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ブラック・アウト  作者: 巴 香織(ともえ かおる)
11/11

現実Ⅲ

 心臓の音が聞こえる。

 それは今にも止まりそうで…いや、その生命を再開させたのだろうか…?

「!」

 突然海に落ちて水を吸い込んでしまったような違和感。急激な酸素の吸入に、それまで動いていなかったものたちが生命活動を突然はじめて、慌てたように…そう、何もかもが理の道を外れて、活動をする。

 忘れていた重圧が身体を襲い、しびれていた身体は少しずつ見失っていた自分を取り戻していく。

 まるで赤子として生まれてきたそれのように、身体が悲鳴を上げる。


僕はここに居る。

僕は生きている。


けれど一度死んだこの身体は、

真実の死を迎えたこの身体は、

もう僕のものじゃない。


館の主人・エルシェスタの嘆きによって、救われた生命。

母の嘆きと祈りのよって救われた生命。

神によって再生された、僕であって僕じゃない生命。


あの館が母体であったなら、僕はその中で生まれたのだ。

そして今現実の世界に生まれてきた。

赤子に等しい記憶をもって、

過去の全ての記憶を失くして。


「………」

  

 僕は目を覚ました。

 白い病室の中には、見知らぬ人たちが囲んでいる。

「エヴァンズ…!」

 ベッドの脇で老婆が泣き崩れる。その肩を抱く老人。

 歓喜の声をあげる若者。そして医者と看護師。

 僕には歓喜の声の意味がわからない。

 眠りそうな意識を起こしながら、僕はゆっくりと周囲を見る。

 息を吸う、指先を動かす、身じろぎする、目を伏せる。

 全ての行動が、全ての始まり。

「エヴァンズ…?」

 声を掛けられる意味がわからない。

 僕の名を知っているこの人達は一体…?

「キミ、ちょっといいかい」

 様子を不審に思った医師が、若者を退けてベッドに寄る。

「エヴァンズ君。わかるかい? ここはエトセルト病院だ。あとキミの祖父母と、友達のフレッド君だ」

「………」

 微睡みそうな意識で、医師を見上げる。

 息を吸う、吐く…。

「話はできるかい?」

 医師の言葉に、唇を開く。

「と…」

 思うようには言葉にならない。

「なんだい?」

 40代くらいの男性医師が、優しい笑みを浮かべながら、言葉を待つ。

「とう…さ…に……」

「父さん? 父親かい?」

「あい…た…い…」

「父親に会いたい?」

「………」

 はっと息をのむ老夫婦。

 僕はそれしか言葉が告げられなかった。

 悲しいのか、苦しいのか、よくわからない涙が目尻から流れていく。

 息を吸う、吐く…。

 僕は本当に生きているのだろうか? 

「先生、脈拍が弱まっています」

 側に置かれた機械がピ…ピ…と不安定で無機質な音を響かせる。

「エヴァンズ君、しっかり」

 意識は在る、でも、僕がここにいる確証が、なぜだか持てない。

 身体が震撼する。

「おい、エヴァンズしっかりしろよ!」

「エヴァンズ!」

 若者の声と老婆の声が重なる。

 僕はどこに居る?

 僕は…何?

 生まれ変わったのは魂。

 生まれ変わらないのは身体。

 二つは相反して、まだ互いを認め合わない。

「酸素マスクを」

「はい」

 医師が指示を出して用意されたものは、ひどく息苦しさを覚えた。

 けれどそれは別の部分では必要とされるもので、排除すべきなのか、わからない。いや、排除しようにも、僕の身体はまだ「僕」になりきらない。

 滑稽だ。「僕」であったハズの身体。「僕」として生まれ変わった魂。どちらも近しい存在でありながら、なんと朧気で、なんと儚いものか。

 息を吸う。肺に取り込まれる酸素。取り込まれ巡っていく血。

 医師は僕の腕に注射をした。一瞬の痛みと共に、そこに取り込まれていく何か。それがまた僕の身体を巡っていく。

 世界が歪む。

 嫌だ。まだ僕は目を閉じたくない。

 地面に吸い込まれるような重い重い感覚。湾曲した世界、回る世界。

「エル…シェスタ…」

 なぜその名を言ったのかわからない。

 僕の目は遠く天界でもみたのだろうか?

