80.クリーミーカウ
「よし、久々に行くぞ」
「楽しみですね」
「多分大量発生だから楽しめると思う。久々にガチャやれるくらいは魔石を取ろう」
ウォーターコッコとクリーミーカウの間引きに行くことにした。
「フルメンバーでいいかな?みんなに準備するように言ってくれる?」
「承知致しました」
とりあえず久々にステータスを確認しよう。
「ステータス!」
【名前】 ライル
【年齢】 5
【職業】 農家・冒険者・ライル商会商会長
【レベル】 30
【生命力】 555
【魔力】907
【筋力】 91
【防御力】 67
【俊敏力】 25
【魔法】
無属性
【スキル】
○エクストラスキル
ガチャ
○パッシブスキル
スロット1:スキルホルダー
スロット2:隠蔽
スロット3:騎乗
スロット4:料理
○通常スキル
スロット1:風魔法LV5
→エアショットLV4
→ウィンドアローLV3
→エアアームLV3
→癒しの風LV3
→ウィンドカッターLV2
スロット2:秘密基地 LV6
→畑作成LV2
→柵作成LV3
→小屋作成LV6
→厩舎作成LV2
→道作成LV1
→芝生作成
→建築物移動
→設置アイテム移動
→植物成長促進
→地面硬化
スロット3:鑑定
スロット4:掃除
○スキルホルダー
クリーン
【テイムモンスター】
フリード LV32 (ブラックスターホース)
ノコ LV26 (アイアンスタッグビートル)
【所持ゴーレム】
ゴーレ LV20 (ファーマーゴーレムエリート)
アカ LV5 (ファーマーゴーレム)
アオ LV5 (ファーマーゴーレム)
キー LV5 (ファーマーゴーレム)
ドリー LV5 (ファーマーゴーレム)
「あれ?レベルが上がってない。ノコが上がってるのは理解できるけど、他のメンバーと俺って同じくらい戦ってたはずなんだけどな。まさかだけど5歳の限界値?あり得る!とりあえず今日間引きでレベルアップしなかったら考えるか」
レベルが上がっていないことに悩んでいる間にゴーレの準備が完了したようだ。
「準備ができました」
「よし!じゃあ行こうか」
▽ ▽ ▽
フリードにゴーレと乗り、南の森に着いた。
「よーし。みんな!ボスを倒すと大量発生しなくなるかもしれないから、ボスを見かけたら隠れるように」
ヒヒーーン!
ジジジジジジ!
チチ!
シャシャシャシャ!
「承知しました」
「まずはクリーミーカウからいくよ」
クリーミーカウがいる草原に行った。
見たところ300頭ほどいる。
「昨日より増えてんじゃん。250頭くらいは間引くよ。行くよ!エアカッター!!エアカッター!」
エアカッターはクリーミーカウにぶつかると、クリーミーカウの首が飛んだ。
その瞬間周りにいるクリーミーカウが一斉に俺に突進してきた。
ジジジジジジ!シャシャ!
突進してたクリーミーカウの首を刎ねた。
「ありがと、助かったよ」
ちょっと離れたところではシモンが糸で首を刎ねまくり、ゴーレは土帝の大剣をものすごい速さで振り回して首を刎ね、フリードは突進して倒したクリーミーカウの顔を踏み潰した。
圧倒的だった。
30分ほど経ち、
「そろそろ終わりにするぞー!クリーミーカウの死体を運んでくれ」
シモンが糸でまとめて、ゴーレとフリードが運んでくれる。
「魔石を取らないとな。掃除!」
集められたクリーミーカウは魔石と身体と頭で分けられた。
「ノコ、頭は頼んだ」
ジジジジジジ!
サンダーボルトがクリーミーカウの頭を弾け飛ばした。
現在の成果
クリーミーカウの魔石 278個
クリーミーカウの身体 278頭
「やばい!これ、馬車入らないだろ。捨てるのはもったいないぞ。どうするか。これはお祈りガチャするしかない」
俺はすぐステータスを出した。
「ガチャ!」
ディスプレイに魔石を突っ込んだ。
所持ポイント1,348
☆通常ガチャ
一般的なガチャだよ!
アイテム・スキルなど様々なものからガチャができるよ!
1連 50P 10連+1 500P
☆前世ガチャ
あなたのためになるガチャだよ!
10連1回限りの限定ガチャ!
10連 10,000P
☆武器・防具ガチャ
低級から神級の様々な武器からガチャができるよ!
5連 500P
☆拠点ガチャ
拠点を快適にするアイテムができるよ!
5連 500P
☆娯楽ガチャ
大人な君に向いてるガチャだよ!
5連 500P
☆シークレットガチャ
SR以上確定だよ!何が出るかはお楽しみ!
1連 500P
「ガチャ増えてるな。うーん今使えそうなのはないから、無難に通常ガチャかな」
【通常ガチャ】をタップする。
ディスプレイが光り、11枚のカードが映し出された。
ディスプレイに触れるとカードが捲れた。
R 反撃の大楯(中級)
N ポーション(低級)
N 鉄のメイス(低級)
N モンスターフード(低級)
R 高級フライパン
SR 部下ゴーレム10体セット
N スキル:暗視
N 光樹の苗木×10
R 麻痺治しポーション(中級)
N 鉛筆と消しゴム×50セット
UR ファイアエンペラードラゴンの魔石
「このガチャの商品を仕入れてるやつ、絶対俺のこと見てるだろ。鉛筆ありがてぇーよ!!魔石もでかい。これでまだガチャやれるぞ。気になるものはあるけど、とりあえず今使えそうなやつを考えないと」
「マスター。その魔石のサイズなら馬車のマジックボックスをだいぶ拡張できます」
「あーそんな機能あったな。最高すぎる。ガチャ業者さん!ありがとう!いつまでも見守っててください」
俺は天に拝んだ。
「拡張はどれくらいできるの?」
「このサイズだと、50㎥→1,000㎥にまで拡張できます」
「この馬車無敵すぎ。今すぐ拡張お願い!」
「承知しました」
拡張したマジックボックスにすべてのクリーミーカウの身体を入れることができた。
「解体祭りだな。クリーミーカウは上位種いなかったから明日も増えてるかもな。よし!次はウォーターコッコを間引きに行くか」




