番外 補足説明
《主人公》
ミーナ・アストラル 14歳 兎獣人(女) 148cm
母・サナ、父エルリック
アムール王国の北端、ナムル村生まれ。長い黒髪に黒目、白い兎獣人の美少女。甘えん坊で食い意地がはっており、アルトが作る料理が大好き。
自覚無しの凄腕魔法士。また師匠の元で様々な武器や体術を学ぶ。一番好きな武器は刀。
《エルフ》
セルヴ・アルベルト 推定500歳 男 198cm
元王国騎士(魔術団、団長)
エルフ特有の美貌に銀髪、緑眼をもつ男。7年前に騎士を辞め、趣味であった精霊の生体調査をするため、ナムル村近くにあるリーフベルト(通称、帰らずの森)の奥深くに移り住む。
移住場所を探している最中にミーナと出会い、魔獣と戦うミーナを見て弟子にとることを決める。(一番の理由はミーナが可愛かったから。)
ミーナ馬鹿だが剣の師匠としてミーナを厳しく鍛えた。5年前の出来事で魔術も教えるが、鍛え過ぎた自覚はある。
《フェンリル》
アルト 男(雄) ???歳 213cm
セルヴ・アルベルトの契約精霊獣。SSSランクの上位魔獣。銀に近い毛並みを持ち、様々な魔法を使える。
極度の人嫌いだがミーナには心を開いている。ミーナを娘のように可愛がるミーナ馬鹿2号、ミーナの為に料理を学び、凄腕料理人。得意なのはお菓子作り。
《魔獣》
E~SSSランクがある。低ランクの魔獣は知能が低く、誰にでも襲いかかる。上位魔獣になるとそれなりに知識を持ち、会話も出来るが基本的には好戦的。
《精霊獣》
魔力を糧とするが、より自分に合った美味しい魔力を求める。高ランクに成る程数が少なく、気難しい者が多い。ランクによって人型になる者や、姿を変えられる者もいる。契約陣を使えば召喚も出来るが、精霊獣が望まなければ契約出来ない。ランクはE~SSSまである。
《冒険者ギルド》
アムール王国民全員が登録出来る、身分証明みたいなもの。魔獣と同じくE~SSSランクがある。ほとんどの者はB止まり。SSランクになると二つ名が貰えるが、20人足らずしかいない。
SSSランクは6人しかなれず、(光帝、闇帝、火帝、水帝、土帝、特殊)従うのは只一人しかいないXランクの神帝のみ。帝にはそれぞれ率いる隊がある。
《魔法》
基本属性(無、光、闇、火、水、土)があり、平均一人二つの属性を使え、無属性は殆どの者が使える。帝は全属性を持ち、特殊属性を持つ物も多い。特殊属性は未だに全ては解っていない。
魔力量は平均1万~3万、帝は平均100万程度持っている。
《精霊》
1属性特化で属性特有の羽をもつ生き物。大きさは人間の手のひらほどだが、使う魔法は強力なものが多い。数が少なく、希少な事から昔から乱獲され、同族以外には滅多に姿を現さない。属性ごとに食べる物が違う。