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銃を撃ちながら人狼ゲームしてみた  作者: 大虎
始まり
3/46

説明

ピエロの男に言われるままついて行くと結構広めの広場に着た。そこには無数の光った柱が天空に向かって真っ直ぐ伸びていた。

「さて、まずはこの転送柱について色々説明させてもらうよ」ピエロの男が僕達に説明をし始めた。

「この転送柱に入ると部屋に転送される。人数が集まり次第ゲームが始まる。部屋によって人数や役職が違ったりするからこの説明欄を読めば人数や役職のことは書いてあるから」

そう言って転送柱の右にポツンと建ててある板を指す。

「次はアバターについて説明するよ。まずアバターには筋力、素早さ、体力、正確性、運の5つの能力があってゲームをする事で貰える経験値で自分の好きなように能力を上げることができる、実際に自分の能力値を見てみるといい、視界の右上にmenuって文字が出てるだろ?そこをタップしてステータスっていう項目を押してみてくれ」

言われた通りに押してみるとアバターの能力値が表示された。

僕のアバターは筋力60、素早さ62、体力100、

正確性73、運150。

成哉は筋力58、素早さ111、体力100、

正確性54、運50。

勇輝は筋力78、素早さ50、体力100、

正確性121、運55。

これだけ見ても強いのか弱いのかイマイチ分からない。

「初期アバターの体力はみんな固定で100からスタート。体力以外の能力値のいずれかひとつが100以上あるはずだ」

僕は運、成哉は素早さ、勇輝は正確性が100以上あった。素早さや正確性は需要ありそうだけど運が1番高いって・・・結構地味だな・・・。


「あとは所持品という項目をタップしてくれ、自分が持っている銃の名前や説明が書かれてる」

所持品という項目をタップしてみると自分が持っている銃の名前が表示された。

僕の銃はRED-34。アサルトライフルと書かれている。成哉はSABRE-52(サブマシンガン)、勇輝は

ASIX-338(スナイパーライフル)という銃を所持していた。

「銃はゲーム中のフィールドに落ちてたり隠されてたり武器屋で買ったりして銃を手に入れることができる。銃を使いたい時は使用モードっていう項目を押せば出てくるから」実際に僕達は使用モードという項目を押してみると目の前に銃が現れた。

ずっしりと重みを感じる。凄いリアルだ。

「これは・・・凄いな・・・」消極的だった勇輝も銃のリアルさに興奮している。成哉は「スゲーな」と言いながら銃を色々な角度から眺めていた。


「最後にコインについて。コインはさっきも言ったように武器屋で銃を買ったりするのに使う。あとゲームに参加する時に賭け金を支払わなければいけない。部屋によって異なるけど最低1万コイン~かな大体。ゲームに勝った場合賭け金が何倍かになって帰ってくる。負けた場合は運営に全額回収回収される。そしてここが見所!所持しているコインの半分はリアルマネーに交換することができる。1コイン1円の価値がある。今君たちが所持しているコインは10万コイン。これは初心者のための運営からのサービスだよ」つまり僕達は現金10万円を持っていることになる。・・・マジかよ、、、

「説明はこんなところかな。何か質問はあるか?」

「まあ、大体は理解出来たかな」他の2人も理解は出来たらしい。

「んじゃ、俺はそろそろ戻るよ。大人は忙しいんでね」そう言ってピエロの男は去っていった。

「へぇー、アバターにも名前が付けられるのか何にしようかな~♪」

「ほんとにやるのか?」

「ここまで来たらやるしかないっしょ。勇輝もさっき銃見て興奮してたじゃん!」

「まあ、・・・ゲームのクオリティの高さは評価する」

銃を見つめながら勇輝が言う。

「まあ、危険だと思ったらすぐ辞めればいいんじゃないかな」

「早速名前考えよーぜ」

「お互い呼びやすい名前にしようよ」

僕達は自分のアバターに名前を付けた。

僕はアキ、成哉はNaru(ナル)、勇輝はユーキ。

「・・・この転送柱に入ると部屋に転送されるって言ってたよな・・・」勇輝がマジマジと柱を見る。

「物は試し、早速入ろーぜー!」

成哉が柱に入ってそのまま消えた。

「・・・あいつにはもう少し警戒心ってやつを持って欲しいもんだ・・・」勇輝がやれやれとため息混じりに言った。

「僕達も行こっか」

「そうだな・・・」

僕達も転送柱に入った。すると視界がぱっと光って、エレベーターで昇っていくような感覚に陥った。


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