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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

【魔界の第七皇子は、平穏に暮らしたい!】〜気になるあのひとは、魔族殲滅を望む復讐者でした〜

作者:柚月 なぎ
◆◇◆◇

紅藍玉(ホンランユー)は魔界の王、魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。

しかし、ある出来事をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。

紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ねてしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。

魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子たちにある試練を与えるのだが、藍玉(ランユー)はそもそも王になる気もなければ、他の皇子たちと争う気もないため、その日の内に、魔界から姿を消すのだった。


そんな " 落ちこぼれ " 皇子の護衛であり、従者でもある碧雲(ビーユン)と翠雪(ツェイシュエ)は、呆れつつも、まったくブレない思想の主を尊敬しつつも心配し、人界について行くことを決める。


かくして、三人は魔界を離れ、人界へと身を置くことになるのだが、町に着いて早々、お金がないという現実的な問題に直面する。そんな中、とある商家の当主と偶然出会い、彼の息子が原因不明の病で床に伏せっていることを相談される。

しかし連れて行かれた立派な邸には先客がおり、それが有名な門派の道士であること知るのだった。

名を白暁狼(バイシャオラン)。彼は将来有望と謳われていた道士のひとりであったが、今は門派を破門され、野良道士として各地を旅して回っていた。

数年前、妖魔に弟を殺されたその復讐心から、妖魔や鬼に対して容赦がなく、その行き過ぎた行動が、彼の破門に繋がったらしい。

本当の名を隠し「紅玉(ホンユー)」と名乗った紅藍玉は、一緒に行動する白暁狼に対して後ろめたさを感じつつも、彼が垣間見せる優しさに惹かれ始める。

魔族であることを隠し、人として生き、人のために生きることを決めた魔界の元皇子と、復讐のために生き、魔族を殺すためだけに生きる青年の、物語。


けして交わるはずのなかったふたつの運命が、今、交差する――――。

◆◇◆◇

※マークが付いているものは、暴力的、性的描写を想像させるような表現があります。苦手な方は注意。
第一章 第七皇子は平穏に暮らしたいので、死んだことにします。
登場人物紹介
2023/12/29 07:00
1-1 お金がない
2023/12/29 07:00
1-5 暁の餓狼
2024/01/02 07:00
1-6 鬼谷の谷主
2024/01/03 07:00
1-7 魔窟の中で
2024/01/04 07:00
1-8 魔都
2024/01/05 07:00
1-10 宴
2024/01/07 07:00
1-13 凶報
2024/01/10 07:00
1-15 来訪者
2024/01/12 07:00
1-17 1/10の不運
2024/01/14 07:00
1-20 六人の皇子
2024/01/17 07:00
1-21 罠
2024/01/18 07:00
1-25 旅立ち
2024/01/22 07:00
第二章 朱に交われば赤くなる
2-1 考察
2024/01/30 07:00
2-2 碧雲と翠雪
2024/01/30 10:00
2-4 疑問
2024/01/30 14:00
2-5 手がかり
2024/01/30 16:00
2-7 徒花
2024/01/30 20:00
2-9 点と線
2024/01/30 21:00
2-11 理想と現実
2024/01/30 22:00
2-12 解呪の陣
2024/01/30 22:00
2-15 また逢う日まで ※注
2024/01/31 12:00
2-16 夜明け
2024/01/31 14:00
2-19 約束 ※注
2024/01/31 18:00
2-20 染まる ※注
2024/01/31 20:00
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