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207.久々のガチャ

俺は朝食を食べ、学び舎にみんなを集めた。

「えー。疾風の斧がいない間、午前中は授業を受ける。フォーリアさんと相談して、授業を受ける必要がない人は自主練ね。午後はライルダンジョンで戦闘訓練をしてください」

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

「テイムモンスターなしで、パーティでの戦闘ではなく1人で戦う練習をしてください。回復できるメンバーは同じタイミングで戦闘を始めない様に気をつけて」

「「「「「「「はい!」」」」」」」

「地下6・8・9階層を使ってね。じゃあ頑張って」


俺は家に帰り、久々にガチャの画面を確認した。


所持ポイント1,991


「意外とあるな。残りの魔石で使わなそうなやつも入れちゃうか」

俺はマジックバックから選別した魔石を取り出し突っ込んでいく。


所持ポイント2,594


☆武器・防具ガチャ

低級から神級の様々な武器からガチャができるよ!

5連 500P


「まずは杖を出さないとなー」


俺は【武器・防具ガチャ】をタップした。

ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。

ディスプレイに触れるとカードが捲れた。


N 鎖つき鉄球(低級)

R 偽魔王のグローブ(中級)

N 鉄の大剣(低級)

N 新米狩人の弓(低級)

SR 海恨の杖(高級)


「よし。1個ゲット。あと1個頼む!!」


俺は【武器・防具ガチャ】をタップした。

ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。

ディスプレイに触れるとカードが捲れた。


N スケルトンナイトの骨鎧(低級)

SR 黒樹の魔女の杖(高級)

N 鉄の銛(低級)

N 木のブーメラン(低級)

SR 血肉喰らいの鎧(高級)


「とりあえず杖はこれでいいとして、マジックバックは通常ガチャだよなー」


俺は【通常ガチャ】をタップした。

ディスプレイが光り、11枚のカードが映し出された。

ディスプレイに触れるとカードが捲れた。


N ショウガ 1kg(低級)

SR ポゼッションドール×5(高級)

N 投げ網(低級)

N 解体ナイフ(低級)

N ゴムの苗木(低級)

R マジックバッグ(低級)

R スキル:水泳

SR 悪魔の鳥籠(高級)

SR スキル強化

N 鬼人族の棍棒(低級)

N ホウレンソウの種


「とりあえず1個ゲットした。一旦1個でいいか。てか謎のものが多いぞ」


小さいウィンドウが出てきた。

[スキル強化を使用するスキルを選択してください]

俺は【秘密通路作成】をタップした。

すると『秘密通路作成』はLv2になった。


「これでドアが少しでも大きくなればいいんだけど。他のアイテム確認するか」


○偽魔王のグローブ(中級)

自称魔王が使っていたグローブ。

モンスターの魔石をはめると、そのモンスターの力が使える。

威力は半分で、1度使うと魔石はただの石になる。


○海恨の杖(高級)

クラ―ケンの歯とマーメイドの髪の毛と血液で作られた杖。

水魔法の威力が上がる。


○骸骨騎士の骨鎧(低級)

スケルトンナイトの骨でできた鎧。


○黒樹の魔女の杖(高級)

黒樹の魔女が使っていた杖。

火魔法の威力は弱くなるが、そのほかの魔法の威力が上がる。


○ポゼッションドール×5(高級)

自分の意識を憑依させて動かすことができる人形。

憑依している間は、本体の身体は仮死状態になる。

容姿などは魔力を込めることで、本人ベースだがいろいろ設定できる。

戦闘力は少ないが戦うことはできる。

ダメージが一定量超えると消滅し、意識は本体の身体に戻る。


○悪魔の鳥籠(高級)

任意の相手を閉じ込めることができる。

鳥籠に入っている間は、サイズが小さくなる。

内側から出ることはできない。


○血肉喰らいの鎧(高級)

