簡易キャラ紹介&用語説明
時間外の投稿ですが、ややこしくなってきたのでざっくりとした説明を入れることにしました。なるべく短めになるようまとめてます。次話は予定通り今日の21時に投稿します。
ちまっと内容修正しました。
○ここまでの登場人物
・リトル・ミス
幽霊の心残りを代わりとなって晴らし、成仏させることを生業とする“縁斬り屋”(広瀬命名)。色々謎。
・紅暁
リトル・ミスの相棒である、刀の九十九神。無愛想で基本的には無表情。竹光呼びを何よりも嫌うがリトル・ミスはお構いなし。敬語は気分でつけたりつけなかったり。
・タケル
幽霊。記憶喪失で、自分の心残りが何か覚えていない。性格はおとなしく礼儀正しい反面、霊的なものを信用していない節があり、頑固な一面も見せる。
・広瀬
テレビのなんちゃって吹き替えをしながら旅を続ける“テレビ屋”(自称)。巻き込まれ体質で、やたら自分流の固有名詞をつけたがる。水晶が大好きで、常にいちゃいちゃしている。
・水晶
広瀬と共に旅をする、テレビの付喪神。テレビ状態の時は音が出ず、人型状態でも声を出せない。広瀬が大好きで、常にいちゃいちゃしている。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
○用語説明
・ダイサンジ
人類滅亡前に集結したとされる世界大戦。主力として戦闘ロボットが多用された。
・最終日
人類が滅亡した日。
・崩壊音
命名したのは広瀬。人類が滅亡する直後に世界で鳴り響いたとされる音。この音が滅亡の直接の原因とされ、この音の影響で現在の人間は声による会話ができないとされている。
・思話
いわゆるテレパシー。現在の人間の意思疎通方法。
・縁斬り屋
命名したのはやはり広瀬。リトル・ミスの生業としている職。
この世との繋がりを断ち切れない意識体の心残りを晴らし、彼岸へと渡すのが主だった内容。
・意識体
自分の死を知らない、または受け入れられずに、この世をさまよっている魂の総称で、人以外の魂も含まれる。個体数は人間、付喪神、ロボットを遥かにしのぐ。
魂としての寿命も尽きて自然消滅するまで、最終日を繰り返し続ける存在。自分にとって都合のいいことしか認識できないので、人間からの呼びかけに応じることはまずない。
・幽霊
意識体と同じく霊体ではあるが、強い心残りという未練があるために、この世に留まっている魂。自身の死を自覚しており、上記の意識体の特徴もいくらか軟化する。意識体と見分ける方法はリトル・ミスの反魂鈴に反応するか否かなので、彼女以外には識別不可能。
・付喪神
本来は長く使われた道具等に魂が宿ることで生まれる妖怪のことを指すが、現在は最終日から百年ほど経って出現し始めた人型を成す道具のことを言う。
人型と本来の姿と二種類の形態を自由に使い分けることができ、人型の時はロボットに認識されない。意識体を認識できる。自身を使う主のいない付喪神には基本的に理性がなく、人を襲う者もいる。また付喪神化できなかった道具も数多い。それでも個体数は意識体に次いで多い。
現在の人間同様、発声による会話は不可能。思話ができるものはまちまち。
・人間
人類滅亡後も生き残った人間の末裔。誰もが霊的なものが見える、テレパシーで意思疎通が行えるという点以外は滅亡前の人類と変わらない。
・ロボット
基本的には人工知能付きの自律型を指す。しかし現在も駆動可能なロボは人間以上に少ない。
人型の付喪神、意識体など、霊的なものを認識することができない。
・反魂鈴
命名したのはまたまた広瀬。リトル・ミスはただ単に鈴と呼んでいる。
リトル・ミスが右腕に装着している腕輪のようなもの。これを打ち鳴らす音に反応を示したものが幽霊と認識され、リトル・ミスの救済対象者になる。