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詩集 遠影  作者: すたた
3/8

君の声

 ◇◆◇


 ぽつんと水滴が波紋を呼ぶような

 

 君のつぶやき声が好きだ


 みずみずしいりんごの果汁がしぶきを放つような


 君のよろこびの声が好きだ


 するりと笛の筒をすりぬけたような

 

 君の疑問をなげかける時の声が好きだ


 転がるボールが跳ねて弾むような


 君のおどろいた声が好きだ


 スノービーズのクッションを揉むような


 君の子供をあやす声が好きだ


 僕の日常を彩る手離したくない音がある


 胸に染み入る穏やかな空気がそこに漂いたしかに息づいているのだ


 ◇◆◇

位置ずれを修正(2018/8/3)

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