 温かな祖母の手の温もり。悲しみなのか、喜びなのかわからない感情が僕を包み込んで離さない。

「エヴァンズ…」

 友人の声。

 なんだろう、何も思い出さない。

 目を閉じたくないのに、意識を失って世界がフェードアウトする…。

微睡みが続く。

 自分の意識があるのかないのかわからない。どちらが現実の世界で、どちらが夢なのか。僕は長い間夢を見すぎて、夢と現実の区別がつかなった。自分の存在がどこにあって、どこが自分の意識の置き所なのかすらわからなくて、ぼんやりと彷徨っている。

 あるときそこにふと柔らかな光が差した。赤子が母を求めるかのようになんの躊躇いもなく、僕はその存在が懐かしかった。

「エヴァンズ、戻っておいで。キミが例え赤子のようでも、私はそれを受け入れよう」

 そう言って、優しく撫でられる感触。包み込まれる感覚。ほどかれていく心。

「……」

 僕はゆっくりと目を開けた。朧気な世界が、瞬きをするにつれて少しずつはっきりしてくる。

「目を覚ましたね」

 変わらない真っ白な空間に見知らぬ人がいた。中年の細身の男性は優しい笑みを浮かべて、僕の髪を撫でてくれる…その温かい手は…。

「だ…れ…」

 僕の口からそう言葉出たものの、僕は知っていたのだと思う。けれどそれを認めたくなかったのだろうか。

 僕の言葉に彼は応えなかった。

 彼はベッドの端にゆっくり腰を下ろして、ふと天上を仰ぎ、わずかに息を吐いた。

「夢を…見ていたんだ」

 彼は呟くように語り始める。

「アルシーナと…キミのお母さんとね、逢ったんだよ。彼女は変わらず美しかった。知らない間にこんなに時が経って、自分がおじさんと呼ばれる年になっていたのに、彼女は昔のままだった…」

「……」

「アルシーナとは色々話しをした気がする。こんなにも時間が経ってしまったのに、私は変わらず彼女を愛していて、とても舞い上がってしまったよ。…彼女はちょっと…変わったのかな…」

 独り言のように呟かれている言葉は、まるでおとぎ話をするかのようで、邪魔にはならなかった。

 病室の窓が開けられ、柔らかな風が吹くと、それは彼の言葉をのせてどこかに運んでいくようだ。

「彼女はね、キミが心配だと言っていた。だから私に、自分の代わりに守って欲しいと…」

「………」

「ずっとずっと諦められずにいた私の心に、光りが差した気がしたよ。アルシーナはキミの場所を私に教えてくれた。キミはこんなに大きくなっていたんだね…私はまだキミに何もあげられないけれど、アルシーナとの約束を果たしたい」

「やく…そく?」

 自分でも思いがけず吐いた言葉に、彼は僕を振り返った。碧の瞳と視線が合い、彼は微笑みを浮かべて「そうだよ」と返す。

「キミを守ること、キミを愛すること…」

「……」

「キミたちがいなくなった後、私には何も残らなかった。アルシーナへの想いや、キミへの想いが強すぎて、本当に何もなかったんだ。けれど、そこで何もかも諦めてしまったら、私はキミたちに逢う資格などない。キミたちを迎えられる為に、自分に何ができるのかと考えたんだ。そうして、僕は色々なことを手にできたのだと思うよ。今の私がこうして在るのは、キミたちのおかげだよ」

 大きな手が髪を撫でていくのに、僕はふと既視感を覚えた。こんな光景…前にもあった気がする。僕の存在によって、自分の存在が引き出されたのだと、僕に感謝をすると言った言葉は…誰のものだった…?

「エヴァンズ、アルシーナを失ってしまった今だけれど…もしよければ一緒に暮らさないか…?」

「いっしょ…に…?」

「キミの祖父母とはもう、随分前から話しをしているんだ。けれど、一向に受け入れてもらえなくて…いや、それは当然だ。キミのおじいさん、おばさんも、キミを守っていたのだから、責めるつもりはない。それがあの人たちの守り方だとわかっているから。でも、私はキミを自分の息子として、受け入れていきたい。アルシーナが残してくれたキミという宝物を、私は守っていきたい」

「……」

「キミがどうしたいかは、キミに任せるよ。キミのおじいさんとは、キミが選んだ道に任せると話しはついている。けれど…私に逢いたいと言ってくれたのはキミだと聞いた。…本当に…っ……」

 言いかけてそのまま天上を仰ぐと、深く一度ため息を吐いた。向こうを向いてわからないけれど、声にならない嗚咽を感じて、わずかに震える彼の手に…僕は自分の手を重ねた。

 彼にとって、僕に逢えるまでの時間は相当長かったと思う。僕は父親の存在すらほとんど認識しないまま、十七歳まで成長してしまった。僕は父親の存在を曖昧にされ過ぎて、求めてはいけないものなのだと思っていた。逢えない理由や原因が一体何であるのかは僕は知らなかったし、まして彼の立場にたって考えたことなど一度もなかったけれど、彼にしてみたら、母や僕と逢えない時間は空白だったのだ。もちろん、彼の人生の中に、彼が歩んできた道や世界がある。けれど、そこに僕らは一緒にいられなかったのだ。彼は一人で様々な苦難と闘って生きたのだろうと思う。

