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  作者: sakiyan
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愛菜とマスクの男 エピソード1

愛菜と犯人

私はベッドの上で目覚めると見知らぬ所にいた。

何で私はこんな所にいるのだろう?学校からの帰り道の途中までは覚えてるけどなぜここにいるのかが分からなかった。

辺りを見回すとどうやら男の子の部屋みたいだった!

机と棚がありヒーロー戦隊物のプラモデルやフィギュアが並んで飾ってあった!更にテレビとDVDデッキの棚には沢山のヒーロー戦隊物のDVDが並んであった!

窓がなく外の景色を確認しようと思っても確認が出来ない。

時計を確認すると22時を回っていた。

扉が二つあり一方の扉には鍵が掛けられているのかノブを回そうとしても回らず押しても引いてもビクともしなかった。

もう一方のドアは簡単に開いたが単なるトイレだった。

私はなんだか恐ろしくなり開かない扉を何度も叩き大声で助けを求めた!



すると扉が開きマスクを被った人が入ってきた!

私は更に怖くなり急いで部屋の奥に行った。


マスクを被った人は『やっと起きたか』と言うなりまた扉を閉められた。

私は怖くて震えが止まらない。お父さん、お母さん助けて!どうしよう⁉︎怖いよー!



暫くするとまたマスクの人が来た!今度はご飯を持って来ていた!ご飯を私に与えまた出て行った!


よく見ると私の好きな食べ物ばかりだった!お腹が空いてた私はそれを口にし一気に平らげた。


凄く美味しかった。

ご飯を食べたらまた不安が襲ってきて私はベッドに潜り込んだ。


お父さんとお母さん心配してるだろうなぁ。なんでこんな事になったんだろう!なんで私は誘拐されたんだろう。特別に私の家がお金持ちって訳でもないのに。身代金でも要求してるのかなぁ⁉︎考え疲れ私は眠ってしまった。



翌朝

朝起きて何もする事がない私はただボーっとしていた。


暫くするとマスクの人が来て朝食を出してくれた。

そしてヒーロー戦隊物のDVDを再生してよく見ておけと良い出て行った!


そしてDVDが終わるとまた現れた!

私はお家に帰りたいと言うとあっさり断られまた違う戦隊物のDVDを再生し出て行った。


それが毎度続き私はDVDに飽きを感じてしまっていた。いつもワンパターンで悪者が現れそして最後に正義が勝つ!どれも同じだった。


そしてご飯は毎食出され何故かいつも私の大好物ばかりだった。



そんな日が2日続きやっとお父さんとお母さんと電話で話すことが出来たがすぐにマスクの人に電話を取り上げられた。


そしてまたDVDを再生しだした。

私はある事に気が付いた!

何故かDVDが並んである棚に一枚だけ透明なパッケージの何も描かれていないDVDがあった。

ヒーロー戦隊物のDVDにいい加減飽きていた私はそれを取り出し再生してみた。


するとタイル張りの暗い部屋に男の人が椅子に縛られていてその前にマスクの人が立っている映像が流れた。すると目を覆いたくなるような映像が流れ始めた!縛られている男の人がマスクの人に色んな道具を使い傷つけられていた。


私はDVDを止めパッケージにしまい元に戻した。

そして元の戦隊物のDVDを再生した。

先程の映像があまりにもショックでまったく映像が頭に入ってこない。



暫くしてDVDの再生が終了してる時間にマスクの人が現れDVDが終わってない事に気付いたが再生時間を見るなりすぐに出て行った。



その日は恐怖で食欲もなくほとんど眠れなかった。



次の日

また朝からDVDが再生され続けたが急にマスクの男は私を縛り上げた。

私は恐怖で泣き叫んだ。


そして私はタイルの部屋に連れて行かれ椅子に縛られた!そこは昨日みたDVDで男の人が傷付けられた部屋だった。

私は何故だが謝り許しを請うたがマスクの人はナイフやら色んな道具を出し始めた。


マスクの男『君のお父さんは悪者なんだ!他人を平気で傷つけている!悪者は正義のヒーローが倒さなければいけない!わかるね?その正義のヒーローは君だ!だけどもし君がお父さんを倒さないならば君も悪者の仲間として私が倒さなければならない。君を家に帰すけど君がお父さんを倒さなければ私は必ず君の元へ現れお父さんも君も倒す!分かったね?』


私は恐怖で頷く事しか出来なかった。


そして私はまた元の部屋に連れて行かれた。

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