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Ghost-21  作者: 望月 コウタロウ
序章
4/11

死神の処分は労働で

全話に引き続き会話メインになります。展開進めるのってだるいね。ところでアクセスしてくれている人は本当にこの作品を読んでいるのだろうかと考えているのですが失礼でしょうか。

「んで、僕4月から監視のもと働くって言ってたけどそれまではどうすんのよ。てか」

「とりあえず寝泊まりはここでいいか。ていうかそれをこれから決めんのよ。」

「段取り悪くね。どうせこうなるって決まってたんだろうしやってけば良かったのに。」

「お前なあ...やってもらう側なのに偉そうなのやめとけよ...」

「へーい」

適当な会話をしながら廊下を歩いていく。エレベーターにのり、建物の上階へ。窓から東京の風景が一望できる。そしてエレベーターは最上階へついた。

「ここでなにすんの?」

「色々書類を作るの。ハンターとして働くために手続きが必要なんだから。」

焦げ茶色で光沢のある大きな両開きドアがある。良く見たら歩いている道には赤いカーペット。

「態度には気を付けろよ。今から会う人はここで一番偉い人だ。」

そういうと扉にかかっている金の輪で扉を叩いてノックをした。

「どうぞ。」

かえってくる声は柔らかく、誰をも優しく包み込むようだ。明らかに女性の声だが、こんなドアの先だ。秘書の可能性もあるし、おそらくそうだろう。若々しい声だし、重要な立場になるのは難しいはず。

カヅタカが扉を開けると、そこには声の主と思われる女性が最奥の大きなチェアに座っていた。

「こんにちは。はじめまして。」

聞くだけでこちらに対して敵意が無いのが良く分かる。

「は、はじめまして...?」

「まあまあ。そんな固くならずに。」

そういう彼女はやわらかい笑顔を見せている。

(権力者とは思えないほどユルい態度だけど大丈夫なの...?)

(この人ずっとこんなんだからいいんだよ。まあ、柔らかくなりすぎないようにいけよ。)

小声でカヅタカと相談をすると相変わらず笑顔をこちらに向けている。

「さてと、そろそろ色々手続きしようか。まず必要なのが、君の戸籍登録とハンターとして来年度から働くという雇用契約だね。」

「戸籍って...名字無いし家族もいないけどどうすんの?」

「いいのいいの。私の弟ってことに"した"から。ということで私の名前が黒崎コトノハというから、戸籍上は黒崎スダチということになるね。」

「おい。人を勝手に自分の兄弟にするんじゃあないよ。」

「仕方ないでしょー。戸籍登録するなら義理の家族にしちゃった方が楽なんだもん。印鑑も同じの使えるし。あとはこれ区役所に出して、これにサインしてもらえれば書類関係は終わりだね。」

なんだか適当な気がする...けどまあいいか。僕も書類みたいなのはなんだかめんどくさいし早く終わらせたい。さっさと名前書いて終わり。

「よし。これで終わりだね。そしたら...4月までどうしよっかw?」

「それは思った。ていうかそっちは決めてなかったんだね...。」

「まあ住むのはこの建物でいいよね。施設とか病院じゃ監視届かないし。」

「え、風呂なくね?ここ。」

「1階に共用のシャワールームがあるよ。」

「食事は?」

「食堂も揃ってる。和食と洋食、中華にイタリアンまで。いつでも好きなものが食べられるよ。」

「プライベートスペースとかほしいんだけど...。」

「寮の部屋1つ使えばいいよ。」

「あ、もうとにかく色々揃ってるのね...。」

「そりゃあ国家公務員ですから!」

「税金ってすげー。これどの税金からでてんのよ。」

「15歳があんまりそういう生々しい発言をしないでほしい...。」

「あ、ごめん。」

「とにかく!あなたの衣食住は揃ったわけだから!4月から本格的にゴーストハンターとして、うちで働いてもらいます!」

「お、おー...。」

「まあ4月から即戦力にできるように、昼間は運動してもらったりゴーストハンターについて勉強してもらったりの生活になると思うから。よろしくぅ。」

なんだか力のぬけた感じに終わって僕らは部屋を出た。

「ほれ。行くぞ。寮を案内する。」

「へーい。」

そして3ヶ月の時がたち、4月。2025年度のゴーストハンターの入社式を行う。

「おはよう。スダチ君。」

「あ、コトノハさん。おはようございます。」

「ちゃんと敬語身に付いてるね。良かった良かった。でも私戸籍上はあなたの姉にあたるんだから、別に使わなくてもいいのに。」

「戸籍上は姉でも上司じゃないですか。トラブルはめんどくさいんですよ。ていうか、身だしなみが大事なのは分かるんですけど...、髪を染める必要はあったんですか!?」

「いいじゃん♪お洒落お洒落♪」

「しかも髪の毛整えただけで長いままだし...ポニーテールって...。似合うんですか?こんなん。」

「顔つきが女性的だからさぁ、その方がかわいいよ♪」

「男のゴーストハンターにかわいいはいらない気がします...。がまあ仕方ない。もう入社式だし、行かなきゃ。」

「会場は2階のホールだからねー。」

「わかってますよ。行ってきます。」

スーツに身を包んだ僕はハンター管轄本部の建物、エレベーターに乗り、2階まで降りた。そして壁にかけられた"2025年度ゴーストハンター入社式"の文字。僕は開けられた扉の中に入り、本当のゴーストハンターへとこれからなるのだ。

4話時点で名前があるのが3人って、自分であんま読まないのでわかんないですけど少ないですよねぇ。そして読んでくださりありがとうございます。できれば本当に評価やレビューのほうしていただけると私のモチベーションが爆上がりするので早く続き書いてほしいかたはよろしくお願いいたします。

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