このまま止まればいいのにと・・・・・・
今回は短編ですご注意を!
―――― 何故私はあの時手を差しのばせれなかったのだろう・・・・・。―――――――――――――
私の刻はあの時から止まったままであの時から私の胸には後悔しかない…………。
―――――――――――――――――――――――――――――― あの時私が君の腕さえ離さなければ………。
どうして?私だけ生き残ってしまったんだろう…………。 ――――――――――――――――――――――――
―――――――――――― あのまま時が止まってしまえばよかったのに・・・・・・・・・・。 ―――――――――――
憂華はそんなことを考えながらよそ見をしながら歩いていると誰かとぶつかった!!
「いった~いっ!!ご……ごめんなさい…ぼーっとしててっというか考え事してて。」
と憂華が顔を上げるとそこには憂華の恋人 空と同じ顔の男が立っていた。
「空?なんで…………空が生きてるの?」
男は憂華の言葉がわからず、
「あの・・・・・・僕、『アキ』ではなくて『聡弌』なんですが・・・・・急になんですか?それと・・・・・・・・・誰ですか?」
その言葉に憂華は街中のど真ん中にもかかわらず激情し叫び始めた。
「私のことがわからないっていうの?彼女のことが?わからない?しらばっくれないで!!怪我して頭でも打ったわけ?」
と叫ぶ憂華を宥めながら街中のど真ん中から路地裏にとりあえず場所を聡弌は憂華の腕を引っ張り場所を移した。
「とりあえず落ち着いてください。僕はあなたを知りませんし・・・・・・・・・」
そこで聡弌は少しそっぽを向いたので憂華が先ほどと様子の違う聡弌に静かに聞いた。
「何かあなたにも事情がありそうね・・・・・・」
すると、聡弌が憂華に静かに、
「こんなの今さっき出会った人に話すことじゃないんですけれどね・・・・・・・僕記憶がないんです。3年前以降の記憶がないんです・・・・・・・・・。」
憂華はその数字を聞いてびっくりした!
「3年前?!それは・・・・・・・空が死んだ日・・・・・・・・私達がやるはずだった結婚式の日・・・・・そしてあの放火が起きた日・・・・・・・・。」
目を見開いた憂華は聡弌を見ながら呟いた。
「これは本当にただの偶然・・・・・・・?」
すると、もうひとつ聡弌が言い出した。
「僕にはたった2つ覚えていることがあってそれが【聡弌】という僕の名前と【憂の華】という華なのかな?これだけはわからなくて・・・・・・・ただ覚えてるだけ」
そういうと、憂華がつぶやき始めた・・・・・・
「【星の夜ぞらの美しさ たれかは知るや天のナゾ 無数のヒトミ輝けば 歓喜に和む我ココロ】……無憂華よ。結婚式のブーケだったの悲しみがこれから先無いようにと願いを込めてなのに・・・・・・・・・ブーケを握る前に悲しみが起きてどうするのよね……バカ。」
すると、聡弌が気づいたかのように憂華に聞いた。
「ブーケの華かどうかは知らないけどさ、俺はこの言葉の意味を調べてはいたんだ……そしたら、君の名前『憂華』って言ったからさ。」
すると、憂華はハッとし奇跡の出会いとこの奇跡の偶然に何かを感じた・・・・・・・・。
「あなたが空じゃないなら迷惑かけたわね・・・・・・・・・」
といい憂華は昔にも感じたこの感じを抑えるように聡弌の前から立ち去ろうとするといきなり立ち去ろうとする憂華の腕をがしっと掴んだ!!
「待って!!」
いきなり腕を掴まれた憂華はびっくりして地面にヒールの先が引っ掛かりバランスを崩してしまいこけてしまったが聡弌が腕を引っ張り憂華を庇い憂華の下敷きになっていた。
「あんたなんで私を庇ったのよ?」
すると、傷だらけの聡弌が憂華に一言言った。
「男が女の子を庇うときは好意を持っているときってTVかなんかで聞きましたね……だから多分僕もその類じゃないんですかね・・・・・・・・・へへっ。」
すると、憂華が聡弌に向かって自分の頬を赤く染め聡弌の頬を右手で掴んで、
「・・・・・・・・・・・・バカ。記憶喪失でもバカなのは元からっぽいわね・・・・・・・・・・何が類よ・・・・!流されるんじゃないわよ!!自分の意志ぐらい自分で持ちなさいよ!!だから記憶喪失なんかなるんでしょ?!このヘタレ!!」
「ふぁい~」
あまりやる気のない返事を聡弌がすると憂華が
「もういっか~い!!!!!」
と返ってくるぐらいのいい恋人になりました・・・・・・・・・・・・?
fin
試しに短編で書いてみよう―。
好かったら連載にしようかな。
さすがに連載多いからなwww