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異世界に行くなら自由に生きたい!!  作者: 岩城
 異世界に行くなら自由に生きたい!!
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昨夜はサブバに入れたリンゴを食べてジャージをしっかり制服の下に着込んで寒さ対策してからぴょんスラと一緒に木の下で寝た。

スライムは寝ないとぴょんスラが伝えてくるので完全に抱き枕兼見張り役で何か来たら起こしてくれるように私は頼んでおいた。

何事も無く降り注ぐ日差しで私は目を覚ました。

「あっ夢じゃなかった。どうしたら家に帰れるのだろう。」そうつぶやいてリンゴをぴょんスラと一緒に食べる。夜もそうだったがぴょんスラが

「僕、赤いの美味しいから木から落とすね。」と伝えてから木にぶつかってリンゴを落としてくれる。そんなぴょんスラに木にぶつかると痛いような気がして辛い事をさせてしまったと思い私が

「ごめんね。」と謝るとぴょんスラは

「ごめんじゃなくてありがとうね。名前を呼んで。」と伝えてくるので

「カズーありがとう。痛くないの?」と聞くと

「僕あんまり痛みを感じないから。」と伝えてくる。リンゴはコロコロ転がってくる。ぴょんスラが数回木にぶつかってリンゴを落としているとそこに色が違うスライムが3匹ぴょんぴょん跳ねて来た。ぴょんスラと話をしているみたいに固まってぴょんぴょん跳ねている。ぴょんスラが私に伝えてくる。

「みんなお腹空いている。赤いの美味しいからあげる。ナナの分も落とすね。」と言って木にぶつかってリンゴを落としてくれる。

ぴょんスラが落としたリンゴを全体が水色で真ん中が白っぽいスライムが体ごと包んで溶かしている。何か私が見ている所に顔があるみたいに見える。

顔に見える丸い体の真ん中のやや上に黒い目があってその下に黄色の部分があって口の位置で黄色のくちばしがあるみたいに見える。

スライムの丸い体を左右に揺らしている。

「何かこの色とくちばしがペンギンみたい。マナお姉ちゃんがイラストで描くぺんぎんみたいなスライム略してぺんスラ。ぺんスラのマナ。」と口に出し言った途端にぺんスラと言った所でスライムが光った。

私は猫耳みたいなのが付いているスライムを見ていて光ったのに気づいてなかった。頭の猫耳の間に模様があるスライムで虎柄みたいだと思ってつい

「虎猫みたい。虎猫って言ったらルカちゃんだ。猫になりたいルカちゃんはにゃんこ。この子にゃんこスライム略してにゃんスラだ。」と言ったらにゃんスラが光った。にゃんスラが私に寄って来て

「にゃんこのスライム、にゃんスラのルカちゃんだよ。」と伝えて来た。

「ぺんスラのマナよろしく。」とぺんぎんみたいなスライムも寄って来た。

黒っぽい色のクマ耳があるスライムがリンゴと一緒に転がっている。上手に体を包み込む事ができないようでリンゴに乗ってバランスを崩してリンゴと一緒にくるんと転がるのを繰り返す。やっとリンゴの上に乗ってリンゴを体ごと包み込むと目が合った。耳だけじゃなくて目の周りもタレ目みたいに黒色になっている。転がって土がついたのか白い丸みのある体に他が黒っぽい色でついあの動物園で人気のあの動物みたいと思ってしまった。

「この子ぱんだみたい。ぱんだスライム略してぱんスラは弟みたいにバランスが悪いんだね。ぱんスラ。マサー。」と言ったらぱんスラが光った。

「僕、ぱんスラのマサー。よろしくね。」とぱんスラが伝えて来て私に飛びついて来た。びっくりした私はぱんスラがぶつかって転んでしまった。

「痛い。もう。やめて。」私は弟みたいに空気が読めず変な事してくるぱんスラに怒りが湧いた。

「ふぅー。もうやだ。私が名前を付けちゃったみたい。小説で読んだテイムみたい。ここゲームの世界みたいだから異世界なのかな。」と言うと

「ナナ、僕達は名前を付けてもらったから仲間だよ。」とぴょんスラが伝えてきた。この子を見ているとやっぱり異世界にいるんだと思う。ぴょんスラのカズーは優しい。私にリンゴを取ってくれる。痛みを感じないからと言って木に何回もぶつかって美味しいリンゴをたくさん取ってくれる。でも帰れるなら家に帰りたい。人と過ごしたい。

「ね、カズーは近くに私みたいな人間が居るの知らないの?人がいる所に行きたい。」とぴょんスラに言うと縦揺れしながら

「向こうの方にナナみたいな人?がいるよ。」とぴょんスラが伝えて来た。

「そこに行きたい。案内してくれる。」と私がいうと

「わかった。途中でお腹が空くから赤いの美味しいから持って行く。」とぴょんスラは伝えてくると木にぶつかってリンゴを取ってくれた。私はぴょんスラが取ってくれたリンゴを幾つかサブバに入れてぴょんスラについて行く事にした。ぴょんスラについて最初にいた草原を越えた。その先にある人の住む場所へと案内にしたがって歩いて行った。何故かぴょんスラの後ろににゃんスラとぺんスラがついて来て私の後ろにぱんスラがちょっとずつ遅れながらついてきていた。

ニ話更新裏話☆彡

スマホのメモ帳に打ち込んで作っている時にパンダの絵文字を使っていまして、こちらに投稿する際に全部消したはずなんです…。

なのに毎回「生活環境文字が使われています」と出て…何度やっても投稿できず…

(−_−;)

パンダの呪いにかけられ大変だったけどやっと投稿できた…ヽ(;▽;)ノ

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