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49.家の大改造

俺は5Eに移動した。


「ここに大きめの物置2つを作って、そのあとを大きくして、家作って、あー頭こんがらがる。ゴーレ、なんか忘れてたらすぐ言って」

「承知しました」

ゴーレは文句も言わず俺に付き添ってくれている。

「建築物移動!こっちに3Dの物置を移動して、カスタマイズ。その隣に大きめの倉庫をつくって、これを移動させて、よし!」


バッフン

3Dで使っていた植物保管箱(内容量500㎡・時間経過なし)を設置していた物置を移動してきて、

ちょっと大きくし、棚数個とマジックボックス(内容量30㎥・登録者のみ使用可能)2個を設置。


その隣に物置を作成し、カスタマイズで馬車が入れるサイズに大きくし、棚数個とマジックボックス(内容量30㎥・登録者のみ使用可能)10個を設置。


地面硬化で空いてるスペースを整え、4Cに設置した無限井戸を移動させた。


「よしできた。ゴーレ、右のが農業系の道具とか収穫物や種とか苗木を入れる農業倉庫で、左のがモンスターの素材とかシモン布とか入れておく大倉庫ね。大倉庫は馬車をそのまま入れられるようにしたから、積み込みが楽になると思うよ。アカ・アオ・キー・ドリー達にも共有よろしくね」

「承知致しました。お気遣いありがとうございます」

「無限井戸も移動したんだけど、問題なさそ?」

「はい。いつもと同じように使用できます」

「じゃあ次は厩舎。厩舎は大きいやつに作り替えるだけだから、マップでいいや。秘密基地!」


厩舎を4頭用から6頭用に建て直し、

空いてるスペースに芝生作成。

1DEと2DEと3Eの庭と柵をつなげた。

5BCに畑作成。


庭庭庭未倉畑畑畑 E

庭庭厩更更畑畑畑 D

畑畑畑更畑畑畑畑 C

畑畑畑家畑畑畑畑 B

家畑畑更学庭疾疾 A

12345678



「こんなもんかな、あとは家と細かい調整だけ。はぁー流石に疲れてきた」

「お疲れ様です。マスター」

「ゴーレもついてきてくれてありがとね」

「問題ございません。マスターのために働けるのが嬉しいのです」

俺は素直なゴーレの発言に照れてしまった。

ゴーレに照れてるのがばれないように、急いで4Eに向かった。



▽ ▽ ▽



「よし!1番気合を入れなきゃいけない家だ!やるぞ!」

ディスプレイを今までにないくらい真剣に操作する。


「よし!これがカイン家の新しい家だ!」

俺は【小屋作成】をタップした。


バッフン

エリアの3分の2を使った、3階建ての木造の家が出来上がった。

3分の1には芝生作成で芝生になっている。


1階には広いリビング、広いダイニング、広いキッチン、トイレ2、脱衣所付き大浴場、俺の部屋。

キッチンにはマジックボックス(内容量25㎥・時間停止機能付き・登録者のみ使用可能)を設置。

シンプルソファ・ローテーブル・テーブル・椅子を設置。

俺の部屋には質の良いシングルベッド、棚、クローゼット、アイテムボックス(内容量30㎥・登録者のみ使用可能)を設置。

部屋から3Eの庭に出られるようになっている。

玄関には当然靴入れ。


2階には両親の寝室と空き部屋3つとトイレ。

両親の寝室には質の良いキングベッド、棚、アイテムボックス(内容量10㎥・登録者のみ使用可能)を設置。

寝室から繋がるウォークインクローゼットも。


3階には空き部屋が2つ。

1部屋はゴーレ達の部屋の予定、ゴーレ達に要望を聞いて、カスタマイズをするつもりだ。

屋根裏にはシモン達が入れる仕様にしている。



「できたーーー!お父さんとお母さん喜ぶぞ。俺的にあのキングベッドが一番のおすすめだな。可愛い妹が欲しいものだ」

「お疲れ様でした。あとは細かい調整だけですか?」

「そうだね。秘密基地!」



庭庭庭家倉畑畑畑 E

庭庭厩更更畑畑畑 D

畑畑畑更畑畑畑畑 C

畑畑畑家畑畑畑畑 B

家畑畑更学庭疾疾 A

12345678



「また『秘密基地』レベルアップしてんだけど」


○秘密基地LV6

→道作成LV1

 任意の場所に道を作成する。

 (砂利道)


「道作成?試しにこれ使うか。最後まで一気にやっちゃうから、今の家から新しい家に荷物とか移動しちゃって」

「すでにアカ・アオ・キー・ドリーとお父様お母様が荷物を運び出していますので、作業していただいて問題ありません」

「ほんとゴーレは優秀。よしやるか、秘密基地!」



バッフン

4ABCDに道作成で砂利道をつくり、

1Aを畑作成で畑に。

4Aの端に、門扉(大)を設置し、『秘密基地』の登録範囲を柵作成で囲う。

マップをズームし、

全ての畑に移動しやすいように細い道1マスずつを作成する。


庭庭庭家倉畑畑畑 E

庭庭厩道道畑畑畑 D

畑畑畑道畑畑畑畑 C

畑畑畑道畑畑畑畑 B

畑畑畑道学学疾疾 A

12345678



「これで、完璧だーー!」

終わった瞬間、少しふらついてしまった。

スキルの酷使で、体力を持っていかれたようだ。


「ゴーレごめん。ちょっと部屋のベッドまで運んでもらえる?お父さんとお母さんには心配しないように言っておいて、あと家の説明も任せていい?」

「問題ありません。マスターはお休みください」

「あ、あと、だれか訪ねてきたら、用件だけ聞いて明日以降対応するって言っておいて」

「承知致しました」



ゴーレは俺を抱えて、部屋にいった。



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