登場人物・登場機体紹介
《西側陣営》
【宇野沢 慶】
日本から月面基地に新しく配属されたパイロット。ガチタンが最強であることを世に知らしめるため闘い続ける。
乗機は“物部”
脚部が無限軌道の第一世代機で、ガチガチに固めた重装甲と、両腕の35mm機関砲による火力が持ち味。
切り札は背部に懸架した203mm榴弾砲で、宇野沢は“サンダーボルト”という技名を密かに付けている。
【萬谷 千都瀬】
“物部”専属のメカニック。月面基地における日本の技術主任でもある。
大学を飛び級で卒業し、すぐに月面基地に配属となった。
小柄で人懐っこく、年齢も相まって子供扱いされることが多いが、メカニックとしての能力は高い。
【ヴァランタイン・シュタイナー】
西ドイツから来たパイロットで、とある交換条件により宇野沢に協力している。
自分で提案している愛称は”ヴァル”
搭乗機体は“アウトバーン”
制御を度外視し、一瞬の速度のみを突き詰めた機体で、一撃離脱戦法を取る。
《ソヴィエト》
【ユーリア・アシモフ】
ソヴィエトのエリートパイロット。カザフの閉鎖都市で生まれ、子供のころから宇宙に強い憧れがあった。
乗機は“ザシートニク”
第三世代の最新鋭機で、エリートの証である紅い塗装が施されている。
アサルトライフルを装備し、高速の三次元機動による強襲からの中近距離戦闘を主な戦術とする。
【アリク・トロワイヤ】
ソヴィエトの構成国・アルメニアから派遣されたパイロット。基地内の旧式設備を改造し、ラジオ・エレヴァンという地球の海賊放送を聞いている。
ソヴィエトの第二世代標準機体“アルマータ”を元に改造した電子戦特化機体”アララト”を駆る。
【マルガレーテ(“グレートヒェン”)】
ソヴィエトの衛星国・東独から派遣されたパイロット。高度な知性を持ち、パイロットとしての技量も高いものの、マイペースで協調性に欠ける。
彼女の乗る第1世代機”ライブガルデ”は、カウンタースナイプに特化した旧式の機体。
【タマル・バグラチオン】
ソヴィエトの構成国・グルジアから派遣されたパイロット。実践的な戦闘センスと合理思考を併せ持つ優秀な青年。コーカサス山脈の麓に育ち、山岳戦に長ける。
上記は第二世代標準機体“アルマータ”を元に改造した近接戦特化機体”シャーシュカ”
《第三世界》
【李芳】
中国のパイロット。宇野沢とは悪友のような関係で、よく相談に乗る。
純朴な外見と人当たりの良さに、冷静さと狡猾さも併せ持つ策謀家。