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ご先祖様は浦島太郎。

ガチャリ。ドアを開ける。目の前に広がったのは。。。

そこは、、、大海原だった。

「はぁぁあっ!?」

どこでもドアかい!??

今日だけは、状況がどうあっても出勤しなければならない大事な会議のある朝。初めて企画を発表する日。今までの頑張りの成果を発表しなければならない緊張感で、昨夜は、ほとんど寝れなかった。

重くなる瞼を必死に開けられるように、コーヒーを流し込み、家のドアを開けた真白未来は、絶句した。

真白は、頭の中身も真っ白だ。よくからかわれた27年の人生が、走馬灯のように流れる。

紺色のリクルートスーツに身を包み、肩まで伸ばしたさらさらの髪をふる。いやいや。ありえないでしょ。

どうやら、頭が混乱しているようだ。深呼吸し、目を固くつぶり、ドアノブを握りしめ、、、

ることができなかった。ドアが消え、砂浜に立ちつくすのであった。さく。足元に落ちた黒の通勤カバンが、家にいたよねぇ?とつぶやくかのように。

「なんじゃこりゃぁ!」

「いらっしゃいませ!竜宮城へようこそ!」

鈴が鳴るような可愛らしい二つの声に、振り返ると、そこにいたのは、つぶらな金色の瞳にプラチナブロンドの女の子と男の子が立っていた。





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