177.ジョシュ達のステータス
翌日、疾風の斧とジョシュ達を集めてステータスを確認した。
テイムしたモンスターも含めて、なかなか個性的だった。
【名前】 ジョシュ
【年齢】 7
【職業】 なし
【レベル】 1
【生命力】 60
【魔力】 55
【筋力】 87
【防御力】 15
【俊敏力】 20
【スキル】
○激化の獣
→大猩猩の腕LV1
○通常スキル
棍術
テイム
【テイムモンスター】
マシュー LV10(マイコニド)
【名前】 マシュー
【種族】 マイコニド
【レベル】 10
【生命力】 405
【魔力】519
【筋力】 113
【防御力】 116
【俊敏力】 88
【スキル】
○通常スキル
胞子・菌操作
胞子放出
胞子生成 LV2
→毒胞子LV1
→催眠胞子LV1
菌類の母
【子供】
ベビーマッシュ10体
カインドマッシュ5体
「マシュー達にお願いすれば、キノコ系の食材が定期的が手に入りそうだな」
「それはいいな。棍術を覚えてるから、今までのように槌系の武器を使わせて良さそうだな」
「ジョシュはリーダーとガッツとの模擬戦で槌を使ってからハマってたからねー!」
【名前】 ベラ
【年齢】 7
【職業】 なし
【レベル】 1
【生命力】 55
【魔力】 110
【筋力】 37
【防御力】 15
【俊敏力】 20
【スキル】
○妖術の獣
→変化LV1
○通常スキル
火魔術
→炎蝶LV1
風魔術LV1
→鎌鼬LV1
水魔術LV1
→水鏡LV1
土魔術LV1
→土人形LV1
雷魔術LV1
→飛雷槍LV1
扇術
テイム
【テイムモンスター】
イムニ LV12(フレイムニュート)
【名前】 イムニ
【種族】 フレイムニュート
【レベル】 12
【生命力】 534
【魔力】422
【筋力】 130
【防御力】 131
【俊敏力】 104
【スキル】
○通常スキル
火魔法LV1
→ファイアボールLV1
火纏
一族の長
【部下】
チャーコルニュート20匹
「ベラの魔術ってなんだ?」
「これは狐獣人特有のものだと思うわ」
リリアンさんが俺の疑問に答えた。
「獣人の一部は魔法ではなく魔術を使うって聞いたことがあるわ」
「魔法と魔術って何が違うんですか?」
「うーん。私も正確にはわからないんだけど、魔法は体内の魔力を使う。魔術は周囲の魔力を使うものかな?」
「なるほど」
「私も正直あまりわからないわ」
「要検証ですね」
【名前】 ララ
【年齢】 7
【職業】 なし
【レベル】 1
【生命力】 60
【魔力】 60
【筋力】 83
【防御力】 15
【俊敏力】 22
【スキル】
○暴脚の兎LV1
→脱兎LV1
○通常スキル
棍術
テイム
【テイムモンスター】
ロズLV10(アルラウネ)
【名前】 ロズ
【種族】 アルラウネ
【レベル】 10
【生命力】 449
【魔力】521
【筋力】 125
【防御力】 131
【俊敏力】 93
【スキル】
○通常スキル
ソーンウィップ LV2
シードボムLV1
木精の長
【子供】
ドライアド10体
「ララも近距離だな」
「そうですね。ロズが遠距離もいけそうなのでバランスはいいかと」
「これは、戦い方を考えないといけないな」
ヒューズさん達は少し悩み始めた。
その様子を見ていたジョシュ達は不安そうにしていた。
「僕達弱い?」
「大丈夫だよ。みんな頑張ってたおかげで、強くなってるから」
「うん。ありがとうライル様!」
「とりあえず、テイムしたモンスター達の連携方法も考えないといけないから、いっぱい特訓しよう」
「「「はい!!」」」
疾風の斧達に考えてもらっている間、俺はみんなのスキルの細かいところを確認した。
○大猩猩の腕LV1
両腕の筋力が10分間2倍になる。
○菌類の母
菌類のモンスターを従えることができる。
○変化 LV1
10分間、見たことのあるモンスターに変化できる。
○炎蝶LV1
炎で蝶を作り攻撃する。
○鎌鼬LV1
風の刃を飛ばす。
○水鏡LV1
魔法を反射する鏡を作り出す。
○土人形LV1
指定した人そっくりの人形を作りだす。
○飛雷槍LV1
雷で槍を作り出す。
○火纏
炎を体に纏うことができる
○一族の長
同族を配下にすることができる。
○木精の長
下級の木精を配下にできる。
「よし。大体決めたぞ!」
ヒューズさん達の長考が終わった。
「どうしますか?」
「心配な部分が多いが、すぐ冒険者にさせてもいいレベルではある」
「ですよね」
「とりあえず学び舎ではスキルの理解力を上げさせて、実践はライルに任せたい」
「わかりました。ノコが大量発生を探しに行ってくれているので、明日以降連れて行こうと思います」
「わかった。それまでにジョシュ達のスキル理解をあげておく」
「そうですね。強弓の面々も連れて行く約束をしているので、時間はあると思います。カラッカにはいつ行きます?」
「ジョシュ達には馬車移動の経験をさせたいから、ライルの修行をしてからの方がいいな」
「わかりました。日にちはのちのち決めましょう」
俺達はジョシュ達の教育方針を固めた。
▽ ▽ ▽
俺はジョシュ達と別れて、マシュー達と庭に来ていた。
「マシュー。お願いがあるんだけど。いつも貰ってるキノコを栽培することってできる?」
マシューは大きい頭を縦に振った。
「ほんと?どうやって栽培するか俺全然わからないから、いろいろ教えてほしいんだけど」
ロズが土を触り始めた。
するとロズが触っていたところからみるみる木が生えて育っていく。
「うわ、すご!」
その木をロズは茨で切り倒した。指を差し、ジェスチャーで何かを伝えようとしていた。
「うーん。ごめん。わからないや」
「たぶんですが、この木を使ってキノコを栽培するようですよ」
ゴーレが通訳してくれた。
「アカ・アオ・キー・ドリーにマシューとロズとキノコ栽培をするように伝えておきますので、場所の指定だけお願いします」
「助かるよ。場所はどうしようかな」
俺はマップを開いた。
未未畑畑畑畑畑畑畑畑畑畑畑畑畑畑 I
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未未畑畑畑畑畑庭厩家倉庭畑畑牛鶏 E
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未道未未未未店食鍛道学学疾疾従道 A+
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- +
「マシュー達も厩舎と家の庭で生活することになるだろうから、畑を広げて庭に面しているところを使ってもらおうかな」
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未道畑畑畑畑畑工木道畑畑畑畑畑道 B
未道未未未未店食鍛道学学疾疾従道 A+
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道広広領領住温温温未未未未未未未 B
未未道未未未温温温未未未未未未未 C
未未道未未未温温温未未未未未未未 D
54321012345678910
- +
俺は畑を広げた。細かい場所はアカ・アオ・キー・ドリーに任せることにした。
ジジジジジジジジ!
マップをいじっているとノコが返ってきた。
「おかえり。どうだった?」
ジジジジジジ!
たぶん大量発生を見つけたのだろう。
「ゴーレ。明日は大量発生をつぶしに行くから、フリード達と強弓に伝えておいて」
「承知致しました」
「ミッツも参加したいようなら参加させて」
「聞いてみます」
俺は明日の特訓をどうするか考えることにした。




