141.業者に感謝
俺は家のベッドでゆっくり横になっていた。
「魔石もだいぶ溜まったし、ガチャするしかないよな。ガチャ!」
目の前にディスプレイが現れた。
所持ポイント9,366
☆通常ガチャ
一般的なガチャだよ!
アイテム・スキルなど様々なものからガチャができるよ!
1連 50P 10連+1 500P
☆前世ガチャ
あなたのためになるガチャだよ!
10連1回限りの限定ガチャ!
10連 10,000P
☆飲食店ガチャ
飲食店経営に必要なアイテムが入ってるガチャ!
ほとんどがマジックアイテムだよ。
1連 100P 10連 1,000P
☆鍛治ガチャ
鍛冶屋に必要な道具が入っているガチャ!
1連 100P 10連 1,000P
☆ゴーレムガチャ ※1回限り
今あなたが必要としているガチャ!必要だよね?
3連 3,000P
☆武器・防具ガチャ
低級から神級の様々な武器からガチャができるよ!
5連 500P
☆拠点ガチャ
拠点を快適にするアイテムができるよ!
5連 500P
☆娯楽ガチャ
大人な君に向いてるガチャだよ!
5連 500P
☆シークレットガチャ
SR以上確定だよ!何が出るかはお楽しみ!
1連 500P
「前世ガチャにギリギリ届かない。まあゴーレを治すつもりだったからポイント足りても回さないんだけどね。
ガチャ業者さん。いつもありがとうございます。ほんとに見ていてくれてるのですね」
俺は回すガチャを決め、ディスプレイをタップした。
ディスプレイが光り、3枚のカードが映し出された。
またディスプレイに触れるとカードが捲れた。
SR 部下ゴーレム10体セット
R アビリティ:品種改良
UR ゴーレム修理ポッド
「よしきた!とりあえず部下ゴーレムと品種改良はドリーにつけて」
俺はディスプレイをタップしてドリーを選択する。
「よし、行くか」
俺は部屋を出て、3階のゴーレム部屋に向かった。
「ゴーレ、今いい?」
俺は部屋の前で声をかけた。
「問題ありません」
ゴーレは部屋の扉を開けてくれた。
「これゲットしたから、設置しに来たよ」
俺はカードを取り出し、魔力を注ぐ。
ポンッ
部屋の端にゴーレム修理ポッドが設置された。
「ちょっと入ってみてよ」
「わかりました」
ゴーレが修理ポッドに入ると、横についてるディスプレイに[残り12時間]と表示された。
「12時間で治るみたいだから、そこの中で安静にしといてくれ」
「承知致しました。マスターありがとうございます」
俺はゴーレム部屋に出て、自分の部屋に戻った。
▽ ▽ ▽
「ガチャの続きだ。ポイントは6,366か」
俺は鍛冶屋ガチャに決め、ディスプレイをタップした。
ディスプレイが光り、10枚のカードが映し出された。
またディスプレイに触れるとカードが捲れた。
N 金5kg
R 鉄10kg
R 鉄10kg
SSR マジック炉(最高級)
N 鉄5kg
N 鉄5kg
R ミスリル5kg
R 鍛冶用ハンマー(高級)
R 鉄10kg
SR 鉄50kg
「ほとんど素材だ。これで売る用の武器を作ってもらうか」
続けて、飲食店ガチャのディスプレイをタップした。
ディスプレイが光り、10枚のカードが映し出された。
またディスプレイに触れるとカードが捲れた。
N 塩10kg
SR マジックジューサー×2(高級)
R マジックエプロン×5(中級)
N 砂糖10kg
N 寸胴鍋(低級)
N 中華鍋(低級)
R 配膳ゴーレム×2(中級)
R マジック乾燥機(高級)
R 調理ゴーレム×2(中級)
SSR 液体調味料製造タンク×6(超高級)
もう一度タップ。
N まな板(低級)
R マジック製氷機(中級)
R マジック黒板(小型)(低級)
SR マジック分離機(高級)
N フライパンセット(低級)
N トレイ×5(低級)
R 調理ゴーレム×2(中級)
SR マジック製麺機(高級)
R 包丁5本セット
SSR マジック容器製造機(最高級)
「うおー!来たぞ!醤油作れるぞ!てか料理の幅が広がるな。ちょっとチャールズ兄と数日こもってもいいかも」
ポンッ
俺はゴーレム達の名前と属性を決めた。
ゴーレム達は名前がつけられると、どこかに行ってしまった。
俺は散らばった説明書を読んでいった。
○マジック黒板(低級)
指でなぞるだけで文字が書ける、30cm×50cmの黒板。
○マジックジューサー(高級)
材料を入れるだけで自動でジュースが作られる。
自動清掃がされる。魔力で稼働。
○マジック分離機
食材専用。
食材を入れ、任意で選んだ成分を分離することができる。
○マジック製氷機
水と魔力を注ぐことで、氷を作ることができる。
○マジック製麺機
生地を入れると麺を作る。
サイズなどの調整も可能。魔力で稼働。
○マジック乾燥機
食材専用。
食材を入れると、食材を乾燥させる。魔力で稼働。
○液体調味料製造タンク
魔力を変換して、液体調味料を作成する蛇口付きタンク。
※液体調味料以外の液体を作ることはできません。一度設定すると変更できません。
○マジックエプロン
絶対に汚れないエプロン。
使用者に常にクリーンをかける。
「よし、明日はレストランを作るか。色々やれること増えたけどもう今日は疲れた眠い」
俺はアイテムを放置して、ベッドに入った。




