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ダメダメっぷりが逆に愛おしい 1-1
○ダメダメっぷりが逆に愛おしい
こんな話からする 私は一般人が持ち得ない魔力みたいな特別なものを持っている
その人にしかない気という表現とは違うとも言いにくいかな
そんな私は弱い力を感知する 悪者魔族に力の一部を使わされている同学年高校生
その魔族の特性で私を反射的に攻撃して来たがまったく効かない
なんか涙目でポカスカして来るから気まぐれで体力作りを強制した
逆らえないみたいで軽い運動でも並走していて理解すぐバテると
それなのに声をかけるとすぐついて来る 彼女曰く油断した時を狙っているんだそうだ
教えて良いのかとも思ったが面白いので放置 何か家庭の事情でお友達と買い食い出来るまでどうにかとびっくりしていた
一年前よりお小遣いが増えたと言って五百円所持 買い食いで金銭ダメージを与えちゃったかもね
本当にそうだったみたいで我慢の日々を過ごさせちゃったみたい