 僕がこの世界に戻って覚醒したとき「父さまに逢いたい」と言ったのは、今の僕の意識ではなかった気がする。前の自分の魂が刻みつけていた言葉じゃないかと。それが「約束」だったと思うから…。いや、それが誰との約束だったのかは…記憶にない。僕は本当に何もかも失って生まれてきたのだ。

「父さま…」

 声を掛けても返事はなかった。けれど代わりに、重ねた僕の手をぎゅっと握り返し、片手で目を覆っていた。透明な雫がパタパタと落ちてくる様子を、黙って感じている。

僕は身体の調子が戻らず、目覚めてから一ヶ月近く入院していた。その間に身体も魂も徐々に繋がり、これが「僕」であるのだと、身体も魂も記憶を始めたようだった。けれど時々不安になって、何かが足りないような気さえするのだけど…。

「では、本当にいいんだね」

 病院の入り口に車を止め、荷物を入れ終わった彼がそう言った。

「…はい」

 僕は少し躊躇いがちに頷いた。

 初めて会ってから、彼は毎日僕の病室にきて、たくさんの話をしてくれた。まるで初めての子供を愛する父親のように、僕を愛しんで、僕を受け入れてくれた。不思議と違和感はなかった。寧ろその感覚が懐かしいくらいで…。

 そんな彼に、僕は段々と心の扉が緩んでいく感覚を覚えた。不思議と温くて、ふと誰かに「あなたもきっと彼に引かれると思う」と言われた言葉が脳裏に巡った。それは誰の言葉だったか…。けれど、今ならそれがわかる気がしていた。

 学校の友人であるフレッドも毎日来てくれた。学校のことはあまり覚えておらず、始めに起こした頭痛が要因で、記憶が混濁しているのかもしれないと、医師には言われた。でも、僕は特別に何かを思い出したいとは思わなかった。身体は今までの記憶を持っていたし、魂は赤子だったけれど、その中には昔の記憶が卵のように存在していた。色んな不自由はあったけれど、僕はこうして周りに支えられている。それには、感謝してもしたりないくらいだ。

 ふと風が横切っていく。

「………」

 僕は後ろを振り返った。その視線の先には誰もいない。

「…とうとう、来てくれませんでしたね…」

 後ろからそっと肩に手をかけて彼は言った。祖父母が来てくれなかったことに淋しい気持ちもあったけれど、それでも僕の選んだ結果に後悔はしていない。

「お祖父さまも、お祖母さまも、君を大事にしていてくれたからね…かえって淋しい思いをさせてしまったのかも知れない。今度、時間を作ってゆっくり会いに行こう?」

「………」

 誰もいない場所から彼に振り返る。僕が振り向いたのは実際祖父母を想っていた訳ではなかった。ただ、誰かが見守ってくれているような、忘れてきてしまったような、曖昧で不可思議な感覚に引かれたのだ。けれど自分でもそれがなんなのかは本当にわからない。

 ふと彼の手の温みが肩から伝わって、不安に似た気持ちが消えて、何故だかとても安心する。

「さ、行こうか…」

 車へ誘う手に、僕は彼を見上げた。

「父さま…?」

「うん?」

 ふと言っていいのかわからない言葉に口を閉じる。僕の様子を察したのか「大丈夫だから言ってごらん」と言ってくれた。僅かに視線を逸らし、再び彼と目を合わせていたら、包むような優しさをくれる彼になら、何を言っても大丈夫な気がした。

「僕は本当に…あなたと一緒に行っていいのですか?」

 僕の言葉に一瞬驚愕したものの、彼は穏やかな表情で「もちろんだよ」と言った。

「私はその為に、色んな努力をしたつもりだ。アルシーナを失ったことはとても悲しいことだったけれど、だからこそキミが生きていて、私とこうして逢って一緒に暮らしてくれると言ってくれて、本当に嬉しかったよ。…けど、一つ…お願いをしたい」

「なんでしょう?」

「私を父親だと想って気遣う必要はないよ。私たちは長い間一緒にいなかったし、それなりに対等の立場で話しをした方が良いと思う。だから「父さま」じゃなくて「エド」って呼んでくれるかな」

