羊のふわふわ眠り歌
夜の静かな部屋。君はベッドに横になり、そっと目を閉じた。窓の外では、優しい風が木の葉を揺らしている。今日は少し疲れたね。ゆっくり、深く息を吸って……吐いて……。
僕たちは、君の頭の中の草原にいる。白い羊たち。ふわふわの毛並みが月明かりに輝いている。目の前には、木の柵が低く横たわっているよ。
「さあ、飛ぼうか」
1匹目の羊が、軽やかに跳ねる。
ポヨン……と、柵を越えて、柔らかい草の上に着地した。
2匹目。
3匹目。
sheepが1匹、sheepが2匹……
sheepが3匹、sheepが4匹……
リズムよく、ゆったりと。君の声で数えてくれるたび、僕たちは嬉しくて跳ぶよ。真顔で飛ぶ子もいれば、にこにこ笑顔で飛ぶ子もいる。たまには、ちょっと照れて柵に戻っちゃう子も。転げてしまう子もいるけど、それもみんな、君を眠りに誘うためのダンスなんだ。
5匹、6匹……
sheepが7匹、sheepが8匹……
草原はとても静か。遠くで小さな鈴の音が、チリンチリンと優しく響く。風が草をなで、星が瞬いている。君のまぶたが、だんだん重くなってきたね。
たまに、ゲストが来るよ。
ふわふわの雲みたいな子羊や、ゆっくり飛ぶ白い兎。みんな、君の頭の中を優しく通り過ぎていく。
9匹、10匹……
sheepが11匹、sheepが12匹……
声に出して数えなくても大丈夫。心の中で、ゆっくりリズムを取って。
僕たちは永遠に飛び続けるよ。君が深い眠りにつくまで、ずっと。
13匹……14匹……
体がふわっと軽くなって、温かい毛布に包まれるみたい。
肩の力、抜いて。
指先も、足の先も、だんだん遠のいていく……
sheepが15匹、sheepが16匹……
もう、目を開けなくてもいいよ。
ここは君だけの、安心できる場所。
羊たちは今日も、優しく柵を飛んでいる。
17匹……18匹……
お疲れ様。
よく頑張ったね。
19匹……20匹……
おやすみなさい。
深い、深い、幸せな夢を。
……
(約780文字。ゆっくり数えながら、もう一度最初から読んでもいいよ。羊たちはいつでも待っているから。)




