8.馬のモンスター
俺は馬のモンスターに近づくと、
マジックバッグからポーションを取り出し、馬のモンスターに飲ませた。
馬のモンスターの身体にあった大量の傷は綺麗になくなった。
しかし馬のモンスターはまだ起き上がることができない。
「体力がなくなってるんだな、しょうがないか」
マジックバッグからスライムの魔石10個と鳥のモンスターの魔石4個を『ガチャ』のディスプレイにいれた。
所持ポイント500
「あぶねーギリギリ。てか鳥の魔石5ポイントなのか。意外と少ないな」
俺はディスプレイの10連の【回す】をタップした。
ディスプレイが光り、11枚のカードが映し出された。
ディスプレイに触れるとカードが捲れた。
R ポーション(中級)
N ニンジンの種
R ポーション(中級)
SR パッシブスキルスロット+2
R 通常スキルスロット+1
N 木の棒
R スキル:隠蔽
N 水 10L
N スキル:掃除
N 解毒ポーション(低級)
SR 調合セット(超級)
カードが11枚捲れるとディスプレイから
ポーション×2
木の棒
水10L (壺)
解毒ポーション
調合セット
が出てきた。
「よし!欲しいものは手に入れた」
ポーション2本手に取り、馬のモンスターに飲ませてあげる。
ヒヒーン!
馬のモンスターは立ち上がり、俺の周りを跳ね回る。
「さすがに2本飲ませたら完全復活した。それじゃこれも食べさせてあげよう」
マジックバッグからモンスタースナックを1つ取り出し馬のモンスターに目の前に出した。
「食べたら死んじゃうみたいで味見はしていないんだけど、多分美味しいと思うよ。食べて仲間になってみる?」
馬のモンスターは嘶き、モンスタースナックを食べた。
「簡単で悪いんだけど、血だらけだから血を流すからね」
水が入った壺を持ち、馬のモンスターにかける。
血の汚れが落ちた馬のモンスターの身体は、
綺麗な黒い体毛に覆われていた。
サイズがポニーサイズじゃなければ、黒馬と言えるほど美しい毛並みをしていた。
「名前をつけてあげたいんだけどね、怒られそうで焦ってるからさ。ちょっと待っててね。ステータス!」
【名前】 ライル
【年齢】 5
【職業】 農家
【レベル】 17
【生命力】 220
【魔力】360
【筋力】 32
【防御力】 22
【俊敏力】 18
【スキル】
○エクストラスキル
ガチャ
○パッシブスキル
スロット1:スキルホルダー
スロット2:なし
スロット3:なし
○通常スキル
スロット1:風魔法LV3
→エアショットLV2
→ウィンドアローLV1
→エアアームLV1
スロット2:なし
○スキルホルダー
騎乗
秘密基地 LV2
→畑作成LV1
→柵作成LV1
→小屋作成LV1
→厩舎作成LV1
隠蔽
掃除
「まあそういうことだよね。とりあえずこれとこれをセットして、よし!」
【名前】 ライル
【年齢】 5
【職業】 農家
【レベル】 17
【生命力】 220
【魔力】360
【筋力】 32
【防御力】 22
【俊敏力】 18
【スキル】
○エクストラスキル
ガチャ
○パッシブスキル
スロット1:スキルホルダー
スロット2:隠蔽
スロット3:騎乗
○通常スキル
スロット1:風魔法LV3
→エアショットLV2
→ウィンドアローLV1
→エアアームLV1
スロット2:秘密基地 LV2
→畑作成LV1
→柵作成LV1
→小屋作成LV1
→厩舎作成LV1
○スキルホルダー
掃除
俺は『ガチャ』で手に入れたスロットにスキルを設置した。
「初めて試すのは嫌なんだけどね、馬くん!俺を乗せて、家まで帰ってくれるかな?」
ヒヒーン!
俺の言葉を聞き、馬のモンスターは高らかに嘶いた。