134.ライトニングドラゴンとステータス
朝起きると、庭が騒がしい。
俺は庭に出ると、ルークがライトニングドラゴンに乗っていた。
ギャウギャウ!
ライトニングドラゴンはルークにだいぶ懐いてるようだ。
「ルークおはよう」
「おはよう!」
「このドラゴンの名前は決めたの?」
「決めたよ。ライドン !」
「ライドンか、よろしくな」
ギャウギャウ!
「ルークのステータスとライドンのステータス見せてもらえる?」
「いいよ。ステータス!」
【名前】 ルーク
【年齢】 5
【職業】 農家・冒険者
【レベル】 15
【生命力】 293
【魔力】 91
【筋力】 152
【防御力】 35
【俊敏力】 23
【魔法】
火魔法LV1
→ファイアボールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
化剣の剣豪 LV2
→伸剣LV2
→鞭剣LV2
→霊剣LV1
○通常スキル
剣術
跳躍
テイム
【テイムモンスター】
ライドンLV15 (ライトニングドラゴン)
【名前】 ライドン
【種族】 ライトニングドラゴン
【レベル】 15
【生命力】 1865
【魔力】3821
【筋力】 1540
【防御力】 1333
【俊敏力】 355
【魔法】
雷魔法 LV2
→サンダーボールLV1
→サンダーアローLV1
【スキル】
○通常スキル
雷属性無効
威圧LV3
雷龍の息吹LV2
雷龍の爪LV2
雷龍の鱗LV2
「ライドン強いな。ルークもだいぶ強くなったね。詳細も見るね」
○霊剣LV1
剣が霊体になる。
○雷属性無効
雷属性の攻撃が効かない。
○雷龍の息吹LV2
口から雷龍の息吹を出す。
○雷龍の爪LV2
爪に雷属性の魔力が宿る。
○雷龍の鱗LV2
鱗に雷属性の魔力が宿る。
「なかなかだな。完全に雷特化だな」
「僕がテイムする時も、シモンが口を糸で縛ってなかったら息吹が直撃するところだったよ」
「ルークは勇気があるね。ドラゴンに襲われたのにテイムしちゃうなんて」
「倒せないって思ったから、どうにかしなきゃって考えていたらいつの間にかテイムしてたんだよ」
「すごいね。ライドンに乗る練習しときなよ。もしかしたら『騎乗』を取得出来るかもだから」
「うん!練習しておく」
俺はルークとライドンと別れ、リビングに行くとチャールズ兄が朝ごはんを作っていた。
「チャールズ兄、朝ごはんの準備ありがとう」
「全然大丈夫だよ、料理好きだし。ライル師匠には出来るだけいろんなことをしてもらいたいしね」
「ほんとチャールズ兄は優しいね」
「そんなことないよ」
「前から気になってたんだけど、ヘイトを稼ぐときはなんであんなに口が悪くなるの?」
「そう?気づいてなかったかも。でも意識してるのはライル師匠が冒険者を挑発するときをイメージしてるよ」
「え?ほんと?」
「うん」
俺はなんとも言えない気持ちになった。
「チャールズ兄、ステータス確認していい?」
「うん、ステータス」
【名前】 チャールズ
【年齢】 12
【職業】 農家・冒険者
【レベル】 22
【生命力】 425
【魔力】 142
【筋力】 201
【防御力】 71
【俊敏力】 19
【魔法】
火魔法LV1
→ファイアボールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
植物の友LV2
→成長促進LV1
→植物支援LV1
○通常スキル
料理
盾術
メテオアタックLV2
「ちゃんと強くなってるね。エクストラスキルもレベル上がったし、詳細も見るね」
○植物支援LV1
植物が手助けをしてくれることがある。
「使い方が謎だね。村に戻ったら検証しよう」
「パンもお願いね」
「わかってるよ」
「そろそろご飯出来るから座って待ってて」
「ありがとう」
みんながぞろぞろダイニングに集まってきた。
アイザックさんとセフィーナさんとマリーナさんもしっかり泊まってたみたいだ。
俺はみんなと朝食を食べた。
▽ ▽ ▽
俺の部屋に鬼将軍の剱を呼んだ。
「みんなにナイショな話があります。この話をしていいのは疾風の斧と鬼将軍の剱だけです。秘密を守れますか?」
「「「「「はい!」」」」」
俺は『秘密の通路』のドアを開けた。
「あれ?ライル師匠?何してるの?」
「え?」
「てか壁にドアなんかつけてどうしたの?」
鬼将軍の剱には、ドアの向こうにある村の俺の部屋が見えないようだ。
小さなウィンドウが出てきた。
秘密の通路を使用できる人を選択してください。
「なるほど、登録しないと見えもしないのか。個人じゃなくてパーティ選択もあるじゃん」
疾風の斧と鬼将軍の剱をタップした。
「「「「「え!なにこれ!」」」」」
ドアの奥が見えたようだ。
「これは村の俺の部屋に繋がってます。村に帰ったら座学のテストをして、合格者はカラッカの街で冒険者活動ができます」
「ほんと?すごい!」
「よっしゃ、頑張るぞ」
「算術はみんなそれなりにできるもんね」
「テストは疾風の斧に作ってもらいます。みんながんばってね」
「「「「「はい!」」」」」
『秘密の通路』の話が終わり、俺はニーナとカシムとシャルにステータスを見せてもらった。
【名前】 ニーナ
【年齢】 5
【職業】 農家・冒険者
【レベル】 21
【生命力】 387
【魔力】 498
【筋力】 68
【防御力】 47
【俊敏力】 23
【魔法】
火魔法 LV2
→ファイアボールLV2
→ファイアウォールLV1
土魔法 LV2
→ストーンボールLV3
→ストーンアローLV1
【スキル】
○エクストラスキル
魔花姫 LV3
→メディックツリーLV2
→アイアンソーンLV2
→バタリーキューカンバーLV1
○通常スキル
水魔法 LV1
→アクアボールLV2
テイム
【テイムモンスター】
ストーングリズリー LV23
デュアルデーモンラビット LV28
【名前】 カシム
【年齢】 9
【職業】 猟師見習い・冒険者
【レベル】 21
【生命力】 392
【魔力】 267
【筋力】 199
【防御力】 71
【俊敏力】 32
【魔法】
風魔法LV2
→エアロボールLV2
→エアロウォールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
強弓の奇術師LV3
→クレッセントショットLV2
→インクリーシングアローLV2
→リフレクトアローLV1
○通常スキル
弓術
一点集中
【名前】 シャル
【年齢】 7
【職業】 猟師見習い・冒険者
【レベル】 15
【生命力】 282
【魔力】 168
【筋力】 127
【防御力】 22
【俊敏力】 19
【魔法】
雷魔法LV1
→エレキボールLV1
【スキル】
○エクストラスキル
魔槍の魔女 LV3
→ドレインランス LV2
→イリュージョンランス LV2
→エクスプロードスティックLV1
○通常スキル
槍術
投槍術
闇魔法 LV1
→ダークネスLV3
○バタリーキューカンバーLV1
鉄のように硬い種を吐き出す植物を召喚する。
○リフレクトアローLV1
放った矢が壁に当たると反射する。
○エクスプロードスティックLV1
投げた槍が刺さったところが爆発する。
「みんなエクストラスキルのレベルが上がってるね、村に帰ったら検証しよう」
「「「はい!」」」
みんなは部屋から出て、庭で訓練をするそうだ。
俺はその様子を家の中から眺めていた。