「………」

 そっちの方が違和感がある気がするのだけど…そう思いながら、僕は首肯する。

「さ、そろそろ家に向かおう…」

「はい…」

 彼の手で開けられた助手席に乗り、僕は新しい道を歩み始める。

 僕の人生は、こうしてこれから始まっていくのだ。


 僕は夢の世界で死んだ。夢の世界で存在した僕の身体は、現実の世界で真の死を迎える。形而下で存在し、形而上で存在しない、僕の本当の身体。どちらが真実かは僕にもよくわからない。でもどちらも僕の真実であって、そうでない。

 現実と夢は常に相反し、常に同時にある。常に両極端にありながら、常に近しい存在である。

 僕は形而上と形而下の同時を手に入れ、どちらもなくした。そうして、母を二度手に入れ、二度なくした。その内二度目の母の死と共に、僕の死を重ねた。だから形而下の僕はもう存在しない。その意思も、その魂も、その言葉も、存在も…。

 それでも、僕はまた現実の世界で生きていくのだ。新しい魂と、生き延びた身体を伴って…また、生きていけるのだ…。

みなさま、ここまで読んでくださってありがとうございます!

はじめて物語がまともに終わったような気がするのは私だけでしょうか…w


ブラックアウトは10年ほど前に書いて途中で終わっていたもので、

当時はもっと私が夢を見ることが多く、それも彼が一部体験してくれますが、

不可思議な体験でした。ブラックアウト5で「お前は植物だ」って言われたのは、

本当に私が夢でみたままのものです。ぐるぐる世界が回りながら、エヴァンズと同じ

世界を体感しました。あれで負けたら、植物になっていた気がする…。


紆余曲折あって、以前の設定では入るはずのなかった場面が多々増えて、

完結を迎えるのがとても遅くなりました。最終的な展開としては変わらなかったけれど、

エヴァンズパパの存在がかなり変わりました。実はもっと当初は、彼は身体を壊して

入院をしている予定だった。で、エヴァンズはある程度のすんなりさを持って

現実の世界に帰ってくる予定だったのです。でも、今回別の場面やキャラが増えたことにより、

かなり違った展開になりました。そして入院したのはエヴァンズの方に…。

でも、そんな何もかも失ったようなエヴァンズを、パパ・エドワードは、

一生懸命支えて言ってくれると思います。ピュアホワイトな彼なのでw 

きっと暮らし初めて最初はお互いぎくしゃくしたりすることもあるだろうけれど、

パパの優しさに、次第に心も身体もほどかれて…それじゃBLじゃ…ゴホン…。

いえいえ、そんなことはないんですよっ(汗)

でも、彼らは互いに支え合って幸せになってくれると思っています。


もしかしたら後日話しを書くかも知れません。

なんかみんな不幸を背負ってきたような気がするので、せめて別話しで

幸せになってくれる話しがかけたらいいなと思います。


ここまでおつきあい頂きました方、本当に感謝致します。

文章を描くことにこんなに鈍感になってしまった私ですが、オリジナルの世界観は

楽しくて辞められることはないでしょう。どうか、温かく見守っていって頂けたらと

思っています。私の小説やこのあとがきに貴重なお時間をいただきましたこと、

本当に感謝致します。本当にありがとうございました☆


率直な意見など頂ければ、今後の参考とさせて頂きますので…!


それでは、また新たな作品とお目にかかれることを祈りまして…。


下記、途中の「Miserere」の注釈です。


「Miserere」

いつもなんとなくイメージを持って小説を書いていますが、

この曲はエルシェスタの歌うに相応しい曲だったのではないかと思い、

参考URLとして載せました。

歌詞は以下。


Miserere mei Deus, secundum magnam misericordiam tuam.

神よ、私を憐れんでください。


Et secundum multitudinem miserationum tuarum, dele iniquitatem meam.

深い憐れみをもって背きの罪を拭ってください。



Amplius lava me ab iniquitate mea, et a peccato meo munda.

私の咎をことごとく洗い、罪から清めてください。あなたに背いたことを私は知っています。


Quoniam iniquitatem meam ego cognosco, et peccatum meum contra me est semper.

私の罪は常に私の前に置かれています。


Tibi soli peccavi et malun coram te feci, ut justificeris in sermonibus tuis et cum indicaris

あなたに、あなたの身に私は罪を犯し、御目に悪事を見られることをしました。

あなたの言われることは正しく、あなたの裁きに誤りはありません。


文章に入れたのはこれだけです。

それ以下はどうも内容が違ってきてしまうので…。

エルシェスタが「悪事を行った」というのは実際、事実ではないのです。

けれど、彼はそれを「事実」だと認め、神の裁きを受け、館の主人となり

「神に見離された存在」として、自分を貶めます。

こういう暴露の仕方は好きではありませんが、Miserereをどうしても出したかったので、

敢えてこういう形で説明をさせて頂きました。


ご覧頂きありがとうございます。

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