94.ゴブリントレーニング
俺達は森についていた。
メンバーは俺・ニーナ・カシム・チャールズ兄・オリバー。
そしてゴーレ・フリード・ノコ・シモン・キリー。
だいぶ大所帯だった。
「オリバーとチャールズ兄、初の実戦だけどどう?」
「緊張してます。でも全力でやろうと思います」
「師匠達に教わった通り頑張る」
「その心持ちはいいね。俺も厳しく行くからね」
「「はい!」」
「じゃあ2人ともステータス見せてもらえる?」
「「はい!」」
【名前】 オリバー
【年齢】 18
【職業】 ライル商会従業員
【レベル】 13
【生命力】 986
【魔力】100
【筋力】 125
【防御力】 131
【俊敏力】 50
【魔法】
水魔法LV1
→アクアボールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
雷鳴の二刀LV1
→帯電LV1
○通常スキル
なし
【名前】 チャールズ
【年齢】 12
【職業】 農家
【レベル】 12
【生命力】 248
【魔力】 85
【筋力】 91
【防御力】 35
【俊敏力】 13
【魔法】
火魔法 LV1
→ファイアボールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
植物の友LV1
→成長促進lv1
○通常スキル
料理
年齢だけでこれくらいのステータスになるのか。
俺とニーナとカシムが18歳とかになったら、どんだけステータス上がるんだ?
「チャールズ兄、『料理』取得してるけど気付いてた?」
「え!本当だ。やったー!」
「パーティの度に、大量の料理作ってたからだね」
「手伝ってよかったよ。これでパン作りもうまくいけばいいな」
チャールズ兄は相当うれしかったようだ。
「よしみんな!準備はできた?」
「「「「はい!」」」」
ニーナとカシムは短剣を持ち、チャールズ兄はメイスと反撃の大楯、オリバーは剣を2本腰に刺していた。
「今日は大量発生したゴブリンと戦ってもらうからね。武器は棍棒を持ってる奴もいるし、持ってない奴も爪とか危険だからしっかり防いでね」
「「「「はい!」」」」
「チャールズ兄がゴブリンからヘイトをとって、3人が素早く討伐しなよ。じゃなきゃ怪我するからね」
「「「「はい!」」」」
「じゃあ、まずは100体いってみようか。ゴーレお願い」
草むらから糸で拘束されてるゴブリンが出てきた。
シモンの『糸操』で拘束が解かれていく。
「来ーい!ゴブリンども!」
チャールズ兄が叫ぶ。ヒューズさんにちゃんと役割を教わったようだ。
ゴブリン達がチャールズ兄に向かって行く。
大楯を構えて、攻撃を防ぐ。
その後ろにオリバーが回り込み、剣でゴブリンを斬っていく。
オリバーにはエクストラスキルの使用を禁止させていた。二刀流の技術向上のためだ。
ニーナとカシムも素早く回り込み、ゴブリンに攻撃を仕掛けている。
まあまあいい感じだな。
時間が経ったら、オリバーとチャールズ兄の体力問題が発生するだろうから、そこをニーナとカシムがどうフォローできるかだな。
▽ ▽ ▽
第2ウェーブに入っていた。
最初の100体は時間がかかりながらも倒し切ったが、次の100体の棍棒持ちに苦戦している。
原因はやはりオリバーとチャールズ兄の体力問題だ。
オリバーは動きが鈍くなり倒す量が減っている。
チャールズ兄は反撃の大楯の効果が出なくなり、ヘイト管理を忘れてしまっている。
そのせいで、ニーナとカシムが多くのゴブリンの対応をしている。
「4人ともやめる?」
「「「「やめないです!」」」」
「じゃあチャールズはヘイト管理をしっかりしろ!オリバーは足を動かせ!なんのために武器持ってんだ!ニーナとカシムは筋力ないんだから、倒し方工夫しろよ!」
「「「「はい!」」」」
「ニーナ!メディックツリー解禁するから、全員を回復!」
「はい!メディックツリー!」
チャールズ兄の後にメディックツリーが現れ、葉が身体に巻きつく。
「メディックツリー!メディックツリー!」
手のひらから葉を飛ばし、カシムとオリバーに巻きつける。
「体力の管理ができないと、ニーナが回復に回ることになってより大変になるぞ?」
「「「はい!」」」
みんなは少し動きが戻る。
「オリバー!防御の仕方は剣で防ぐだけじゃねーだろ!」
「はい!」
「剣で流したり、避けたりしろ!」
「はい!」
「チャールズ!大楯をしっかり持って、相手の動きを見ろ!じゃないと反撃の効果でねぇぞ!」
「はい!」
「ニーナとカシム!武器捨てろ!こっから素手か倒したゴブリンの棍棒で戦え!」
「「はい!」」
ゴブリンは少しずつだが減っていく。
「ニーナ!回復はしないのか?オリバーがまた動かなくなったぞ!」
「はい!メディックツリー!」
「オリバー!またニーナに仕事を増やしたぞ!やる気あるのか?」
「すみません!!あります!!」
4人は俺の怒号を受けながらゴブリンを倒していった。
第2フェーズはやっと終わった。
「どうする?次がラストだけど」
「「「やります!」」」
「わかった。でもカシムは指示のみ、ニーナは回復のみだ」
「「はい!!」」
「残り100体は2人で倒すんだ。行けるか?」
「「行けます!!」」
「よし!ゴーレ頼んだ」