高い防御力を持つ甲冑。

装備をすると身体能力の補助と強化がものすごくされる。

但し装備を外すとき、鎧に接している部分の肉と血液半分が持っていかれる。



「海恨はニーナで黒樹はナーリアかなー。あとのおもしろアイテムはとりあえずしまっておこう」


俺はアイテムをしまい、学び舎に行った。

学び舎ではジョシュ達とカイリ達が授業を受けていて、他の弟子達は庭で自主練をしていた。


俺はニーナとナーリアを呼んだ。

「2人とも、これ使って」

ニーナに海恨の杖を渡し、ナーリアに黒樹の魔女の杖を渡した。

「ありがとう、ライルくん」

「ライル様、ありがとうございます!」

「午後のダンジョンまでに少しでも慣らしておいてね」

「「はい!」」


2人は杖を試すために戻って行った。


▽ ▽ ▽


午後になり、俺はコアに触れ続けていた。

「モンスターのレベル上げて、狙いのドロップアイテムが出やすくしないといけないからしょうがないけど、これは暇すぎる」

ずっと触れているが、上がっても1時間に1回上がるか上がらないかだった。


「暇だー」

俺が限界に来たタイミングで外の小屋と繋がっている秘密の通路から誰か来た。

見てみるとマリーナさんだった。


「あれ?どうしたんですか?」

「早めに渡した方がいいと思って一瞬抜けてきたのよ」

そういうとマリーナさんが割れたダンジョンコアを渡してくれた。


「え!?ありがとうございます」

俺はすぐにダンジョンコアに吸収させた。


「ゴーレがいないから何ができるようになったか全部見て行かないとわからないぞ」

「じゃあライルくん、がんばってね」

「ありがとうございます!」

マリーナさんは帰って行った。


俺はとりあえず設定画面を隅から隅まで確認した。

気付けた変わった点は、モンスターが外に出たら消滅するかどうかを個々で変更できるようになったことだけだった。



ライルダンジョン(ダンジョンレベル3)

スタンピード自動阻止・ダンジョン外モンスター消滅(設定可能)


1階層(洞窟・狭い)

出現モンスター:なし

階段の出現方法:ボタン


地下1階層(草原・広い)

出現モンスター:オーク(Lv12・武器なし・行動自由)・オークナイト(Lv12・武器なし・行動自由)

リスポーン:常に50体

階段の出現方法:常に


地下2階層(草原・広い)

出現モンスター:ミノタウロス(Lv12・武器なし・行動自由)

リスポーン:常に50体

階段の出現方法:常に


地下3階層(草原・広い)

出現モンスター:フレイムコッコ(Lv12・行動自由)

リスポーン:常に50体

階段の出現方法:常に


地下4階層(草原・広い)

出現モンスター:バウンドシープ(Lv12・行動自由)

リスポーン:常に50体

階段の出現方法:常に


地下5階層(草原・広い)

出現モンスター:ウォーリーバッファロー(Lv12・行動自由)

リスポーン:常に50体

階段の出現方法:常に


地下6階層(草原・広い)

出現モンスター:ジュエルアイアイ(Lv3)

リスポーン:常に100体

階段の出現方法:常に


地下7階層(洞窟・広大)

出現モンスター:アイアントータス(Lv12・行動自由)・ゴールドトータス(Lv12・行動自由)・ミスリルトータス(Lv12・行動自由)

リスポーン:常に200体

階段の出現方法:常に


地下8階層(洞窟・狭い)

出現モンスター:ロックイーター(Lv5)

リスポーン:常に50体

階段の出現方法:常に


地下9階層(洞窟・狭い)

出現モンスター:レインボーパラキート(Lv3)

リスポーン:常に100体

階段の出現方法:なし


地下10階層(草原・広い)

ボスモンスター:リビングアーマージェネラル(Lv35・指示あり・意思あり・消滅なし)

出現モンスター:リビングアーマー(Lv30・指示あり・消滅なし) リビングソードアンティーク(Lv30・指示あり・消滅なし) リビングアックスアンティーク(Lv30・指示あり・消滅なし)

リスポーン:ボス1体・その他20体ずつ



「一応ショーグン達が消滅しない様にしたけど、あんま意味がないレベルアップだったな」


俺はそのあと暗くなるまで設定画面を見て過ごした。

そのおかげで目当てのアイテムは確保できた。




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