんは言った。私が心配して聞いた。

「そんなことできるの。」

するとぴょんスラもにゃんスラも

「「大丈夫。できるよ。」」

と伝えてきた。

「はぐれた時の集合はココ。」

私が言った。門番さんが優しく私を見て言った。

「ここに来たら変な奴に手は出させない。俺から言ってやるから安心して戻って来いよ。」

「ありがとう。」

私はお礼を言ってギルドに行った。

ギルドに着いたらそっとドアを開けて見ると受付の女の人だけで他の人は居なかった。ギルドの受付の女の人に持って来た薬草で常設依頼を処理してもらいリンゴの買取もしてもらった。

「買取の金額の説明とかお願いしていいですか。」

と聞いてみた。

「ごめんなさい。ギルドカードに依頼達成のポイントを付けるから出してもらったら説明するつもりだったの。」

と受付の女の人は言ったのでギルドカードを渡すと処理をしてから薬草を見せて説明してくれた。

「この薬草が10本で1束を2つで銅貨1枚でこちらで20束で銀貨1枚です。白い花がある薬草が1束で銅貨1枚で53束で銀貨5枚と銅貨3枚です。どちらもポイントは同じです。リンゴは1個銀貨1枚で5個で銀貨5枚の合計銀貨11枚と銅貨3枚のお渡しをしてます。銀貨10枚で金貨1枚に換えれますが使い勝手が良いように銀貨で出しています。交換はできますよ。」

と言われたので私は言った。

「このままで大丈夫です。ありがとう。魔法とか教えてくれる所ありますか。後は教会とかここから近い町とかについて教えて欲しいです。」

「簡単な地図があるので近くの町とかの確認用にあげるわ。教会は昨日渡した地図に書くから出してね。魔法はギルドの講習や教会や町の学校で学んだら使える人もいるけどみんなができる訳じゃないしお金を払って覚えるものなの。この村から近い町であれば教えてもらえるはずよ。町を越えて王都に行くと本格的に教えてもらえる魔法の学校があるわよ。」

と受付の女の人は教えてくれた。

地図に教会を描き込んで道の説明とシスターにお布施を渡せば相談にも乗ってくれて魔法のことも聞けるとの事だった。

薬草採取の常設依頼とまだ私では難しいが魔物の討伐依頼の時にいる討伐証明の魔物の耳や核についても説明してくれた。

「昨日は変な人がいて詳しく説明ができなくてごめんなさいね。他にも聞きたい事ができたらいつでも聞きに来てね。教会も今なら空いているからいってらっしゃい。」

と受付の女の人は言って教会に送り出してくれた。

私は軽くなったサブバを持って教えてもらった教会の前にパン屋さんにパンスラから頼まれたパンを買ったけどココには菓子パンみたいのはなかった。パン屋さんの隣の肉屋さんで肉を眺めて近くの雑貨屋さんに並ぶ小物類を見た。

サブバの中に小分けして入れておくのに使えそうな袋が欲しかったので見ていた。ちょうど良いサイズの袋があったので購入した。雑貨屋さんで参考に安い服の値段を聞いた。雑貨屋さんの隣の服屋さんで村の服も見る。ブラウスとかズボンとか作りが違うカットソーみたいなTシャツがある。あっちに私が着れそうなワンピースもある。

値段がわからないのでお店の人に聞くけど古着で地味なワンピースが

「それ銀貨5枚。」

とか言われる。パンが銅貨1枚で私の感覚で100円として服が銀貨1枚を1000円として古着のワンピースが5000円するなんて考えられない。

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