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詩みたいな文章  作者: 霜三矢 夜新
詩の様でどこか違う?
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 別サイトでリクエストを頂いたやつです。ジャム代さんが見てくれていたらいいんだけど。


菊片の会(詩人同士の親睦会)のメンバーです。興味のある方はメッセージをください。紹介します



 みんなは扉と聞いて何が思い浮かぶ?


 

 扉は城だとか屋敷だとか大きな建物にあるものだという意見も多いかと思う


 

 扉って考えるからスケールが大きくなるのかも


 

 「開けゴマ」って呪文で開くというのは古代の有名話だけで十分


 

 現代では扉じゃなくてドアと考えればいいかもしれないね


 

 人の住んでいるプライペートな空間、そこには基本的にあるもの


 

 開閉できるといえば鍵か



 こういう考え方をしてみよう


 

 人間の人生や心に『扉』があるということ


 

 まずはある人の人生を想像してみる


 

 中学1年生の少年、両親の不和なんかのせいで非行の道に


 

 これが第1の扉。自分を気にしてくれない反動で開く必要のないそれを開いてしまったのかも


 

 いろんな大人とかに迷惑をかけてしまっている


 

 でも今のうちに謝罪すればやんちゃですんだかもしれない


 

 これが第2の扉。でも少年の周囲の大人が(気にしてくれている同年代の友人含む)信用できなくて――


 

 邪魔をするなというオーラを出していたとはいえ止める者もいないから開けてしまう


 

 第3の扉、これを開けたら後戻りできなくなる恐れが


 

 ケンカに明け暮れる日々、親に心配された時、本当は嬉しいくせに拒絶してしまう


 

 事態の大きさに対する感覚がマヒしてきた時、夜にケンカで怪我をして補導された


 

 連絡を受けてやってきた父親。言いたい事があるとしか思えないのに黙ったままだ


 

 代わりに俺の好きな近所のメンチカツを差し出してきた


 

 それに「やり直そう」というメッセージが込められている気がした


 

 少年は涙を流しながら無心でそれにかぶりつく




 また近いうちに同じタイトルで2弾目掲載。

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