156.ガチャ業者と結婚
俺は家に帰って自分のベッドに横になった。
「とりあえず武器・防具ガチャしないとね」
俺はガチャのディスプレイを出した。
オークの魔石を全部突っ込んだ。
所持ポイント3,154になった。
「業者さん、お願いします!いい武器をお願いします!」
武器・防具ガチャをタップする。
ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。
またディスプレイに触れるとカードが捲れた。
R 森避役の革鎧(高級・サイズ自動調整)
R 眠り玉(低級)
N 木の槍×3(低級)
N 鉄のナイフ(低級)
R アストラルレイピア(中級)
また武器・防具ガチャをタップする。
ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。
またディスプレイに触れるとカードが捲れた。
R エルフの大弓(中級)
SSR メタモルスティック(最高級)
R 爆弾岩(小)
R 二又犀の革鎧(高級・サイズ自動調整)
N 鉄槍×10(低級)
タップする。
ディスプレイが光り、5枚のカードが映し出された。
またディスプレイに触れるとカードが捲れた。
R アイアンガウルの角双剣(中級)
R シャドウフォックスの革鎧(中級
N 鉄のクナイ(低級)
SR 魔岩砕き(高級)
R エルダートレントの木鎧(中級)
「よっしゃー!これで満足かな。最高だ。もうガチャ業者さんと結婚したーい!」
俺はガチャで手に入れたアイテムの詳細を見た。
○アストラルレイピア(中級)
降ってきた星が素材に使われているレイピア。
魔法を弾くことができる。
○メタモルスティック(最高級)
見た目は鉄の棒だが、使う人の想像する形に変わる。
○アイアンガウルの角双剣(中級)
アイアンガウルの角を使った双剣。
水に強く、水を切ることができる。
○魔岩砕き(高級)
魔岩製の槌と杭がマジックチェーンで繋がっている武器。
魔力を注ぐとマジックチェーンの長さを変えられる。
○森避役の革鎧(高級・サイズ自動調整)
フォレストカメレオンの革を使った鎧。
魔力を注ぐと、周りの景色と同化する。
○二又犀の革鎧(高級・サイズ自動調整)
バイデントライトの革を使った鎧。
頑丈で動きやすい。
○シャドウフォックスの革鎧(中級)
シャドウフォックスの革を使った鎧。
火と聖魔法のダメージを半減する。
○エルダートレントの木鎧(中級)
エルダートレントを素材にした木の鎧。
頑丈だがとても柔らかく動きやすい。
物理攻撃と雷魔法に強いが火にめっぽう弱い。
○エルフの大弓(中級)
エルフがそこそこの力で作った大弓。
高く売れる。
○爆弾岩(小)
少しの衝撃で爆発する岩。
投げて使える。
「まだちょっと足りないけど、今日はこんなもんにしとくか」
俺はアイテムをバッグに詰め込んだ。
「とりあえず今日はこれで終わりかな?」
頭の中でやっていないことはないか考えると、いろいろ出てきてしまった。
「しょうがない、ちょっとやってから寝るか」
俺は部屋を出て行った。
▽ ▽ ▽
俺は朝食を食べて、学び舎へ向かった。
昨日ガチャで当てた武器をみんなに渡しに行った。
アメリアには、アストラルレイピアと森避役の革鎧
チェスターには、二又犀の革鎧
ゾーイには、メタモルスティックとシャドウフォックスの革鎧
ルーシーには、俺が着けてる革の鎧
オリバーには、アイアンガウルの角双剣とエルダートレントの木鎧
を渡した。
「出発までに慣らしておくように」
「「「「「はい!」」」」」
「あと各自、魔法の練習もしておくように」
「「「「「はい!」」」」」
俺はそう言うと学び舎を後にした。
▽ ▽ ▽
俺はカリムさんの家に来ていた。
用があるのはマールさんだった。
「マールさん、解体をお願いしたいんですけど」
「ライルくんにはお世話になってるから、私にやれるものならやってあげるよ」
「オークってできますか?」
「素材も必要?」
「肉だけ欲しいです」
「じゃあ余裕よ」
「10体ほどお願いします!」
「任せなさい!」
俺はカリム家の庭にオークを10体出し、解体をしてもらった。




