ハンターを選ぶふるいの上で
名前:伊藤カヅタカ
生年月日:1998/12/5
身長:182.3cm
体重:75kg
好きなもの:甘いもの
苦手なもの:ピーマン
最近アクセスが増えてきてまあ読んでる人が増えてるのかなあと思うと嬉しくて製作の励みになりますわ。評価やレビューもしてくれたら嬉しいなあ。なんて...w
「変な武器でも文句言わないでくださいね。」
「望むところよ。どんな武器でも扱ってやるわ。」
武器の置かれた所へ全速力で駆ける。ジャンプして身を捻り空中で刀を掴みとり...って、刀にもう1つ刀が引っ掛かって宙に浮いた。僕は身を捻りそちらも掴む。この間約5秒。着地し素早くもといた所へ戻る。
「これはラッキーですよ。掴んだ刀にもう1つ刀が引っ掛かって2つ取れました。」
「上出来ね。1人1つでいいわね。」
「それじゃあ行きましょうか。」
僕たちは刀を携え森の中へ入っていく。タヌキが所々いる程度で、幽霊は出ない。
「帰るのにかかる時間を考えると、あまり遠くへは行けないですよね。」
「そうね。何もない森の中だし、迷う可能性も考えて広場の場所が分かる位置からできるだけ離れないようにしなさい。あ、でも幽霊ってあまり明るい場所を好まないから、晴天の今日はこの辺りでは姿を見せないかも。」
「となると怪しいのは...、洞窟ですかね...。」
「ええっ...!?」
「?...どうしたんですか?」
「私、狭いところ苦手なのよね...。」
「じゃあ、洞窟の中は僕が行くんで、広場だけ見失わないようにしてください。」
「分かったわ。洞窟がある場所といえば川の近くよね。」
「そうですね。この辺りの川は渓谷になってるんで、洞窟の1つくらいあるかも。川は確か南に行けばあるはずです。」
南に向かって足を進める。川を発見した。渓谷といっても浅いもので、レジャーにも向いていそうなものだ。
「こういうのは上流に向かった方が洞窟にあたりそうなものよ。早速いきましょう。」
「ちょっと待ってください。ここからまっすぐ北の方に行けば広場になっているので、帰りを考えて印をつけておくべきです。」
「そうね。何もないところだとどこから来たか分からなくなってしまいそうだもの。慎重なところは評価するわ。」
「ひと目で分かるように霊気で印をつけておきます。これで絶対に見落としません。では上流に向かって行きましょうか。」
上流を目指し歩みを進めていく。川の流れも変わってきた頃、1つの洞窟を発見した。
「調べましょうか。いい感じに暗いみたいですし。」
「じゃあ、私は外見張ってるから、中お願いね。」
僕のように細い体は簡単に中へ入れる。というか、進むには誰でも簡単だろう。しかし4月とはいえ洞窟の中は冷える。広めの空洞に差し掛かると、ズンと思い気配がする。
「ビンゴ...かな。」
刀を持ってきて良かった。洞窟の中だとあの鎌は存分には振れない。空洞の一番暗いところから、幽霊が姿を現した。
「バアアァァァ...」
うめき声をあげてこちらを見てくる。ハンターによるマーキングは問題ないようだ。黙って刀を抜く。いつでも切れる。相手が飛びかかってきたのを見て、身動きのとれない空中で胴を真っ二つに切り倒した。刀を鞘におさめ洞窟をでる。なんだかあっけなかったな。予定どおりすぎるのが不気味だ。
「終わりましたよ。」
「もう?早いわね。そしたら戻りましょう。歩き疲れたし。」
印をつけたところまで歩いていく。だが、歩いても一向に印が見当たらない。時刻は11:15分。訓練開始から終了まで半分が経過している。
「ねえスダチ君。こんなところ通ったっけ?」
「思いました。こんなところは通ってないですね。しかも体感ですけど、往路よりも歩いています。」
「でも印は私でも見て分かるやつだから見落とすはずはないわよね。」
「となると...、消されましたね。印。何者かに。」
「なんでなんで?こんなことできるハンターなら歓迎なのに消す必要ある?」
「おそらく消したのは上のハンターのやつらじゃないですよ。そしたらおそらく...。」
「んじゃいったいだれがこんなこと...。」
見当はついている。おそらく、そんなことをして僕たちを蹴落としたいのは...。
「いつまでも木に隠れてないで出てきたらどうですか?」
ずっと後ろから霊気を感じていた。僕は背を向けたまま刀を抜く。
(来ます。戦闘準備してください。)
市川に小声で話す。彼女も刀を抜き背後の木陰から出てきたのは。僕たちと同じ訓練生の1人。同じバスに乗っていた男だった。
「いやーまさかバレるとはね。」
「当たり前じゃないですか。刀にこもった霊気を隠すことはできない。」
「霊気をちゃんと感じれるって...。君普通の人じゃないでしょ。何者?」
「教えません。」
「何々?なんで私たちが他の訓練生に狙われるの?」
「簡単なことですよ。幽霊についたマーキングは倒すことで倒した人に付着する。じゃあ、マーキングの付着した人を倒せば...」
「倒した俺たちにマーキングがつく、だろ?」
「あなたたち、ずっと僕たちをつけてきたんですよね。」
「ああ。広場でただならぬ動きを見せたのはお前だぜ?」
「つまりはじめから幽霊を探す気は無くて、幽霊を倒しそうな人を狙っていたわけだ。」
「なにそれ!?漁夫の利狙うとか最低じゃん!」
「俗な言い方をするなよ。れっきとした作戦だろ?」
「もういいですよ。やるならさっさとやりましょう。そのつもりで来たんだから時間の無駄はいらないでしょう。」
もう1人も木陰から姿をみせ、渓谷の中で刀を向けあう。構図は単純。僕のマーキングを奪うために僕を倒そうとするやつら2人。そのマーキングを守るためにやつらを退ける僕ら2人。刀を構え両者が見つめ合う。足を擦りながら横に移動し相手の隙を伺う。僕の足が川に入り気を一瞬抜いてしまった。その一瞬を逃さずやつらのうち1人が僕に距離を詰め下から刀で斬撃をしてきた。こちらも刀で受けるが、刀ごと弾かれ吹っ飛ばされた。再び距離をとり、戦いは硬直する。これから2vs2の戦闘がここで始まる。
名前:黒崎コトノハ
生年月日:1999/6/25
身長:168.6cm
体重:54kg
好きなもの:酒、焼き鳥
苦手なもの:二日酔い
まあ評価くれとかおこがましいことを言っておりますが読んでくれてるだけ本当にありがたいんですわ。




