白と赤
赤いのぼりに“みそ専門”の白文字、小林屋(醤油、塩もうまい、餃子もある)
もう、駐車場にもいい匂いが漂うなか、みんなで入店。
「らっしゃい!!」
ねじり鉢巻きの店員が威勢よく呼び込む。
まだ、混み合う前でよかったと席に着く
店員、ピッチャーでお水を持ってくる。
「今日は俺のおごりだから好きなの食べてくれ」
リュウのスマホでみんなの注文を送信。
とは言え、全員、味噌ラーメン、マイクとリュウは麺硬めと麺大盛を選択
そこで、シンシア
「私も麺硬めでお願い」
「了解」とリュウ変更する。
パーンパパパンと高いエンジン音、ターボタイマーでアイドリング
「すげーFD3S、真っ赤なRX-7しかも右側から降りてきた。本物の日本物なのでは!!」
ガラガラ、
「らっしゃい!!」
ブルネット髪の超絶美人が入店、なぜか迷いなくうちらのテーブルに来る。
「こんばんは、“白い閃光”、私も一緒していいかしら?」
「かまわないわ、”深紅の魔女”、カレンさん」
マイクが驚きながら、
「オートクロスのランカーがふたりも、サインとかお願いしていいかなー?」
「サイン?、それより私は“札幌”の麺硬めをお願い、リュウいいわよね?」
「了解だよ、カレン姉、“札幌”は野菜とチャーシューを煮込んでるからうま味がすごいんだよなー」
「ちょっとリュウ、なんでカレンを知ってるのよ!!」
「お待たせー、普通盛りの味噌、麺硬めー」
「シンシアの来たぜぇー、ほら、髪にゴムするだろ?」
「……もちろん、するわ!お願い!」
当たり前のようにシンシアの金髪をゴムで後ろにまとめるリュウ
カレンから炎が漂う、がエミリーが
「マイクー、まさかオシドリ夫婦を見せられるとわねー」
「おいおいおい、お前達、つきあってないってウソだろー!」
「リュウ、私の髪もお願いね」
「もちろんだよ、カレン姉ぇ」
「……へぇーリュウは誰にでも優しくて立派ねー」
シンシアから冷気が漂う。
ベッキーがたまらず
「えーっと、ラーメン冷めちゃう、いただきましょう?」
「おー麺が伸びたら台無しだー食べよーぜ!」
マイクが能天気に言う
「いっただきまーす!」




