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「屍鬼二十五話」 十二世紀インドの古典説話集  試論

作者: 舜風人

印度文学史上最大の説話集がかって、あったという。


ということは今は失われてしまって存在しない。


それは「ブリハットカター」という


まさにインドの「千夜一夜物語」ともいうべき巨大な?説話集だったらしいのである。


事実このブリハットカターから多くの


説話が「千夜一夜物語」に無断転用?されているというのですね。


印度起源の千夜一夜物語の中のお話は実は


これが原作・原本だったようですよ。


このブリハットカターは、十二世紀ころまでは伝世していたらしいのだが、、


あまりにも膨大であったためか


十二世紀に、当時の詩人ソーマデーヴァが


ある王様のために


わかりやすいように?


大幅に簡略化して作ったのが


「カター・サリット・サーガラ」という抄訳版?なのであるが、


これが出た故に?かえって原本の


膨大な「ブリハットカター」は急速に散逸してしまったらしい?


まあこの抄訳版で充分だろ?みたいな?ことだったんでしょうね?


この「カター・サリット・サーガラ」は伝世していて


岩波文庫四巻本で邦訳もされていますね。


岩波文庫は絶版ですがね。


抄訳でも岩波文庫4冊ですから



原本の「ブリハットカター」はどれだけ膨大だったんですかね?


もしその原本が残っていて邦訳・全訳すれば?岩波文庫で20冊くらい?かもね。



ところで


この「カター・サリット・サーガラ」の原著12巻におさめられている部分を


取り出して独立させたのが


この「屍鬼二十五話」なんですね。


内容は屍鬼が王様に以下のような奇怪な二十五のお話を語って、その意味を王に問い、

答えさせるという形式ですね。


各話のタイトルを見ただけでも興味深々ですよね?



以下ウイキペディアからの引用になります。


第1話「烙印をおされた少女」

第2話「娘一人に婿三人 彼女の灰を抱いていた男」

第3話「男が悪いか女が悪いか」

第4話「息子を犠牲にした忠臣」

第5話「娘一人に婿三人 ソーマプラバーの場合」

第6話「すげかえられた首」

第7話「海中都市(1)」

第8話「デリケートな兄弟」

第9話「王女と四人の求婚者」

第10話「三人の男と約束した女」

第11話「デリケートな王妃たち」

第12話「海中都市(2)」

第13話「バラモンを殺したのは誰か」

第14話「盗賊を愛した少女」

第15話「ムーラデーヴァと性転換の秘薬」

第16話「ジームータヴァーハナの捨身」

第17話「侮辱された女の復讐」

第18話「呪法に失敗した師弟」

第19話「三人の父親を持った王」

第20話「生贄の少年はなぜ笑ったか」

第21話「焦がれ死にした女」

第22話「ライオンを再生した兄弟」

第23話「青年の死体にのりうつった行者」

第24話「父が娘を、息子が母を妻にした場合」

第25話「大団円」



東洋文庫に「屍鬼二十五話」として翻訳がありますね。


このようなインド中世期の説話集には


今伝存しているものとしては


ほかにも


「鸚鵡七十話」 東洋文庫に邦訳あり

「パンチャタントラ」東洋文庫に邦訳あり


などがあります。



「七曜妃物語」という興味深い説話集もあるのですが


これは「インド」ではなくて「ペルシャ」になりますね。




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