149.ステータスとテスト
アメリアと従業員達のやる気を確認し、みんなのステータスを確認した。
【名前】 アメリア
【年齢】 9
【職業】 農家
【レベル】 1
【生命力】 53
【魔力】 82
【筋力】 51
【防御力】 12
【俊敏力】 16
【魔法】
聖魔法 LV1
→ヒール LV1
【スキル】
○エクストラスキル
紅の先導者 LV2
→俊速な群衆 LV2
→強固な群衆 LV1
○通常スキル
なし
【名前】 チェスター
【年齢】 27
【職業】 ライル商会従業員
【レベル】 20
【生命力】 1851
【魔力】100
【筋力】 733
【防御力】 399
【俊敏力】 192
【スキル】
○エクストラスキル
強顎の獣 LV2
→鉄牙 LV3
→噛み切り LV2
○通常スキル
爪術
剣術
隠密
【名前】 オリバー
【年齢】 18
【職業】 ライル商会従業員
【レベル】 17
【生命力】 1068
【魔力】121
【筋力】 139
【防御力】 140
【俊敏力】 53
【魔法】
水魔法LV1
→アクアボールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
雷鳴の二刀LV1
→帯電LV1
○通常スキル
剣術
【名前】 ゾーイ
【年齢】 15
【職業】 ライル商会従業員
【レベル】 10
【生命力】 759
【魔力】 200
【筋力】 71
【防御力】 121
【俊敏力】 23
【魔法】
風魔法 LV1
→エアロボール LV1
【スキル】
○エクストラスキル
多才な黒子 LV1
→補助スキル LV1
○通常スキル
なし
【名前】 ルーシー
【年齢】 15
【職業】 ライル商会従業員
【レベル】 10
【生命力】 821
【魔力】 128
【筋力】 111
【防御力】 125
【俊敏力】 45
【魔法】
火魔法 LV1
→ファイアボール LV1
【スキル】
○エクストラスキル
街の踊り子 LV1
→不快な足取り LV1
○通常スキル
配膳
「チェスターはなかなか強いな」
「息子が生まれるまでは、獣王国で短い間ですが兵士の訓練を受けていました」
「それは頼りになるな。武器は何を使ってる?」
「今は剣です。元々は手甲に爪がついていた武器を使っていました」
「こんなの?」
俺はバッグからケルベロスの鉤爪を出した。
「おーこれは素晴らしい」
「そうなの?よく知らないんだよね。鑑定!」
○ケルベロスの鉤爪
ケルベロスの素材を、加工して作った。
ケルベロスの革でできた手甲にケルベロスの爪を細く加工して付けている。
「ケルベロスの素材でできてるみたいだよ。それ使って」
「このようなものをいただいてもいいのですか?」
「いいよ。有効的に使って」
「ありがとうございます」
「ゾーイとルーシーはどんな武器を使ってるの?」
「私は学び舎にある武器は全部同じくらい使えます」
「私は剣をメインに使ってます」
「ゾーイは器用なんだね。一旦今回は剣で行こう。ルーシーも剣だね。2人とも疾風の斧に借りよう」
「「はい!」」
「ゾーイとルーシーのエクストラスキルの詳細見せてくれる?」
「はい」
○多才な黒子 LV1
仲間に合わせて補助行動ができる。
→補助スキル LV1
任意で選んだ仲間を補助するスキルが一時的に取得できる。
○街の踊り子 LV1
身体能力が少し上がり、踊りを踊るのがうまくなる。
→不快な足取り LV1
相手が不快を与えるリズムで動く。
「なかなかクセがありそうだね。使ったことは?」
「商人だった父が『アイテム鑑定』を使ったとき、『スキル補助』を使うと『価値鑑定』というスキルを取得しました」
「なるほどな、これは面白そうだから色々試そう」
「はい!」
「オリバーは剣術のスキルを手に入れたみたいだね。あれからよく頑張って練習したんだね」
「ありがとうございます、ライル様」
「明日はエクストラスキルをメインで使っていこう」
「はい!」
「あとはアメリアだが、詳細見せてくれるか?」
「はい!」
○紅の先導者 LV2
集団を指揮する能力が上がる。
→俊速な群衆 LV2
10分間、味方のスピードが1.5倍上がる。
スタミナ消費が1.0倍
→強固な群衆 LV1
5分間、味方の防御力が1.5倍上がる。
「お!訓練の時に『俊速な群衆』を使っていたのがよかったみたいだね」
「学び舎で訓練を始めてすぐにスキルのレベル上がったの。高いプライドのせいで、すぐに学び舎に入らなかったこと後悔したわ」
「それに気づけて行動できてるんだから、これから頑張ればいいさ。死ぬまで気づけない人もいるから」
「ん?」
「なんでもないよ。アメリアは細剣だよね?明日は疾風の斧に借りよう」
「はい!」
みんなのステータスを確認し終わった。
「残りの訓練の時間は集団戦闘の練習をしてくれ。指揮はアメリア、チェスターはアドバイスをしてあげてくれ」
「「「「「はい!」」」」」
みんなに指示を終えると、リリアンさんが話しかけてきた。
「ライル君。明後日、言われていたテストをしようと思うんだけどこの内容でいいかな?」
リリアンさんに渡された紙を見ると驚いた。
「リリアンさん、みんなこんな計算できるんですか?」
「そうよ!知らなかったの?」
「いや、ここまでとは思ってなかったです」
「内容はどう?」
「問題ないと思います」
「じゃあこれでやっちゃうわね」
「お願いします!」
リリアンさんは学び舎の中に戻っていった。
「よし、明日はモンスター探しに行かないとな」




