3話 身体測定
皆さんこんにちは。箱崎由里香です。
いや、流石にもう慣れたな、うん。
えっとですね〜、実は今日体力測定があるのです。自分の身体は、見慣れたのに、他人はなれませんよ。12年たっても…
そんな事を思いつつ僕達は、更衣室に向かった。
「いつ見ても由里香の身体つきはいいですな〜」
「そ、そんなことないよ…」
照れるのを隠そうとしても隠せない。まあ、これでも平均なんですが…
「卯月ちゃんが言ってる事は間違いないと思うな〜」
くそっ!唯まで同じ事を言うのか!昔からこういうことは早く終わって欲しいと思ってしまう。
え?折角可愛い女の子達の着替えシーンを楽しまないのかって?いやー、私、別にそういうの気にしないので。
まず、最初は、身体測定だ。身長、体重、その他を測定する。身長は、前回の紹介で書いていた。気になる人は前の最後の方を見よう!体重?いや、教えれませんよ。一応気にしてますから。
「また、大きくなってしまった…」
独り言でつい呟いたら、卯月が、
「いいな〜、由里香は。また大きくなって」
あ、大きくなったのは、身長ですよ?誤解しないでね?
「私なんて、1cm位しか伸びてないんだよ?」
もう、止まったんじゃないの?と思ってしまった自分がいた。
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次は50m走だ。正直言おう。苦手だ。
この身体になってからかなり遅くなった。前なんて5秒台だったんですけどね〜。今はもう…
「やっほーー!また、速くなったぞ!」
卯月は、楽しそうに跳ねてる。兎みたいに。
ちなみに僕は、8秒前半位。あ、普通に速いか。
そして、次々と体力測定が終わっていった。
「つ〜か〜れ〜た〜」
何言ってるんだ?そんは全力でやったら当たり前ではないか。ついでに、唯は、身長が去年と変わらなかったらしい。涙目だったよ。めっちゃくちゃ天使だったよ!
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帰りのHRの時間になった。
「今日は、皆さんお疲れ様でした。そして、この間のテストの結果が返ってきました。」
そう言って先生。あ、先生の名前は、阿部匠。通称、くr(ry。あかん、出したらいけない。
もちろん僕は、二度目で、中1のテストなんて、楽だった。国語以外満点だよ?学年トップだよ?
卯月はと言うと…
「…」
「どうしたの?」
「…」
「いつもとなんか違うね…由里香ちゃん。」
やっぱりか。卯月はどちらかというと頭が悪い。
「泣いていい?」
「泣くなら帰ってからにして!」
「大丈夫だよ。僕達が教えてあげるから」
「ううっー、由里香ぁ〜、唯ぃ〜。ありがとーー!」
泣かないでくれ、可愛いすぎる。
そして、HRが終わって三人で仲良く帰った。
人物紹介ぱーと2
名前:柊卯月
年齢:略
身長:149cm位
性格:元気で、明るい
髪の色:ブラウン
髪の長さ:ショート
目の色:ブラウン
特徴:とにかく明るい。そのおかげで周りの人からかわいがられている。足が異常な速さ。あとジャンプ力。運動に関してはチートクラス。笑顔が可愛いすぎて、今まで何人の男達がおとされたか…
いつもより長いです。少しずつですが「由里香」の性格が表に出てくるはずです。つまらないかもしれませんが、今回も、ありがとございます。